【NOAH】Eitaが2年8ヶ月ぶりGHCジュニア戴冠 3本勝負でダガに1年越し雪辱 2025/1/1

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR" 2025』日本武道館(2025年1月1日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○Eita vs ダガ×

 Eitaが60分3本勝負で宿敵ダガを撃破。1年越しの雪辱を果たすと同時に、約2年8ヶ月ぶりとなるGHCジュニア2度目の戴冠を成し遂げた。次期挑戦者にはHAYATAが名乗りを上げた。

 メキシコで出会ってから約12年。互いを良く知る二人だが、ちょうど1年前の1・2有明アリーナ大会で行われたGHCジュニア王座戦ではダガが完勝していた。昨年NOAH入団も果たしたEitaが1年越しの雪辱戦を要求。「徹底的にやり合う」ことで合意して、今年は60分3本勝負で行われることが決まった。

 1本目から速攻勝負を仕掛けたダガは、反撃を受けたものの、Eitaのトペをジャンピングハイキックで撃墜。フェンスを踏み台にしてのスイング式DDT、トペスイシーダとたたみかけると、リングに戻っても猛威は止まらず。ダイビングフットスタンプからのディアブロウイングスで一気に3カウントを奪った。

 2本目もダガが圧倒。場外ではリフトアップして無造作に鉄柱に叩きつけると、テーブルの上でゴッチ式パイルドライバーを強行し、Eitaにさらなるダメージを与える。だが、リングアウト寸前で滑り込んだEitaはジャックナイフ式エビ固めで不意を突き、なんとか試合をイーブンに戻した。

 3本目もダガの猛攻が続いたものの、Eitaもトペコンヒーロを敢行して意地の抵抗を見せる。ダガのダイブ攻撃をImperial Unoで撃墜すると、トラウマもクリーンヒットするが、勝負は決せず。ダガも雪崩式ディアブロウイングスで逆転を狙ったが、最後はEitaが秘策のサラマンダー(雪崩式カサドーラ)で叩きつけて3カウントを奪った。

 Eitaが苦闘を乗り越えてダガに雪辱。2年8ヶ月ぶりにGHCジュニア王座に返り咲いた。「これで俺が本物のノアジュニアの顔になったぞ。誰も文句ねえだろ」と断言すると、「このベルト、俺は上手く活用させてもらうよ」と予告した。

 さっそく初防衛戦の相手が浮上した。前回の戴冠時にベルトを奪われたHAYATAだ。リングに現れて「次は俺や」と挑戦表明。相手にとって不足はない。Eitaは「久しぶりだな、あいつとこのベルトを懸けて試合をするのは。その時、俺が負けてんだよな。今回はダガにリベンジした。次はHAYATA、お前にリベンジだ」と通告した。

【Eitaの話】「さすが、元パートナーのダガだよ。効いたよ。一発一発が効いたよ。でもよ、やっとだ。あいつにリベンジできたんだよ。これで俺が本物のノアジュニアの顔になったぞ。誰も文句ねえだろ。このベルト、俺は上手く活用させてもらうよ。そして、最後の最後に来たな、HAYATA。久しぶりだな、あいつとこのベルトを懸けて試合をするのは。その時、俺が負けてんだよな。今回はダガにリベンジした。次はHAYATA、お前にリベンジだ」