【新日本】オーカーンがまたも暴挙 海野の髪切り強行も観客支持 2025/2/4
『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2025年2月4日) ○フランシスコ・アキラ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ジェイコブ・オースティン・ヤングvsエル・ファンタズモ&海野翔太&マスター・ワト&邪道× オーカーンがまたも暴挙。前日に失敗した海野の髪切りを強行したが、ブーイングと同時に「オーカーン」コールも発生した。 2・11大阪大会での一騎打ちを控える海野とオーカーンが前哨戦となる8人タッグマッチで激突した。オーカーンはこれまで海野がファンに贈呈されたベルトを破り捨て、さらに応援タオルをハサミで切り裂き、前日の後楽園大会では未遂に終わったものの、髪を切ろうとするなど暴走を続けていた。 ゴング前からオーカーンが海野を襲撃。ハサミを手にして、今宵も海野の髪を切ろうとするが、ファンタズモがハサミを奪い取って防いだ。それでもオーカーンは海野を付け狙い、客席付近まで連行すると、背中にパイプイスを振り下ろして暴行する。 前日の後楽園大会でTV王座を懸けて争った王者・ファンタズモとコブがタイトルマッチの続きとばかりに真っ向からやり合うと、邪道がファンタズモとの連係でアキラを攻め立てる。グリーンキラーがさく裂すると、オーカーンがカットに入るが、海野が呼応。先読み合戦からオーカーンが投げ捨てジャーマンを決めたものの、引かない海野はスイング式DDTで場外に分断した。その直後、巻き返しに転じたアキラはバズソーキックで邪道を足止め。一気にファイヤーボールで3カウントを奪った。 試合後、オーカーンはリング上から場外でうずくまる海野を余裕タップリに見下ろす。そして、コーナーに上がって挑発。海野は怒りの表情を浮かべながらリングを去っていくが、オーカーンは背後から襲撃すると、リングに押し込んで暴行し、一本背負いでぶん投げた。ブーイングと同時に「オーカーン」コールも発生。オーカーンはハサミを再び持ち込むと、髪の毛を容赦なく切り刻み、自分の顔に擦りつける。再びブーイングも飛んだが、それをかき消すようにまたも「オーカーン」コールに包まれた。 オーカーンは意気揚々とリングをあとに。一方、海野は怒りを爆発させるわけでもなく、醒めた表情を浮かべると、コメントスペースでは切られた髪をジッと見つめ、無言で控え室に消えていった。 一方、観客の支持を集めたオーカーンは「海野! 勘違いするなよ。言っとくが、棚橋はカッコつけたから『エース』って呼ばれたんじゃない。暗黒時代を支え、道を切り開いたから『エース』と認められたんだ。貴様が愚民どもにあーだこーだ言われるのは実力じゃねえ。実力うんぬん言うんだったらよぉ、他に言われるヤツはたくさんいる!」とバッサリ。「貴様も、プロレスラーという仕事も、泥臭さの中に本当のカッコよさがあるんだよ。モクスリーはイケメンか? 余は何でオーカーン・コールを受けた? 人の心がわからないのは、貴様だろうが」と糾弾していた。 【オーカーンの話】「(※ハサミを手に)海野! 勘違いするなよ。言っとくが、棚橋はカッコつけたから『エース』って呼ばれたんじゃない。暗黒時代を支え、道を切り開いたから『エース』と認められたんだ。貴様が愚民どもにあーだこーだ言われるのは実力じゃねえ。実力うんぬん言うんだったらよぉ、他に言われるヤツはたくさんいる! 貴様も、プロレスラーという仕事も、泥臭さの中に本当のカッコよさがあるんだよ。モクスリーはイケメンか? 余は何でオーカーン・コールを受けた? 人の心がわからないのは、貴様だろうが」 【ジェイコブの話】「昨日のここでの俺は、ありえないぐらい落ち込んでいた。自分で見直して、その様子に幻滅したよ。もうあんなことはしない。今後、床に座り込んで悲嘆に暮れるジェイコブ・オースチン・ヤングの姿を人々が見ることはないだろう。ワト、昨日は俺の全力をぶつけたが、今日はお前の全力を見せつけられた。俺はお前に勝ったことがないが、いつの日か勝つ。それを目標にすることにした。ニュージャパンのリングで、お前を倒す」 ※コブ、アキラはノーコメント 【試合後のファンタズモ&ワト】 ▼ファンタズモ「うん? なんだ? いや、出よう。(バックステージコメントを)俺がやるから。ショータにはヤツをブチのめしてほしいよ。アイツのことはポニーテールのクソ野郎と呼ぼう。(※ワトに向かって)こっちへ来いよ」 ▼ワト「センキュー!」 ▼ファンタズモ「(※ワトの赤くなった胸を指して)見てみろよ、このジェフにやられたところを」 ▼ワト「オースティン・ヤング、そしてアキラ、まだもう少し先かもしれないけど、お前らとシングルマッチができることが凄く楽しみなんだよ。うん、勢いも付いてきたし。俺自身もな、もうな、怪我なんて、そんな復帰したからなんて関係ないやろう」 ▼ファンタズモ「(※会場の観客のチャントを聞いて)ヘイ、ショータのチャントじゃなくてオーカーンのチャントが聞こえるけど、行った方がいいか?」 ▼ワト「(※英語で)ウーン、お前は行くのか?」 ▼ファンタズモ「……ショータなら大丈夫だろう。アイツにとってはいいことかもしれないしな(※と言って、先に控室へ)」 ▼ワト「OK! 『SUPER Jr.』が楽しみだよ」 ※海野、邪道はノーコメント
『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2025年2月4日)
○フランシスコ・アキラ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ジェイコブ・オースティン・ヤングvsエル・ファンタズモ&海野翔太&マスター・ワト&邪道×
オーカーンがまたも暴挙。前日に失敗した海野の髪切りを強行したが、ブーイングと同時に「オーカーン」コールも発生した。
2・11大阪大会での一騎打ちを控える海野とオーカーンが前哨戦となる8人タッグマッチで激突した。オーカーンはこれまで海野がファンに贈呈されたベルトを破り捨て、さらに応援タオルをハサミで切り裂き、前日の後楽園大会では未遂に終わったものの、髪を切ろうとするなど暴走を続けていた。
ゴング前からオーカーンが海野を襲撃。ハサミを手にして、今宵も海野の髪を切ろうとするが、ファンタズモがハサミを奪い取って防いだ。それでもオーカーンは海野を付け狙い、客席付近まで連行すると、背中にパイプイスを振り下ろして暴行する。
前日の後楽園大会でTV王座を懸けて争った王者・ファンタズモとコブがタイトルマッチの続きとばかりに真っ向からやり合うと、邪道がファンタズモとの連係でアキラを攻め立てる。グリーンキラーがさく裂すると、オーカーンがカットに入るが、海野が呼応。先読み合戦からオーカーンが投げ捨てジャーマンを決めたものの、引かない海野はスイング式DDTで場外に分断した。その直後、巻き返しに転じたアキラはバズソーキックで邪道を足止め。一気にファイヤーボールで3カウントを奪った。
試合後、オーカーンはリング上から場外でうずくまる海野を余裕タップリに見下ろす。そして、コーナーに上がって挑発。海野は怒りの表情を浮かべながらリングを去っていくが、オーカーンは背後から襲撃すると、リングに押し込んで暴行し、一本背負いでぶん投げた。ブーイングと同時に「オーカーン」コールも発生。オーカーンはハサミを再び持ち込むと、髪の毛を容赦なく切り刻み、自分の顔に擦りつける。再びブーイングも飛んだが、それをかき消すようにまたも「オーカーン」コールに包まれた。
オーカーンは意気揚々とリングをあとに。一方、海野は怒りを爆発させるわけでもなく、醒めた表情を浮かべると、コメントスペースでは切られた髪をジッと見つめ、無言で控え室に消えていった。
一方、観客の支持を集めたオーカーンは「海野! 勘違いするなよ。言っとくが、棚橋はカッコつけたから『エース』って呼ばれたんじゃない。暗黒時代を支え、道を切り開いたから『エース』と認められたんだ。貴様が愚民どもにあーだこーだ言われるのは実力じゃねえ。実力うんぬん言うんだったらよぉ、他に言われるヤツはたくさんいる!」とバッサリ。「貴様も、プロレスラーという仕事も、泥臭さの中に本当のカッコよさがあるんだよ。モクスリーはイケメンか? 余は何でオーカーン・コールを受けた? 人の心がわからないのは、貴様だろうが」と糾弾していた。
【オーカーンの話】「(※ハサミを手に)海野! 勘違いするなよ。言っとくが、棚橋はカッコつけたから『エース』って呼ばれたんじゃない。暗黒時代を支え、道を切り開いたから『エース』と認められたんだ。貴様が愚民どもにあーだこーだ言われるのは実力じゃねえ。実力うんぬん言うんだったらよぉ、他に言われるヤツはたくさんいる! 貴様も、プロレスラーという仕事も、泥臭さの中に本当のカッコよさがあるんだよ。モクスリーはイケメンか? 余は何でオーカーン・コールを受けた? 人の心がわからないのは、貴様だろうが」
【ジェイコブの話】「昨日のここでの俺は、ありえないぐらい落ち込んでいた。自分で見直して、その様子に幻滅したよ。もうあんなことはしない。今後、床に座り込んで悲嘆に暮れるジェイコブ・オースチン・ヤングの姿を人々が見ることはないだろう。ワト、昨日は俺の全力をぶつけたが、今日はお前の全力を見せつけられた。俺はお前に勝ったことがないが、いつの日か勝つ。それを目標にすることにした。ニュージャパンのリングで、お前を倒す」
※コブ、アキラはノーコメント
【試合後のファンタズモ&ワト】
▼ファンタズモ「うん? なんだ? いや、出よう。(バックステージコメントを)俺がやるから。ショータにはヤツをブチのめしてほしいよ。アイツのことはポニーテールのクソ野郎と呼ぼう。(※ワトに向かって)こっちへ来いよ」
▼ワト「センキュー!」
▼ファンタズモ「(※ワトの赤くなった胸を指して)見てみろよ、このジェフにやられたところを」
▼ワト「オースティン・ヤング、そしてアキラ、まだもう少し先かもしれないけど、お前らとシングルマッチができることが凄く楽しみなんだよ。うん、勢いも付いてきたし。俺自身もな、もうな、怪我なんて、そんな復帰したからなんて関係ないやろう」
▼ファンタズモ「(※会場の観客のチャントを聞いて)ヘイ、ショータのチャントじゃなくてオーカーンのチャントが聞こえるけど、行った方がいいか?」
▼ワト「(※英語で)ウーン、お前は行くのか?」
▼ファンタズモ「……ショータなら大丈夫だろう。アイツにとってはいいことかもしれないしな(※と言って、先に控室へ)」
▼ワト「OK! 『SUPER Jr.』が楽しみだよ」
※海野、邪道はノーコメント