【NOAH】金髪夫婦がGHCジュニアタッグV3 ハイレベル戦3WAY制して「防衛ロードは始まったばかり」 2025/1/1

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR" 2025』日本武道館(2025年1月1日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合3WAYマッチ ○HAYATA&YO-HEYvsAMAKUSA&宮脇純太vsカイ・フジムラ&アレハンドロ×

 元日武道館大会のオープニングを飾ったGHCジュニアタッグ王座戦は、"金髪夫婦"HAYATA&YO-HEY組が3WAYタッグ戦を制して3度目の防衛に成功した。

 宮脇&AMAKUSA組、アレハンドロ&カイ組が挑戦。昨年暮れ、YO-HEYが宮脇、HAYATAがアレハンドロにそれぞれ敗れたことから、3チーム入り乱れての王座戦が元日武道館の先陣を務めた。

 のっけから挑戦者2チームが見せ場を連発。アレハンドロ&カイが同時トペを繰り出せば。AMAKUSAも相手方二人をまとめてコルバタ、宮脇もまとめて串刺しドロップキックの餌食にして武道館をどよめかせた。

 さらにノンストップでダイブ攻撃が次々に繰り出される展開が続いたものの、まず決定機を作ったのはAMAKUSA&宮脇組。宮脇が三角飛びプランチャ、AMAKUSAが旋回式トペ・スイシーダで席巻するや、AMAKUSAの450゜スプラッシュ→宮脇の旋回式の一本背負いパワーボムでYO-HEYを追い込んだ。

 ところがアレハンドロが割って入って、今度はアレハンドロ&カイ組が見せ場を連発。アレハンドロが鮮やかなカナディアンデストロイヤーや、ハイテンポの丸め込み合戦で宮脇を追い込めば、カイとの好連係でHAYATAをも追い込み、スイングDDTやフロッグスプラッシュで次々に猛攻を加えた。

 だが、HAYATAがアレハンドロ必殺のゼログラビティを避けると、すかさずYO-HEYが飛び込む。スワンダイブで排除にきたカイをドロップキックで空中撃墜するや、返す刀でHAYATAもYO-HEYとの合体ツイスト・オブ・フェイトをアレハンドロにさく裂。続けざまに必殺403インパクトへと持ち込んで3カウントを奪ってみせた。

 最後は機をみて敏に動いた金髪夫婦が鮮やかに快勝。新春V3に成功したYO-HEYは「ボコボコにされようが、お互いの限界値を知っている。それが今日の結果や」と胸を張り「まだまだ俺たちの防衛ロードは始まったばかり」と防衛ロードを見据えた。今年はジュニアタッグリーグ戦の開催も2・11後楽園開幕で決定ずみなだけに、引き続きジュニアタッグ戦線はしばらく金髪夫婦を中心に展開されそうだ。

【試合後のHAYATA&YO-HEY】

▼YO-HEY「いやあ、いやあ、いやあ、いやあ。やったあ。新年一発目、日本武道館。このタイトルマッチ、防衛できる気しかせえへんかって。正直気持ち的にちょっと余裕だったんだけど、もしかしたらっていうのがあるし。そういうこと考えた時に今日のタイトルマッチ、2024年1月2日の有明と同じで3WAYや。それをおいらYO-HEYちゃんは1年前に経験しとった。そして、このギュンギュンのプッシュンプッシュンにつまったこのエリートチックな脳みそで考えました。どうですか? それがこの結果です。みんないきなり突っかかってきたり、大技かましてきたりとか、すごい大事なことや。でも俺らの最後の最後、あの場面見た? たとえばおいらがボッコボコにやられていようが、この人、嫁さんはおいらの体力限界値ってのを知っとる。逆に嫁さんのHAYATAがボッコボコにやられても、ここまではいけるっていう限界値、おいら夫のYO-HEYちゃんは知っている。それが今日のこの結果でございます! はい、すごくうれしい! なんかまともなことしゃべりすぎとって頭パラパラやから、どうする? 新年一発目やし、みんなの前で、めっちゃマスコミ大石、イチャイチャする?(とキスを迫る) (HAYATAが下がろうとするのを引き留めて)なんかしゃべっといて。ええと、ええと、まだまだ俺たちの防衛ロードは2025年始まったばかり。来年の…ええと…すごい頑張るぞ。何か一言」

▼HAYATA「同じや」

▼YO-HEY「今日、同じと違うと思っとった」

【試合後のAMAKUSA&宮脇】

▼AMAKUSA「双方の頂、我らに届かなかった。輝き始めたノアジュニアの未来、ノアジュニアを明るく照らすその日まで、我らは諦めぬ。夜明けは近い」

▼宮脇「最初はAMAKUSAさんの言っている意味、まったくわからなかったけど、段々と試合をするたびにわかるようになってきました。要するに、僕とAMAKUSAさんは諦めないってことですよね。僕とAMAKUSAさんのタッグ、アマミヤでノアジュニアを最高に輝かせます!」

【試合後のアレハンドロ&カイ】

▼アレハンドロ「新年一発目、またまた悔しい結果になってしまいました。金髪夫婦、やっぱりタッグチームとしてはすごいですよ。でも、アレハンドロとカイ・フジムラ、同じ香りのタッグチームで必ずだ、必ず超える。そして、ナンバーワンタッグチームになる」

▼カイ「必ず獲れる。必ず獲るぞ」

▼アレハンドロ「行こう! 次だ!」