プロレス/格闘技DX

『SUNNY VOYAGE 2025〜宮脇純太 凱旋〜』香川・高松シンボルタワー1F展示場(2025年1月26日)
◯遠藤哲哉&OZAWAvsガレノ&晴斗希×

　GHCヘビー級王者のOZAWAとGHCナショナル王者の遠藤による“王者コンビ"が華麗な空中技競演で快勝。2・11後楽園大会のGHCヘビー級王座戦「(王者)OZAWAvsガレノ(挑戦者)」に向けた前哨戦で反撃星を上げたOZAWAは「反則野郎」、遠藤は「こんな団体解散して別の団体に行こうぜ」と言いたい放題に罵りまくった。

　前夜(25日)の大阪大会では関西初登場で快勝したOZAWA。おちょくりムーブも全開で場内を沸かせ、試合後にはアレハンドロのマスクを引きちぎると、素顔をペロッと舐めて「マスクマンは外のマスクは不味いが、中身の素顔がおいしい」と笑った。

　そこへガレノが救出乱入し、ガレノスペシャルでOZAWAを豪快KO。錯乱したOZAWAは「人が気持ちよくよ、アレハンドロの中身をペロペロしてるところ邪魔しやがって、この卑怯者がああああ! お前の中身もちゃーんと味確かめてやるからな!」と報復を予告していた。

　この日の高松大会ではGHCナショナル王者・遠藤との王者コンビで、ガレノ&晴斗希組と対決。パワー&ハイフライを誇るガレノから“人間爆弾式"のデッドリードライブや二人羽織式のボディプレスを浴びて押し込まれたものの、最後は晴斗希の動きを止めると、OZAWAのその場飛びシューティングスタープレス→遠藤のバーニングスタープレスの華麗空中技連係で快勝してみせた。

　王者コンビで反撃星。OZAWAは試合権のない状態で猛チャージしてきたがレノを「反則野郎!!」と罵倒し、 「必ず2・11後楽園ホール大会で、お前のマスクの中身の味を確かめたうえで、メキシコに強制帰国だ」と予告した。

　一方の遠藤も「俺に毎回コメントを求めるってことは、実はプロレスリング・ノア、俺のことが大好きだろ? だがな、俺はプロレスリング・ノアが大嫌いなんだよ。こんな団体解散して、別の団体に行こうぜ」と持ちかけたが、OZAWAは「俺はプロレスリング・ノアのこと大好きなんだけど、ちょっと上のヤツらが“アレ"なもんで。上のヤツらを(首をかっ切るポーズをしながら)全員“fire"のほうをしていただければ」とやたら流ちょうな発音で応じ、とにもかくにも高松でも言いたい放題だった。

【試合後のOZAWA&遠藤】

▼遠藤「毎回毎回コメントって、そんな喋ることなんかねえよ。おい、俺に毎回コメントを求めるってことは、実はプロレスリング・ノア、俺のことが大好きだろ? だがな、俺はプロレスリング・ノアが大嫌いなんだよ。こんな団体解散して、(OZAWAに)別の団体に行こうぜ」

▼OZAWA「(笑顔で)俺はプロレスリング・ノアのこと大好きなんだけど、ちょっと上のヤツらがね。上のヤツらがちょっと“あれ"なもんで。上のヤツらを(首をかっ切るポーズをしながら)全員“fire"のほうをしていただければ」

▼遠藤「ネイティブな発音だ」

▼OZAWA「全然プロレスリング・ノア自体には何の不満もありません。ただ!! おい、今日のガレノ、最初ガンガンガーンって、『ああ、イタッ』てなったよね。あれ見た? 俺、あれ権利ないんだわ。エンテツに渡してたの、権利を。それなにもかかわらず、あの反則!! 反則野郎!! てめえ、コノヤロー、許さねえからな。必ず2・11後楽園ホール大会で、お前のマスクの中身の味を確かめたうえで、メキシコに強制帰国だ。じゃあな、ガレノ。またお会いしましょう。The Real Rebel!」

【晴斗希の話】「(ガレノのスペイン語を訳して)今日、俺たちの負けは認めるよ。でもな、アレハンドロのマスクを破っただろ。それに関しては、俺たちは絶対に許してないぞ。だから、2月11日、後楽園ホールでOZAWAのシングルのベルトを奪ってやるって、そう言ってるよ。だから、いくぞ。俺たちがALL REBELLIONだ。Keep your eyes on me! 目を離すなよ。OK。ガレノ絶対に獲れよ」