【ウナギ自主興行】ウナギが4・26両国へ会見 全財産かけた大勝負へ目標は4千人動員 2025/1/22

 4・26両国大会を開催するウナギ・サヤカが22日、東京・両国ビューホテルで会見。出場選手、対戦カードは未決定ながら4千人以上動員を目標に定め、出場選手を募ったうえで「お客さんに最高の気持ちになってもらうために、最高の気持ちでリングに上がるレスラーと一緒にこの両国国技館、作っていきたい」と誓った。

 ウナギが両国大会開催を発表したのが昨年9・2後楽園大会。この日、国技館至近のホテルで会見したウナギは「私、ウナギ・サヤカのプロレスのパワーはやっぱりどでかいことを叶えていくことだと思っています。どでかい夢があるからプロレスができるし、何一つあきらめないからみんなが今ついてきてくれているなと思ってます」と切り出した。周囲から「それは無理じゃない?」と言われたというが、ウナギは「私はそれが無理だと思ったことが一度もありませんし、それはなぜかというと、絶対的に自分を信じてるからです。絶対できると信じてるし、この私を絶対的に信用してついてきてくれる人が本当にたくさんいるからです」と言い切った。

 現時点でウナギ以外の出場選手は未決定で、対戦カードも当然決まっていない。しかし両国大会は全財産を注ぎ込んでの大勝負。失敗は許されない。「誰を呼ぶかによってギャラも変わってくるんですけど。本当に何人入ったらペイできるのか全然、計算できてない」とはいうものの、昨年暮れ、古巣のスターダムが4千人以上動員したことを例に挙げて「やはり4千人は呼ばないとね」と目標を設定。対戦カードは7〜8試合を予定している。

 両国大会開催を決めた時、ウナギは「凄くキラキラした目で『え、両国でやるんだ』って話しかけてきてくれたのを私は本当に忘れられなくて」と先輩レスラーたちの反応が印象に残っているという。「プロレスって本当に凄くて、観に来てくれてる方に夢とか希望とか明日を生きる力とか与えられると思っているんですけど。でも実はこれってやる側の私たちが一番持ってないといけないもの」というのがウナギの考え。自身がフリーとなってから2年間、先輩たちの姿に「何でこの人たちこんなにできるのに何も言わないんだろうとか、結構モヤモヤがずっとあって。でも、やっぱりどうしても抑圧される力というか、そういうものは存在していて。大人だから、キャリアがあるから、うまいからたぶん言えなくなってくることもたくさんあると思います」と複雑な思いを抱いてきた。

 そこでウナギは「大人だからっていうやつで何かを言えなくなってきたりとか、あきらめなきゃいけなくなってきている人たち、両国で一緒にやりませんか?」と出場選手を募った。「やっぱり夢は叶えるものと思ってます。すべてのことが叶うことがない時もあるけど、限りなく叶えるために年齢もキャリアも関係ないということをすべての人に見せていきたい。お客さんに最高の気持ちになってもらうために、最高の気持ちでリングに上がるレスラーと一緒にこの両国国技館、作っていきたい」というように“夢"をキーワードに集ったすべての選手が全力で表現する空間を作り上げるつもりだ。

 ウナギの大目標は東京ドーム大会の開催。「私の夢でもありますし、皆さん一緒に夢を叶えていって、すべての人の夢を叶えていける活力になる、そんな大会にしたいと思ってます。両国国技館、査定してやるよ!」と宣言したウナギはさらなる夢へと向かうべく、全財産、そして全精力をかけて春のビッグマッチに挑む。

☆4/26(土)東京・両国国技館『ウナギ絶好調』15:30開場、17:00開始

【会見の模様】

▼ウナギ「極彩色に駆ける傾奇者・ウナギ・サヤカです。今日は皆さん、ありがとうございます。よろしくお願いします。私、ウナギ・サヤカのプロレスのパワーはやっぱりどでかいことを叶えていくことだと思っています。どでかい夢があるからプロレスができるし、何一つあきらめないからみんなが今ついてきてくれているなと思ってます。ここに来るまで、もう本当にいろんな人に『それは無理じゃない?』とか、『それは出来ないからあきらめた方がいいと思う』とたくさん言われてきました。たぶん皆さんも生きていく中でそういうこと本当にたくさんあると思っていて。でも私はそれが無理だと思ったことが一度もありませんし、それはなぜかというと、絶対的に自分を信じてるからです。絶対できると信じてるし、それもあるんですけど、この私を絶対的に信用してついてきてくれる人が本当にたくさんいるからです。この両国国技館という場所も実際のところ、とてつもないお金もかかります。普通の人がやろうと思う金額ではないなって思うし、お金を出したからといって借りれる場所でもなくて。本当に借りれることって結構奇跡に近くて。それは私の周りにたくさんいろんな人が信じてついてきてくれるからだと思ってます。『ウナギ絶好調』最高の興行にしますので、皆さん、ご期待ください」

――発表できるカードは?

▼ウナギ「はい、現在発表できるカード、ございません」

――参戦が決定している選手はいる?

▼ウナギ「はい、ウナギ・サヤカです。以上です」

――その他に決まっている選手は?

▼ウナギ「はい、いないです」

――現在発表できるものは?

▼ウナギ「ない」

――今後、決定していくにあたり、どのように考えているか?

▼ウナギ「それはもちろん、ここ(大会ポスター)にも書いてあるんですけど、本当に全財産かけての両国になりますので、私らしく乗り込んでカードを決めていきたいと思ってます。プロレスって本当に凄くて、観に来てくれてる方が夢とか希望とか明日を生きる力とか与えられると思っているんですけど。でも実はこれってやる側の私たちが一番持ってないといけないものだと思ってます。大きい夢も、はちきれんばかりの希望も、誰よりも明日を生き抜く力と信念を持ってないといけないと思っていて。この両国が決まった時にもちろん後輩というか一緒にやってる子たちもたくさん『凄いね』って言ってきてくれたんですけど、まさかこの人がという先輩たちが凄くキラキラした目で『え、両国でやるんだ』って話しかけてきてくれたのを私は本当に忘れられなくて。そんな顔をあんまり見たことないのに、どこかで夢を語ることをやめてしまったのか、言えなくなっているのか、あきらめているのかはわかりませんが、プロレスラーがプロレスラーになると決めた時の初めてのキラキラした気持ちとか、あのベルトを獲りたいとか、あの人とやってみたいとか絶対あったはずだし、絶対もっとキラキラした気持ちでプロレスに毎試合臨んでたと思うんですよ。でも、きっと…うまくまとめれば、大人だからっていうやつで何かを言えなくなってきたりとか、あきらめなきゃいけなくなってきている人たち、両国で一緒にやりませんか? 私はこの2年間、フリーでやってきて、何でこの人たちこんなにできるのに何も言わないんだろうとか、結構モヤモヤがずっとあって。でも抑圧される力というか、そういうものは存在していて。大人だから、キャリアがあるから、うまいからたぶん言えなくなってくることもたくさんあると思います。でも私は言い続けます。なので私はここで本当にお客さんに最高の気持ちになってもらうために、最高の気持ちでリングに上がるレスラーと一緒にこの両国国技館、作っていきたいと思ってます。『ウナギ絶好調』なんですけど、すべてのプロレスラーが絶好調になって、そんな両国にしたいと思ってますので、今から皆さん乗り込みますよ。ウナギ・サヤカがお前らを査定してやるよ」

――出て欲しい選手などのプランは出来上がっている?

▼ウナギ「正直、やっぱりやりたい人とか戦いたい人というのはもちろんいるんですけど、今回に関してはマジの全財産をはたいての興行なので、ワンチャンもしかしたら、もうこれでできなくなってしまうかもしれない可能性もある。引退とまではいかないけど、本当にウナギ・サヤカ絶好調最終日になる可能性もあるので、本当にこの大会のためにカードを考えていきたいと思っているので、現時点で言える人は誰一人いません。(プランも)ないです。今からこの会見の気持ちを受け取っていただいたうえで一緒にやりたい人を決めていきたいと思います」

――全財産というのは明かせる?

▼ウナギ「0一つぐらい増えましたよ。そこまではいってないですね。それは言いすぎですね。結構貯まりまして。思いのほかって感じです。最後まで頑張ります」

――成功のラインはある

▼ウナギ「ええ? ちょっと今、もちろんオファーもしてないので、誰を呼ぶかによってギャラも変わってくるんですけど。本当に何人入ったらペイできるのか全然、計算できてないですが、やはり4千人は呼ばないとね。某スターダムとか某マリーゴールドとかは4千人ぐらい呼んでましたよね? 4千売ります」

――全部で何試合ぐらいやりたい?

▼ウナギ「何試合やります? 7か8…ぐらいですよね。最近10何試合とかやってるところとかもあるじゃないですか。(観客が)疲れちゃうと思うので、たぶん。本当に全部楽しい試合にして、そこになんとか詰め込みたいと思います。7、8ぐらいで考えてます」

――参戦選手はどのように呼びかける?

▼ウナギ「どうしましょうかね。LINEかXじゃないですか。LINEかXでお願いします」

――後楽園ではどのぐらいの費用がかかる?

▼ウナギ「これ難しいな。なんて言ったらいいんですかね。どこまで組むのかの問題もあるんですよ。照明をピカピカにするのか、ずっと明るいままにするのかでも結構、恋愛シミュレーションゲーム並みに選択肢があって。一番はカードなんですよ。だって前回の9・2の私の興行でチームエキセントリックというチームを呼んだんですよ。長与千種、(旧姓・)広田さくら。かつ、このユニットを全然どこでも見れない状態で、レフェリーが(和田)京平、そして彩羽匠。この第1試合で私は本当に軽くうん百万ぐらいギャラ払ったんですよ。(後楽園大会全体の経費は)400から600とかじゃないですかね」

――今回はそれ以上、0が1個つくぐらい?

▼ウナギ「全然もう。そうですね。えらいことが起ころうとしてます。頑張ります」

――それは一回でポンと払える?

▼ウナギ「今のところ難しいので、スポンサーさんっていうんですか。まったくルールとか知らないんですけど、ぜひ、できれば大企業の方々、よろしくお願いします。募集してます。お願いします」

――大コケしてしまったら負債を抱えることもありうる?

▼ウナギ「そうですね。そうなったら、どっかの道場の下に住みたいと思います(苦笑) そうならないように頑張ります」

――これからオファーするにあたって、どれぐらいの選手を呼びたい?

▼ウナギ「全然わかんないな。30人? 1クラスぐらい呼びます。クラスっていろんな形があると思うので、皆さんの想像されるぐらいの1クラスを呼びたいと思います。両国のことは何も決まっていないんですが、両国に向けて、昨日、文化放送のラジオ局で会見をさせていただいたんですけども、何とですね、3月4日、文化放送プロレスを始めたいと思います。文化放送の浜松町徒歩1分のスタジオでプロレスの興行を一発目、行いたいと思いますので、そちらも皆さん、ぜひ日程空けて待っていてください。ここからも繋がる両国国技館大会にしていきたいなと思ってます」

――一般観覧も可能?

▼ウナギ「後ほど決めます。普通に一般販売しますので、皆さんも来てください」

――ラジオ中継はする?

▼ウナギ「ちょっと中継は難しいので。ちゃんとしたホールがあるので、厳密にいうと一度興行のようなものが行われたらしいんですけど、私が今回、ラジオでパーソナリティーをやっていることもあって社長からOKをもらったので、公式に文化放送プロレスを始めたいと思ってます」

――ファンへメッセージを。

▼ウナギ「やっぱり夢は叶えるものと思ってます。すべてのことが叶うことがない時もあるけど、限りなく叶えるために年齢もキャリアも関係ないということをすべての人に見せていきたいと思ってます。その始まりに両国国技館がなるはずで、このあと東京ドームも待っているんじゃないでしょうか。と思っているので、皆さん一緒に、私の夢でもありますし、一緒に夢を叶えていって、すべての人の夢を叶えていける活力になる、そんな大会にしたいと思ってます。両国国技館、査定してやるよ!」