【NOAH】ジュニアタッグリーグへ“TBA"小田嶋奮戦も…“あまみや"AMAKUSAが乱戦に断 2025/2/2

『SUNNY VOYAGE 2025』東京たま未来メッセ(八王子市/2025年2月2日)
○AMAKUSA&小峠篤司&大原はじめ&宮脇純太vsHAYATA&YO-HEY&Eita&小田嶋大樹×

 ジュニアタッグリーグ戦出場4チームによる前哨戦でEitaとの“TBA"で出場する小田嶋が奮戦したものの、“あまみや"AMAKUSA&宮脇が乱戦を制した。

 2・11後楽園大会から開幕する「NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025」を前に、Aブロックにエントリーしている“金髪夫婦"HAYATA&YO-HEYとEita&小田嶋、Bブロックにエントリーしている“TEAM NOAH"小峠&大原とAMAKUSA&宮脇がそれぞれ組んで激突した。

 合体したとはいえ、あまみやとTEAM NOAHは互いを強烈に意識。どちらも2人だけでクイックタッチを駆使して相手方を攻撃し、仲間たちまで挑発した。そんな中でも存在感を発揮したのがTBAの小田嶋だ。小田嶋は先輩相手に果敢な動きを連発し、Eitaとの連係も披露。Eitaに小田嶋がコルバタの要領で飛びついての合体式キックなど新兵器も試し斬りした。

 その後、小田嶋が孤立したものの、Eitaが献身的にカットに入り、「しっかりしろ!」などと猛ゲキを飛ばす。Eitaの攻撃がYO-HEYに誤爆して不穏な空気が漂ったものの、その直後に小田嶋が反撃に成功。Eitaはドロップキックで相手方をナデ斬りにし、アマミヤの誤爆も誘って、何度も「TBA」コールを巻き起こした。

 息を吹き返した小田嶋も躍動。豪快なダイビングボディアタックを敢行して歓声を集めると、両軍入り乱れて得意技が連鎖した場面でも、宮脇をサイドスープレックスでぶん投げて排除し、AMAKUSAをスクールボーイで丸め込んであわやの場面を生み出した。だが、しのいだAMAKUSAはカウンターのレッグラリアットで逆転。一気に開国を投下して小田嶋から快勝となる3カウントを奪った。

 あまみやが前哨戦を制し、ジュニアタッグリーグ戦へ向けて弾みをつけた。宮脇から誤爆を謝罪されたAMAKUSAは「今朝、我にお告げがありました。見える、見えるぞ! あ・ま・み・や。そう、この先のNOAHジュニア、太陽のごとく明るく照らす我らの名はあまみや。以後お見知りおきを」と天の声によって優勝の手ごたえをより深めた。

 「さすがは方舟の未来。大見得を切るだけはありまする。そのへんのジュニアより、よほど強きものをもっておる。素晴らしい」とAMAKUSAが称えられたように、小田嶋の奮闘ぶりが大いに光った。試合中も二人への期待感を物語るように「TBA」コールも発生。Eitaから「あんだけさ、TBAコール起きたらさ、やっぱ優勝じゃなくて、その先いかないとな」と呼びかけられると、小田嶋は「GHCジュニアタッグのベルトを必ず獲ります!」とリーグ戦の先も見据えて誓ってみせた。

 1・26高松大会でEitaは「コスチューム揃えようぜ。もう赤のコスチュームとかいいから、俺はいつも緑と黒でやってるから。せっかくならNOAHカラーでいこうぜ」と呼びかけていたが、この日の小田嶋は赤のショートタイツのまま。「どう? 進んでる? 緑のコスチューム。俺さ、もともとお前よりはるかに強いパートナーいたんだけど、お前がどうしてもって言うから、そいつを蹴って組んだんだぞ。俺、お前の要件のんでやったんだぞ。次はお前の番じゃねえのか?」と問いかけられたが、小田嶋から出てくるのは「厳しいかもしれないです」、「いやあ、ちょっと間に合わないかもしれない…」と消極的な言葉ばかり。開幕戦の2・11後楽園大会は10日後。Eitaは困惑する小田嶋に構わず「厳しくないから。頼むよ。2月11日、後楽園。緑のコスチュームで来ます」と決定事項とばかりに宣言した。


【試合後のAMAKUSA&宮脇】

▼宮脇「ああクソ。AMAKUSAさん、ちょっと誤爆しちゃってすいません。これもすべて味方にいた大阪の輩のせいです。絶対あいつには負けません」

▼AMAKUSA「さすがは方舟の未来。大見得を切るだけはありまする。そのへんのジュニアより、よほど強きものをもっておる。素晴らしい。しかし、今朝、我にお告げがありました。見える、見えるぞ! あ・ま・み・や。そう、この先のNOAHジュニア、太陽のごとく明るく照らす我らの名はあまみや。以後お見知りおきを」


【試合後の小峠&大原】

▼小峠「全員敵やからな、今日は勝ったけど。ジュニアタッグに向けて感触をつかんだというか、俺らキャリアが武器やし、別にそこに向けて今調整してるから。もう、ほぼほぼ完成してるし、あとはホンマに結果、優勝。それしか見てないですね」

▼大原「ルチャして、ジャベして八王子大会、とってもムイ・ビエンだったんだけど、まだまだ正直やり足りないしね。組んでるヤツらと今度当たるわけでしょ。タッグワークというのがイマイチ全然できてなかった感じだから、やり足りないね。次、開幕まで新宿FACE大会とか新潟・長岡大会とかもあるわけだから、そこらへんでも開幕に向けて…」

▼小峠「そうやね」

▼大原「もっともっと俺たち、キラッキラなタッグ目指して頑張っていくんで、よろしく。というわけで、今日もムイ・ビエン」


【試合後のEita&小田嶋】

▼Eita「最後、だいぶガッチリ乗ったな。俺も助けにいこうと思ったけど、小峠に抑えられてたから。ごめん。助けに行けなくてごめん。でもよ、今日はTBA結成して初だったな」

▼小田嶋「はい」

▼Eita「お客さんの声聞いたか?」

▼小田嶋「聞きました」

▼Eita「あんだけさ、TBAコール起きたらさ、やっぱ優勝じゃなくて、その先いかないとな」

▼小田嶋「はい!」

▼Eita「何だっけ? その先は」

▼小田嶋「GHCジュニアタッグのベルトを必ず獲ります!」

▼Eita「そうだ、そうだ。それしかねえからな。あとタッグリーグ3連覇だ。3連覇目指していくからな」

▼小田嶋「はい!」

▼Eita「そんなことより、コスチューム。いつだっけ? 高松の時だっけ? 俺言ったよね? どう? 進んでる? 緑のコスチューム」

▼小田嶋「いや、ちょっと…」

▼Eita「1週間ぐらい経ってるでしょ。2週間? そんな手の込んだやつ作ってるの?」

▼小田嶋「いや、違うんですけど、ちょっとまだ…」

▼Eita「緑?」

▼小田嶋「いや…」

▼Eita「いやじゃないよ」

▼小田嶋「厳しいかもしれないです」

▼Eita「厳しい? せっかくだから合わせようって」

▼小田嶋「はい。気持ちはわかるんですけど…」

▼Eita「俺さ、もともとパートナーいたんだけど、お前よりはるかに強いパートナーだよ。そいつを蹴って、お前がどうしてもって言うから組んだんだぞ」

▼小田嶋「はい」

▼Eita「俺、お前の要件のんでやったんだぞ。次はお前の番じゃねえのか?」

▼小田嶋「いやあ、ちょっと間に合わないかもしれない…」

▼Eita「まだ10日ぐらいあるか。間に合うでしょ? 緑」

▼小田嶋「ちょっと厳しい…」

▼Eita「厳しくないから。頼むよ。2月11日、後楽園。緑のコスチュームできます。お願いします」

▼小田嶋「いやあ、ちょっと。すいません。ちょっと…」