プロレス/格闘技DX

　AEWダイナマイトが現地時間29日、アラバマ州ハンツビルで行われ、ウィル・オスプレイ&ケニー・オメガが2・15『AEWグランドスラム:オーストラリア』でのタッグ対決へ向けて、KONOSUKE TAKESHITA&カイル・フレッチャーによって同時KOされる屈辱を味わわされた。

　先週、ケニー&オスプレイとTAKESHITA&フレッチャーが大乱闘を展開。2・15ブリスベン大会『AEWグランドスラム:オーストラリア』でのタッグ対決が決まった。

　この日、オスプレイがドン・キャリス・ファミリー(DCF)の一員であるブライアン・ケイジとの一騎打ちに登場した。試合前、ランス・アーチャーとともにケイジのセコンドについたドン・キャリスが「オスプレイ、お前に伝えたい重要なことがある」とビジョンを指さした。するとケニーがバックステージで何者かに暴行されたかグッタリした姿が映し出された。

　怒りに燃えるオスプレイはケイジに逆水平を連発し、ダイブ式コルバタで場外に吹き飛ばした。が、バリケード上からのダイブ攻撃をキャッチされ、ブレーンバスターで硬い床に叩きつけられてしまう。キャリスの暴行を受け、エプロンへのバックドロップを決められたオスプレイは防戦一方。ケイジに攻勢を許した。

　それでもオスプレイは起死回生のハンドスプリングレッグラリアットで反撃。サスケスペシャルを発射した。ケイジが雪崩式ブレーンバスターを敢行し、シットダウンパワーボム、雪崩式F5の猛攻に出ても3カウントを許さず。パワーボムをフランケンシュタイナーで切り返してアーチャーとの同士討ちを誘うと、スタイルズクラッシュをさく裂させて3カウントを奪った。

　試合後、アーチャーがオスプレイを暴行。ケイジとのダブルラリアットを叩き込んだ。するとケニーがイスを手にリングに飛び込み、アーチャーとケイジをリングから排除。場内は「ケニー!」チャントの大合唱となった。

　するとTAKESHITAとフレッチャーがオスプレイとケニーを背後から襲撃。TAKESHITAがケニーにひとでなしドライバー、フレッチャーがオスプレイにツームストンパイルドライバーを同時に決めて二人をKOした。オスプレイ&ケニーが屈辱。2・15タッグ対決を迎えるまでに一矢報いることはできるか。