【AEW】日本人対決インターナショナル王座戦実現 TAKESHITAが柴田を熱戦撃破で防衛 2025/1/26

 『AEW コリジョン: ホームカミング』が現地時間25日、フロリダ州ジャクソンビルで行われ、KONOSUKE TAKESHITAと柴田勝頼の日本人初対決が実現。TAKESHITAが熱戦を制し、AEWインターナショナル王座を防衛した。

 AEW、DDT、新日本3団体所属のTAKESHITAは現在、AEWインターナショナル&NEVER無差別級2冠王に君臨。この日、AEWのリングで柴田とのシングル初対決がインターナショナル王座をかけて実現した。

 メインに組まれた日本人対決は熱戦となった。柴田がグラウンドでコントロールにかかり、腕ひしぎ逆十字を仕掛けたが、阻止したTAKESHITAがフルネルソンで捕らえても切り抜け、ヘッドシザースに捕まっても倒立で脱出。PKを繰り出したが、TAKESHITAもかいくぐった。

 なおも柴田がコーナーに追い込んでエルボーを連発。TAKESHITAが串刺し攻撃をフロントハイキックで迎撃し、場外戦に持ち込んでバリケードに投げつけたが、柴田はTAKESHITAをイスに座らせてフロントハイキックで蹴りつけた。

 TAKESHITAはエプロンDDTで逆襲。ダイビングセントーンを投下し、逆エビ固めで絞め上げる。柴田も右足をすくってアキレス腱固めで切り返したが、TAKESHITAはエルボー合戦を連打で押し込む。柴田もコーナーに追い込んでのエルボー連打、マシンガン逆水平で応戦。串刺し低空ドロップキックを顔面に突き刺した。

 すかさず柴田がミドルキックを連発し、TAKESHITAがジャーマンで投げてもサッカーボールキックで蹴り飛ばす。PKをかいくぐったTAKESHITAがエクスプロイダーで反撃し、強烈なエルボーを叩き込んでも、柴田は武者返しで応戦。スリーパーで絞め上げた。TAKESHITAはこれをひとでなしドライバーで切り返し、ジャーマンでぶん投げる。ワガママをぶち込むと、柴田も意地。即座に立ち上がってPKで蹴り飛ばした。

 ダブルダウンから立ち上がると、柴田がミドルキック連打からコブラツイストで絡みつく。ここで実況席にいたドン・キャリスがリングサイドにやってきて場内は大ブーイング。柴田はバックドロップで追い討ちをかけたが、TAKESHITAはジャーマンで応戦。柴田が再びスリーパーで絞め上げ、PKを狙ってロープに走ったものの、キャリスが場外から足をすくって妨害。それでも柴田は張り手を見舞ったが、TAKESHITAはブルーサンダーで逆襲。ラリアット、エルボー、ワガママとたたみかけると、レイジングファイヤーでダメ押しして3カウントを奪った。

 熱闘が繰り広げられた日本人対決はTAKESHITAに凱歌。インターナショナル王座防衛を果たした。