【黒潮自主興行】金網リングでごう沈も15周年・黒潮が新団体旗揚げへ「これからプロレス界に新しい風を吹かせる」 2025/1/13
『黒潮TOKYOジャパン15周年 キングオブスタイルストロング』後楽園ホール(2025年1月13日) ○葛西純&竹田誠志&山下りなvs立花誠吾&花園桃花&黒潮TOKYOジャパン× 黒潮&立花&花園の新団体トリオが金網マッチで葛西&竹田&山下に敗戦。後楽園初進出で一日5試合を完走してみせた黒潮は4月の新団体旗揚げへ向けて「これからプロレス界にちょっとずつちょっとずつ新しい風を吹かせる予定です」と予告してみせた。 4試合目となったメインで黒潮が森之熊参との金網マッチに秒殺負け。試合後、葛西がやってきた。黒潮はこの日、新団体「アップタウン」の4月旗揚げを発表したばかり。「どうやらお前、新団体旗揚げするらしいな。冷静になって考えてみろ。一つの家庭もまともに築けなかったお前が、一人の女を幸せにすることすらできなかったお前が、一時でも愛した女を幸せにできなかったお前が、こいつら二人の人生背負って団体なんて運営できると思うか? どうですか? お客さん!」と苦言を呈した葛西は「そんな頭のおかしいお前が新団体旗揚げされたら、プロレス界のためにもなんねえんだよ。だから今日、お前のその新団体とやらを旗揚げする前に木っ端みじんにその野望を打ち砕く。俺っちは二人仲間を呼んでる」と宣言した。現れたのは竹田と山下。黒潮&立花&花園の新団体旗揚げメンバーが迎え撃つ金網マッチが急きょ実現した。 序盤から花園が山下のイス攻撃を食らい、黒潮の加勢を受けてスイングDDTを仕掛けてもブレーンバスターで切り返されてしまう。南側客席での乱闘となり、黒潮がラダー上からのスワントーンボムでテーブル葬を狙ったが、葛西が回避して自爆に終わった。 リングに戻っても黒潮は劣勢。葛西がテーブルの破片で脳天を殴打し、竹田は河津落としでラダー上に叩きつける。さらに葛西が三角コーンへのアトミックドロップを敢行。山下が三角コーンを尻に突き刺すと、竹田がイスで殴打し、黒潮は苦もんの連続となった。 それでも黒潮は竹田のコーナーダイブをイスに誤爆させ、ラダーで葛西と山下をまとめてなぎ倒す。立花はマンハッタンドロップ、ヤンキー座り、フロントハイキックの連続攻撃で葛西を攻め立て、大外刈りで叩きつける。ラダーを首に引っかけて回転し、3人をなで斬りにした。 だが、竹田がイスで立花の顔面を殴打して鎮圧。それでも花園が山下のイス攻撃をストレートで食い止め、黒潮は松葉杖を山下の股間に食い込ませて追撃したが、黒潮が葛西と竹田にキーボードでめった打ちにされて失速。葛西のパールハーバースプラッシュを被弾してしまう。立花も竹田のロッキンポで蹴散らされた。 それでも黒潮はジャケット張り手を連発。花園も金網上からのダイビングボディアタックを放って奮闘したが、葛西の竹串攻撃の餌食となってしまう。立花がエルボーを連発しても、葛西と竹田のダブルチョークスラムで三角コーンに叩きつけられた。黒潮がジャケット張り手を連発して粘るものの、葛西が垂直落下式タイガードライバーで鎮圧。ギター上にクロスアーム式スティミュレイションドライバーを敢行して3カウントを奪った。 黒潮が一日5試合を完走したものの金網リングでごう沈。試合後、葛西が「おい、イケメンよ。今日は楽しかったよ。こんなことしてごめんな。実は俺っちよ、前回のイケメン興行、お前に呼ばれなかったのがすごい寂しかったんだよ」と語りかけると、「イケメン、お前なら新団体設立、大丈夫だ。物凄ぇ面白いことできると思うし、プロレス界に革命を起こすことすらできるかもしれねえ」と太鼓判を押した。そして「ただ、今日は楽しかったよ。新団体作ったら、また俺っちと遊んでくれよ」とメッセージを送ると、竹田&山下とともにリングを降り、葛西コールの大合唱を浴びた。 黒潮も「あれだな、1個だけわかったことがあるよ、今日。葛西純はメンヘラ。もういいや。いい。毎回呼ぶから、攻撃をちょっと弱くしてください」と約束。「俺が団体旗揚げします。今日の興行、どうでしたか?」と問いかけると、超満員の観衆から歓声が飛んだ。 4・16新宿大会での旗揚げ戦まであと3ヵ月。黒潮は「俺とお前とお前で、俺たちにしか作れない感動を作ろうよ」と立花と花園に呼びかけると、「もっとプロレスで笑いたいし、楽しみたいし、何より感動したい。みんなと一緒に俺はプロレスで感動したい。だから、俺たちと一緒にその感動を作っていってもらえませんか?」とアピール。大きな握手が起こると、黒潮は「俺たちがこれからプロレス界にちょっとずつちょっとずつ新しい風を吹かせる予定です」とキッパリ。「みんなも知っているように、俺はこういう人間です。ああ、ダメだなと思ったら、すぐやめます」とは言いながらも、「だから絶対に面白いから、毎回来てね!」と誓ってみせた。 最後に「いくぞ! オー! 3、2、1、フィッシュ! ひとりがもうひとり、サンキュー!」と叫んで締めた黒潮。デビュー15周年の節目に新団体設立という新たな挑戦が始まる。
『黒潮TOKYOジャパン15周年 キングオブスタイルストロング』後楽園ホール(2025年1月13日)
○葛西純&竹田誠志&山下りなvs立花誠吾&花園桃花&黒潮TOKYOジャパン×
黒潮&立花&花園の新団体トリオが金網マッチで葛西&竹田&山下に敗戦。後楽園初進出で一日5試合を完走してみせた黒潮は4月の新団体旗揚げへ向けて「これからプロレス界にちょっとずつちょっとずつ新しい風を吹かせる予定です」と予告してみせた。
4試合目となったメインで黒潮が森之熊参との金網マッチに秒殺負け。試合後、葛西がやってきた。黒潮はこの日、新団体「アップタウン」の4月旗揚げを発表したばかり。「どうやらお前、新団体旗揚げするらしいな。冷静になって考えてみろ。一つの家庭もまともに築けなかったお前が、一人の女を幸せにすることすらできなかったお前が、一時でも愛した女を幸せにできなかったお前が、こいつら二人の人生背負って団体なんて運営できると思うか? どうですか? お客さん!」と苦言を呈した葛西は「そんな頭のおかしいお前が新団体旗揚げされたら、プロレス界のためにもなんねえんだよ。だから今日、お前のその新団体とやらを旗揚げする前に木っ端みじんにその野望を打ち砕く。俺っちは二人仲間を呼んでる」と宣言した。現れたのは竹田と山下。黒潮&立花&花園の新団体旗揚げメンバーが迎え撃つ金網マッチが急きょ実現した。
序盤から花園が山下のイス攻撃を食らい、黒潮の加勢を受けてスイングDDTを仕掛けてもブレーンバスターで切り返されてしまう。南側客席での乱闘となり、黒潮がラダー上からのスワントーンボムでテーブル葬を狙ったが、葛西が回避して自爆に終わった。
リングに戻っても黒潮は劣勢。葛西がテーブルの破片で脳天を殴打し、竹田は河津落としでラダー上に叩きつける。さらに葛西が三角コーンへのアトミックドロップを敢行。山下が三角コーンを尻に突き刺すと、竹田がイスで殴打し、黒潮は苦もんの連続となった。
それでも黒潮は竹田のコーナーダイブをイスに誤爆させ、ラダーで葛西と山下をまとめてなぎ倒す。立花はマンハッタンドロップ、ヤンキー座り、フロントハイキックの連続攻撃で葛西を攻め立て、大外刈りで叩きつける。ラダーを首に引っかけて回転し、3人をなで斬りにした。
だが、竹田がイスで立花の顔面を殴打して鎮圧。それでも花園が山下のイス攻撃をストレートで食い止め、黒潮は松葉杖を山下の股間に食い込ませて追撃したが、黒潮が葛西と竹田にキーボードでめった打ちにされて失速。葛西のパールハーバースプラッシュを被弾してしまう。立花も竹田のロッキンポで蹴散らされた。
それでも黒潮はジャケット張り手を連発。花園も金網上からのダイビングボディアタックを放って奮闘したが、葛西の竹串攻撃の餌食となってしまう。立花がエルボーを連発しても、葛西と竹田のダブルチョークスラムで三角コーンに叩きつけられた。黒潮がジャケット張り手を連発して粘るものの、葛西が垂直落下式タイガードライバーで鎮圧。ギター上にクロスアーム式スティミュレイションドライバーを敢行して3カウントを奪った。
黒潮が一日5試合を完走したものの金網リングでごう沈。試合後、葛西が「おい、イケメンよ。今日は楽しかったよ。こんなことしてごめんな。実は俺っちよ、前回のイケメン興行、お前に呼ばれなかったのがすごい寂しかったんだよ」と語りかけると、「イケメン、お前なら新団体設立、大丈夫だ。物凄ぇ面白いことできると思うし、プロレス界に革命を起こすことすらできるかもしれねえ」と太鼓判を押した。そして「ただ、今日は楽しかったよ。新団体作ったら、また俺っちと遊んでくれよ」とメッセージを送ると、竹田&山下とともにリングを降り、葛西コールの大合唱を浴びた。
黒潮も「あれだな、1個だけわかったことがあるよ、今日。葛西純はメンヘラ。もういいや。いい。毎回呼ぶから、攻撃をちょっと弱くしてください」と約束。「俺が団体旗揚げします。今日の興行、どうでしたか?」と問いかけると、超満員の観衆から歓声が飛んだ。
4・16新宿大会での旗揚げ戦まであと3ヵ月。黒潮は「俺とお前とお前で、俺たちにしか作れない感動を作ろうよ」と立花と花園に呼びかけると、「もっとプロレスで笑いたいし、楽しみたいし、何より感動したい。みんなと一緒に俺はプロレスで感動したい。だから、俺たちと一緒にその感動を作っていってもらえませんか?」とアピール。大きな握手が起こると、黒潮は「俺たちがこれからプロレス界にちょっとずつちょっとずつ新しい風を吹かせる予定です」とキッパリ。「みんなも知っているように、俺はこういう人間です。ああ、ダメだなと思ったら、すぐやめます」とは言いながらも、「だから絶対に面白いから、毎回来てね!」と誓ってみせた。
最後に「いくぞ! オー! 3、2、1、フィッシュ! ひとりがもうひとり、サンキュー!」と叫んで締めた黒潮。デビュー15周年の節目に新団体設立という新たな挑戦が始まる。