【G馬場没25年追善興行】ニタが電撃登場 大暴走も馬場さんに捧ぐ河津落としで激勝 2025/1/31

『ジャイアント馬場没25年追善〜太陽ケア引退試合〜木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』後楽園ホール(2024年1月31日)
大仁田厚デビュー50周年記念 スペシャルストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチ ○グレート・ニタ&河上“ファイヤー"隆一&雷神矢口&宮本裕向vs葛西純&石川修司&竹田誠志&ブラックめんそーれ×

 大仁田の化身・グレート・ニタが電撃登場。大暴走を見せたものの、最後は師匠・ジャイアント馬場さんに捧ぐ河津落としでめんそーれを沈めた。

 師匠である馬場さんの没25年追善興行に愛弟子の大仁田が参戦。自身のデビュー50周年を記念し、河上&矢口&宮本と組んで、葛西&石川&竹田&めんそーれと、スペシャルストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチで激突したが、いきなりまさかの展開になった。

 大仁田は化身グレート・ニタとして電撃登場。ゴングを待たずにいきなり葛西に毒霧を噴射すると、場外乱闘になだれ込む。鎖ガマを投入して暴走すると、他の選手も次々と凶器を持ち込み、場内は大混乱に陥った。

 毒霧で顔を緑色に染めた葛西だったが、河上の額に竹串を突き刺すと、リバースタイガードライバーからパールハーバースプラッシュを落として勝負に。だが、宮本がダイビングフットスタンプで強引にカットイン。その宮本に竹田がスピアーを突き刺すと、めんそーれに場外で捕まっていたニタをリングに連行した。

 竹田はハサミを投入するも、ニタはまたまた毒霧で迎撃。有刺鉄線バット、さらにはギターで竹田を痛打する。宮本がトペコンヒーロで石川たちを場外に足止めすると、ニタはギターをめんそーれの脳天に振り下ろし、リングに設置されたテーブルでパイルドライバーをズバリ。めんそーれは必死に肩を上げて意地を見せたものの、矢口がバックドロップで援護射撃すると、ニタは鎖ガマ攻撃から最後は師匠・馬場さんに捧げる河津落としで3カウントを奪った。

 試合後はやはり大暴走。ニタは鎖ガマで葛西をいたぶると不気味な雰囲気を漂わせてリングを去っていった。

【試合後の葛西&竹田&石川&めんそーれ】

▼葛西「大丈夫か? お前。3つ獲られたの?」

▼めんそーれ「獲られました…」

▼葛西「クソー。ますますあいつがつけ上がるよ」

▼石川「あんなおじいちゃんに。悔しい」

▼竹田「今日の試合で刺激はあったか? 正直全くねえよ、ボケ。なんだ? この接待試合は。ふざけんなよ。これがデスマッチか? 俺らがやりたいデスマッチ、やってきたデスマッチと全然レベルが違えよ、バカ」

▼葛西「まあ、いい。俺たちは俺たちで今のデスマッチ突っ走っていくしかねえな。あんなコミックレスラーに付き合ってる暇はねえんだよ。それより河上、おめえに刺激感じたよ。いつでもやってやる、河上」

▼竹田「まあ、そういうことだよ」

▼めんそーれ「全部、パンダが悪いんだ!」