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　スマックダウンが現地時間1月31日、インディアナ州インディアナポリスで行われ、元世界ヘビー級王者ダミアン・プリーストがロイヤルランブル戦出場を宣言した。

　先週、ロウからスマックダウンに移籍したダミアンはカーメロ・ヘイズとの一騎打ちに完勝。バックステージで統一WWE王者コーディ・ローデスと遭遇し、「待ってろよチャンプ」と言い放っていた。

　優勝者がレッスルマニアでの王座挑戦権を獲得するロイヤルランブル戦の前日となったこの日、ダミアンがリングに登場。「4年前、ロウでデビューし、名を上げることに集中した。そして無名の存在から世界ヘビー級王者となった」と切り出すと、「過去を振り返るつもりはない。俺は今スマックダウンにいる。ここでの目標は王座のみだ」と断言。「それはロイヤルランブルでいろんなヤツをトップロープ越しに投げ飛ばすことから始まる。そうすればレッスルマニアのメインを確保することができる。そして俺は王者になる」とランブル戦出場と年間最大の祭典での統一WWE王座獲りをぶち上げた。

　そこへやってきたのがジェイコブ・ファトゥとタマ・トンガ。「俺とお前は似ている。ストリート出身で下から這い上がった」と語りかけたファトゥは「お前と違って閉じ込められていたが、俺は解放された。お前はスマックダウンで名を上げようとしているだろうが、それは無理だ。俺がお前を倒して、ここでのやり方を教えてやる」と宣戦布告した。

　するとダミアンは「確かに俺たちはストリート出身だな。殴り合おうぜ」と呼びかけるや、タマにトラースキックを叩き込んだ。ファトゥの雄たけびを合図に両者の殴り合いが幕開け。ダミアンがコーナーに追い込んでパンチを連打したが、息を吹き返したタマがファトゥに加勢して二人がかりで暴行した。そこへニューブラッドラインと抗争を展開中のLAナイトが登場。ラリアットでタマを蹴散らすと、ダミアンはトラースキックでファトゥに逆襲。さらにナイトがイス攻撃を叩き込んだ。

　そしてメインイベントでダミアン&ナイトとファトゥ&タマが対戦。ダミアン&ナイトはダブルフロントハイキックでファトゥを場外に吹き飛ばすなど快調に飛ばした。ダミアンはファトゥに攻勢を許しながらもフラットライナーで実況席に叩きつけて応戦。タマのスリーパーに捕まり、ヴェレノで攻め込まれたものの、最後はサウス・オブ・ヘブンを豪快に決めて3カウントを奪った。

　ダミアンがスマックダウン移籍後2連勝を飾った。が、試合後、ファトゥが襲撃。サモアンドロップで叩きつけられたダミアンはムーンサルトを食らって大の字となった。ロイヤルランブル戦優勝による統一WWE王座挑戦を描くダミアンだが、強敵・ファトゥの存在が大きな障壁となりそうだ。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。