【全日本】初参戦アジャ6人タッグ王座獲りならずも再登場予告 青柳&阿部&光留が初防衛 2025/1/26

『ニューイヤーウォーズ2025〜(株)Turks presents〜』千葉・幕張メッセ国際展示場 ホール4(2025年1月26日)
全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 ○青柳優馬&阿部史典&佐藤光留vs羆嵐&アジャコング&大森北斗×

 青柳&阿部&光留が6人タッグ王座初防衛。全日本初参戦でベルト獲りを逸したアジャは「獲るまで諦めない。もう1回この全日本に乗り込んでくる」と全日本再上陸を予告した。

 1・2後楽園大会でバカの時代トリオが6人タッグ王座を奪取。北斗軍がリマッチを要求し、この日の初防衛戦が決まった。しかも北斗軍は新戦力として女子プロレス界の超獣・アジャを投入。6人タッグ王座奪還へ盤石の布陣を敷いてきた。

 奪還を誓う北斗と羆嵐はアジャとおそろいの顔面ペイントを施して出陣。対するバカの時代はアジャに対抗するように大量の一斗缶を台車に乗せて登場した。

 北斗軍は一斗缶の山を作ったものの、逆に北斗がホイップされ、青柳の一斗缶攻撃を食らってしまう。ならばとアジャが青柳の脳天に一斗缶を振り下ろし、ブレーンバスターで青柳と阿部をまとめて投げ飛ばす大暴れ。終盤には羆嵐とのダブルタックルで青柳をねじ伏せた。

 北斗軍の奪還がちらつきかけた中、アジャが一斗缶攻撃でバカの時代をなで斬りにしたが、合体技・北斗軍スペシャルが痛恨の失敗。アジャの裏拳も北斗に誤爆してしまう。しかも一斗缶攻撃を狙う青柳を神林レフェリーが制止し、勢い余って北斗を殴る形に。すかさず青柳がTHE FOOLでダメ押しして3カウントを奪った。

 バカの時代トリオが北斗軍を連破し、6人タッグ王座初防衛。全日本初参戦でベルト獲りを逸したアジャは「レフェリーにやられるってどういうことだよ?」と不満を爆発させ、「最後はレフェリーの一撃だからね。あの野郎。次、レフェリーも入れて4対3でやってやる。獲るまで諦めない。もう1回この全日本に乗り込んでくるから」と全日本再上陸と6人タッグ王座獲りを予告。「ただ、お前(北斗)は考えておくわ。北斗軍かはわからない」との意向も示した。


【試合後の青柳&阿部&光留、北斗&羆嵐&アジャ】

※先に北斗組がコメントスペースに現れる

▼アジャ「レフェリーにやられた。大丈夫か? 北斗」

▼北斗「(羆嵐の肩を借りた状態で)俺生きてる? 生きてる? 今」

▼アジャ「生きてるから大丈夫だけど」

▼北斗「裏拳もやらなかったっすか」

▼アジャ「お前がちゃんと押さえておかないから。チャンスはいくらでもあったよ」

▼羆嵐「お前はちょっと間が悪いよ、間が」

▼アジャ「ホントだよ。だいたい北斗スペシャルは何だよ? なんでひとりで飛んでいくんだよ?」

▼羆嵐「なにやってんだよ、いつもいつも」

▼アジャ「なんで青柳を連れて来ないんだよ!」

▼羆嵐「バカ!」

▼北斗「俺が悪いの?」

▼アジャ「そうだよ。最後だってお前、結局やられたの誰だ? レフェリーにやられたんだぞ。レフェリーにやられるってどういうことだよ? お前。このヤロー」

▼北斗「裏拳で飛んでるから、全然覚えてない」

▼アジャ「知らないよ、お前。裏拳のせいにするんじゃないよ」

▼北斗「裏拳が悪いだろ」

▼アジャ「裏拳をやられたのは気のせいだ、それは」

▼北斗「吐きそうなんだけど、裏拳で」

▼アジャ「うるさいよ、お前! とにかくレフェリーが最後ダメでしょ。レフェリーの一撃だからね、あれ」

▼羆嵐「はい。見てました、僕も」

▼アジャ「絶対あれレフェリーだよな?」

▼羆嵐「神林、あいつですよ」

▼アジャ「次はレフェリーも入れて4対3でやってやるよ。レフェリーもやってやる。レフェリーもまとめてやってやる。いいよ、レフェリーを向こうに入れて、ノーレフェリーでやってやるから」

▼羆嵐「よし。やってやりましょう」

▼アジャ「絶対獲る。悔しい。獲るまで諦めない。もう1回この全日本に、今度乗り込んでくるから。ただ、お前(北斗)はちょっと考えておくわ」

▼羆嵐「お前、リーダーなのにダメ出し」

▼アジャ「北斗軍かはちょっとわからないから。(王者組が一斗缶を持ってコメントスペース近くに現れると)ガタガタうるさい! このヤロー!」

※アジャがバカの時代に襲いかかって乱闘を繰り広げる。王者組がそのまま一斗缶で北斗や羆嵐を追い払い、そのままコメント

▼光留「おい、ふざけんな。アジャコングを何人も連れて来やがって。それが北斗軍のやり方か!」

▼青柳「指切れた…」

▼阿部「血が出てる…」

▼青柳「痛い、痛い」

▼光留「アジャコングのせいだ。アジャコングを3人も連れて来たからだ。(ここで川村の個人情報を叫ぶ)」

▼阿部「それ、ホントに個人情報じゃないですか!」

▼光留「かまいやしねえよ、こんなもの。ベルトの価値よりも川村の電話番号のほうが下なんだから。かまいやしないよ。俺の言うことはすべて終わりだ」

▼阿部「どこで流血したんだよ?」

▼青柳「わかんない」

▼阿部「ああ、(血が)垂れてくる、垂れてくる。隠しておけ、これで」

▼青柳「(一斗缶で手を覆うと)危ない。センシティブになっちゃうから」

▼阿部「これに指を入れて隠しておけ」

▼青柳「なんとか勝つことができました」

※ここで鈴木が「おめでとう」と言いながら、真霜を引き連れて登場。2人は突然ビンタを打ち合い、青柳たちは「なんだ? どういうことだ?」と驚く

▼鈴木「(真霜は)バカの時代に入ったんですよ」

※戸惑う真霜に何度もビンタを浴びせる

▼光留「真霜さんってバカなんですか?」

▼真霜「バカじゃないっす」

※鈴木がまたもビンタを浴びせる

▼青柳「どっちなんですか?」

▼光留「真霜さんはバカ?」

※真霜が頷くと

▼鈴木「じゃあ、いいよ。張っていいよ」

※真霜が鈴木をビンタすると

▼阿部「今のなに?」

▼青柳「OKサインなんですかね?」

▼阿部「はいのビンタだ。(真霜が親指を立てると)バカみたいなサインだ」

▼光留「あの人、あんな人だっけ?」

▼阿部「(青柳の指を見て)血が止まってないから」

▼青柳「わかんない。興奮しすぎて血が流れてる」

▼阿部「あと、声も枯れたな」

▼青柳「ノドもやられた」

▼阿部「バカみたいな声になってる」

▼青柳「アジャコング姐さんにやられちゃた」

▼光留「アジャコング3人はずるいよな。一番センシティブだよ」

▼青柳「羆嵐、あまりにも不細工すぎて笑っちゃったよ」

▼光留「途中からどれが羆嵐かわからなくなった」

▼青柳「クマコングだったっていう」

▼光留「アジャ嵐じゃないんだ。クマコングなんだ」

▼青柳「あともう1人は大森北斗晶とかじゃない?」

▼光留「バカだな」

▼阿部「お前、バカだな」

▼青柳「ありがとうございました」

▼光留「笑いが安いな」