【新日本】大阪一騎打ちへ オーカーンが海野に髪切り未遂 2025/2/3

『Road to THE NEW BEGINNING』後楽園ホール(2025年2月3日)
○マスター・ワト&海野翔太&田口隆祐vsグレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ&ジェイコブ・オースティン・ヤング×

 オーカーンが海野に髪切り未遂だ。

 2・11大阪大会の一騎打ちへ向け、オーカーンは海野のグッズを切り裂くなどやりたい放題に挑発してきた。この日はアキラ&ヤングとのトリオで田口&ワトと組んだ海野と激突。海野のタオルで顔を覆って登場し、近距離でにらみつけて挑発した。

 試合になってもオーカーンは場外戦を仕掛け、ステージ席に連行してイスで殴打。5分過ぎ、両者がリング上で対峙すると海野が低空ドロップキックで左ヒザを射抜き、加勢に飛び込んだアキラとヤングを蹴散らすとオーカーンにドロップキックを見舞っていく。串刺しエルボースマッシュ、フィッシャーマンスープレックスの連続攻撃で追撃した。

 オーカーンもダブルアームスープレックスでぶん投げて反撃。早くもイリミネーターの構えに入ったが、阻止した海野はデスライダーを狙う。不発に終わっても延髄斬りを発射。オーカーンがフロントハイキックでやり返しても、エクスプロイダーで投げ飛ばした。

 最後はワトがベンダバールでヤングを料理。海野が前哨戦を制した形となったが、試合後、オーカーンが場外で背後から襲撃。ハサミを持ち出し、「坊主になって黒パンからやり直せ!」の発言通りに髪を切ろうとした。未遂に終わると、オーカーンはファンから奪った海野Tシャツにハサミを入れて引き裂く暴挙を働いた。

 「甘やかされてチャンスをもらってるくせに、それを自分の力だと勘違いしている。それがムカつくんだよ!」と吐き捨てたオーカーンは「いいか、これが刺さる言葉ってやつだ。だから貴様が生まれ変われるように処刑してやる」と予告。「マフィア梶田のように頭全部刈って、黒パンからやり直せ」と改めて“ヤングライオン化"を迫っていた。

【オーカーンの話】「(※背中を向けてコスチュームのスポンサーロゴを見せながら)今宵もFate/Grand Order、上田功二、上田健心、K.YUKO、HAKA、安川正孝、宮根誠司、渉、琉城也、COSPA、ジーストア、キュアメイドカフェ、同盟、褒めてつかわす。(※正面に向き直って)海野、心にもねぇことをいくらほざいたところで、人の心には刺さらん。人の心がわからないのは貴様だ。それが今の現状じゃねぇか。甘やかされてチャンスをもらってるくせに、それを自分の力だと勘違いしている。それがムカつくんだよ! いいか、これが刺さる言葉ってやつだ。だから貴様が生まれ変われるように処刑してやる。マフィア梶田のように頭全部刈って、黒パンからやり直せ」

【ヤングの話】「クソッ! まただ! ああ、俺は負け続けてばかりだ! マジで自分自身にイラつく。少しだけ正直に言うよ。毎日、自分はまだまだだと思ってる。新日本プロレスは最高の場なのに、俺は負け続けてるんだ。『BEST OF THE SUPER Jr.』で最高のレスラーになりたいと言ったのに俺は勝ててない。他に何をすればいいんだ? ここに来るのをずっと願ってきたのに、自分が追いついていないように感じる。何を変えていいのかわからない。だけど何かを変えなきゃいけないんだ。違う自分にならなくちゃいけない。もっと強くなる必要があるんだ! チクショー!」

※アキラはノーコメント