【NOAH】ガレノからマスク強奪…ルチャドールOZAWAが小躍り 後楽園へ「絶対に“中身"味見してやる」 2025/2/2

『SUNNY VOYAGE 2025』東京たま未来メッセ(八王子市/2025年2月2日)
○OZAWA&遠藤哲哉vsガレノ&アレハンドロ×

 GHCヘビー級王者のOZAWAが次期挑戦者ガレノのマスクを強奪。ルチャドール化して小躍りすると、「マスクマンは中身がおいしい」の持論とともに2・11後楽園での王座戦へ“絶対味見宣言"を放った。

 「マスクマンは外から舐めても不味い。バナナと一緒で中身が美味い」。ガレノとの前哨戦を通じて、そんな経験則(?)を学習したOZAWA。2・11後楽園大会の王座戦へ、この日は八王子メインでガレノと対峙し、中盤過ぎにはボディプレスやラリアット、ニールキックや旋風脚を打ち合う激しい攻防を繰り広げた。

 とはいえパートナーはGHCナショナル王者・遠藤の王者コンビ。終盤には一気にアレハンドロに集中砲火を仕掛けて追い込むと、鮮やかなドロップキックからのビッグベンエッジ(リストクラッチ式シットダウンパワーボム)で完璧な3カウントを奪った。

 飽きたらないOZAWAは、即座にアレハンドロのマスクを剥がして“中身"を賞味しにかかったものの、ガレノが止めに入る。ならばとOZAWAもガレノの股間を蹴り上げるや、一気にマスクを引き剥がした。

 すかさずALL REBELLIONセコンドの清宮海斗、カイ・フジムラがガレノの素顔を必死に隠して徹底ガード。待望の“賞味"には至らなかったOZAWAだが、そのまま強奪したマスクをかぶるや、ルチャドール化して小躍りし、「ビバメヒコぉぉお〜!!」などと叫んで全力でおちょくりまくった。

 さらにマイクを握ったOZAWAは「おい、今日はあのガレノの中身をな、ちょっと味見し損ねちゃったな。ベルトを懸けた後楽園、2月11日、絶対に! お前の中身、味見してやるからな! The Real Rebel!」と“絶対味見宣言"を放って八王子大会をヘラヘラと締めくくった。

 残る前哨戦は2・8新宿のみ。“命"ともいわれるマスクを奪われた誇り高き若きルチャドールの反撃はあるのか。

【OZAWAの話】「おい、ガレノ。今日もお前のところのチーム負けちゃったな。最後にこのお前のマスク引っぺがしてやったぜ! でもな、ちょっとだけ邪魔が入って、お前の中身、味を確かめられなかったんだ。だからな、2月11日の後楽園で絶対に、絶対に! お前の味を確かめてやる。あっ、あとな。噂によると、お前は乳派、尻派、どちらかというと、尻派らしいな。おい、尻派? 清宮海斗も乳派か尻派で言えば、尻派と言っていたけれども、まずそもそもな、そもそも問題な。女性をそんな部位で、パーツで判断しようっていう倫理観がおかしい! もうそういう時代じゃない。そういう時代錯誤なことを言っている場合じゃない。お前はそんな倫理観でチャンピオンになれると思うなよ。俺なんてな、乳派でも尻派でもどっちでもない。どっちも好きだから。あとな、そもそも体のパーツで俺は女性を見ない。俺は誰でも…いや、どんな女性も愛せる。愛すことができる。そんな倫理観だからこそ、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級チャンピオンでいられるんだ。気持ちが優しいヤツ、すごいハイレベルな思考を持っているヤツこそが、プロレスでもいい試合をすることができるんだ。お前みたいな女性を部位で判断するようなヤツは絶対に! GHCヘビー級チャンピオンなんかにはなれない! だから、お前は2月11日後楽園ホール、絶対に俺から勝つことはできない。中身を必ず味見してやるからな。The Real Rebel」


【試合後の遠藤、ヨシ・タツ】

▼遠藤「征矢、俺にもついにナショナルくんの声が聞こえたぞ。ベルトはこう言ってる。『征矢学はタイトルマッチ乱発して誰とでもやるから、大事にされてるように感じない』ってな。ベルトはしゃべんねえよ、このヤロー! 2月11日、前回と結果は同じだ。このベルト、俺が防衛する。いつでもお前の首を狩る準備はできてる。覚えとけ」

▼ヨシ・タツ「正々堂々とかかってこい」

【ガレノの話】「とにかくものすごく腹が立つ。新宿FACEでは覚悟しておけ」