【NOAH】英国トゥリュー&レイシーが圧巻3連勝でAブロック突破 3・2横浜の優勝決定戦で“あまみや"と激突 2025/2/22

『NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025』広島産業会館 東展示館(2025年2月22日)
Aブロック公式戦 ○マーク・トゥリュー&キーロン・レイシーvsアレハンドロ&カイ・フジムラ×

 英国の実力派コンビ・トゥリュー&レイシー組が無傷の3連勝でジュニアタッグリーグ戦を圧巻の突破。3・2横浜武道館大会の優勝決定戦は「(Aブロック1位)トゥリュー&レイシーvsAMAKUSA&宮脇純太(Bブロック1位)」に決まった。

 日本初登場でいきなりジュニアタッグリーグ戦に出場。初戦から現GHCジュニアタッグ王者の“金髪夫婦"HAYATA&YO-HEY組を撃破し、その後も抜群の連係バリエーションを見せつけながら、無傷2連勝でアレハンドロ&カイ組(ALL REBELLION)相手の最終公式戦に駒を進めた。

 逆転突破を果たすには勝つしかないALL REBELLIONコンビは、序盤から見せ場を連発。ダブルトラースキックから同時トペコンヒーロにつなげて、場内を盛り上げる。その後も主導権をキープ。英国コンビも巻き返したものの、カイが躍動し、トゥリューを攻め立てる。レイシーの介入をダブルトラースキックで防ぐと、トゥリューにはカイのファイナルカット、アレハンドロのダイビングボディプレスが連続して火を吹いた。

 カイはロコモーション式ブレーンバスターから再度のファイナルカットで勝負に出るも、踏ん張ったトゥリューが逆に担ぎ上げ、そこにレイシーが飛びついて合体オクラホマスタンピードが完成。さらに、ブラックフラッグ(シットダウン式パワーボム&ブレーンバスター)も繰り出すと、急行したアレハンドロをジャーマン&エルボースマッシュで返り討ちに。場外に転落したALL REBELLIONコンビにトゥリューがトップロープからケブラーダを敢行。最後はレイシーのパイルドライバーからトゥリューのトゥリュースタープレスが完璧に決まってカイを葬った。

 引き分けでも突破は可能だったが、きっちり勝ちきって無傷の3連勝。日本ではほぼ無名だった存在が、圧巻のAブロック突破を果たした。

 3・2横浜武道館大会での優勝決定戦では、Bブロックを勝ち上がった“あまみや"AMAKUSA&宮脇組と激突する。試合後、リングにやってきたあまみやと対峙し、視殺戦で火花。トゥリューは「何度も繰り返し言ってきた。最初から俺は言ってたぞ。俺らは全部の試合に勝つと。俺たちはこのジュニアタッグリーグを制して、GHCジュニアタッグのベルトも手に入れるからな」と予告してみせた。


【試合後のトゥリュー&レイシー】

▼トゥリュー「もう何度と言ってるよな」

▼レイシー「座れよ」

▼トゥリュー「椅子なんていらねえよ。何度も繰り返し言ってきた。最初から俺は言ってたぞ。俺らは全部の試合に勝つと。俺たちはこのジュニアタッグリーグを制して、GHC Jr.タッグのベルトも手に入れるからな。そしてもう一つ、カイ、アレハンドロよくもやってくれたな。俺が動けなくなるようにする気だったんだな。どいつもこいつも思い知らせてやる。このジュニアタッグリーグで優勝するのは俺たちトゥリュー&レイシー。お前らはみんなクソったれ」


【AMAKUSA&宮脇の話】

▼宮脇「よっしゃあ! あまみやもいよいよここまで来たぞ。もうみんなに不甲斐ないところは見せたくない。負けているところは見せたくないんだ。3・2横浜武道館では僕とAMAKUSAさんがトロフィーを持っている姿を見に来てください。あまみやが絶対に優勝します。ねえ? AMAKUSAさん」

▼AMAKUSA「その問いかけ、愚問ではございませんか? 強者揃いのあちらの山、全勝にて登ってきた英国のお二人。強き高き山だということ、心得ておりまする。決戦は横浜。いざ尋常に勝負! そうお二人にお伝えくだされ。我らあまみやの妙技、とくとご覧ください」


【試合後のアレハンドロ&カイ】

▼カイ「ああ、クソー」

▼アレハンドロ「僕たちのジュニアタッグリーグ、終わってしまった。でも! 現王者のEitaから勝ったという大きな手ごたえをつかんだぞ。そして、これからもアレハンドロ&カイ・フジムラはナンバー1タッグチーム目指して突っ走っていく。(カイに)いこう」

▼カイ「クソー…」