【新日本】ドラダがメキシコ国旗背負ってシューティングスター敢行 大空中戦でソベラーノ下す 2025/2/28
『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2025』東京・後楽園ホール(2025年2月28日) スペシャルシングルマッチ ○マスカラ・ドラダvsソベラーノ・ジュニア× ドラダがメキシコ国旗をマント代わりに使ってのシューティングスタープレスを敢行。ソベラーノを下して、大空中戦を制した。 FANTASTICA MANIA最終戦となる後楽園2連戦・2日目のセミファイナルで、ドラダとソベラーノによるエストレージャ対決が実現した。2代目にあたるドラダは、2023年に行われたデビュー戦でいきなりエル・デスペラードを破った実力者。昨年のFANTASTICA MANIAでも活躍し、最終戦のメインではストゥーカ・ジュニアを下している。対するソベラーノはFANTASTICA MANIAの常連選手だ。 両者とも1・5東京ドーム大会に登場し、ハイレベルの空中戦で観客の目を釘付けにしたが、今宵もハイフライヤーぶりを思う存分に発揮する。序盤からハイスピードの先読み合戦で火花を散らし、ハンドスプリングからの同時バク宙で場内をヒートアップさせると、ドラダがトルニージョを敢行。さらに、南側スタンド席の入場ゲート上からトペコンヒーロで突っ込み、「ドラダ」コールを巻き起こした。 その後もドラダは450°スプラッシュ、ハイジャック式フェイスバスターなどを決めて優勢に試合を進めたが、ソベラーノも引かずにロープに両足を固定した状態でムーンサルトプレスを投下。チョップ合戦で真っ向から競り合う。ソベラーノはドラダのムーンサルトプレスを蹴り上げて迎撃。エプロンではデュードバスターで突き刺すと、たまらず場外に転落したドラダめがけて、ランニング式ケブラーダにつなげた。さらに、容赦なくパイプイスで殴りつける。 しかし、ドラダも場外で倒れるソベラーノに対して、エプロンからシューティングスタープレスで飛翔。ステージ席からの飛びつきコルバタで追い討ちする。ソベラーノが雪崩式ブレーンバスターを決めれば、ドラダも捻りを加えて飛びつく雪崩式フランケンで譲らず。トペスイシーダ、シューティングスターアタックと連続場外ダイブも披露した。 そして、シューティングスタープレスで仕留めにかかるも、ソベラーノは回避。ドラダは不時着したものの、ソベラーノは変型ツームストンパイルドライバーで突き刺した。それでも連発はリバースカナディアンデストロイヤーで切り返したドラダは、メキシコ国旗を背負い、華麗なシューティングスタープレスで3カウントを奪った。 入場時にソベラーノが持ち込んだメキシコ国旗をマント代わりにしたドラダが激勝。大空中戦を制し、1・5東京ドーム大会に続いて大きなインパクトを残した。 「ソベラーノ、お前をリスペクトするよ。お前はいいレスラーだ。リングの上でそれを見せてくれた」と対戦相手を称えたドラダは、「今日、お前に頼みたいことがある。ここ日本だけでなく、メキシコでもやろう」と母国での再戦を熱望。「この勝利は、血と汗と涙で作れたものだ。そしてこれらを、日本の人たちだけでなく、メキシコのファンとメキシコに捧げる」と改めて国旗を掲げると、「このすごいルチャの戦いを、寝る間も惜しんで見てくれた人たち、CMLLの関係者の皆さん、メキシコ、どうもありがとう」と感謝の意を表した。
『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2025』東京・後楽園ホール(2025年2月28日)
スペシャルシングルマッチ ○マスカラ・ドラダvsソベラーノ・ジュニア×
ドラダがメキシコ国旗をマント代わりに使ってのシューティングスタープレスを敢行。ソベラーノを下して、大空中戦を制した。
FANTASTICA MANIA最終戦となる後楽園2連戦・2日目のセミファイナルで、ドラダとソベラーノによるエストレージャ対決が実現した。2代目にあたるドラダは、2023年に行われたデビュー戦でいきなりエル・デスペラードを破った実力者。昨年のFANTASTICA MANIAでも活躍し、最終戦のメインではストゥーカ・ジュニアを下している。対するソベラーノはFANTASTICA MANIAの常連選手だ。
両者とも1・5東京ドーム大会に登場し、ハイレベルの空中戦で観客の目を釘付けにしたが、今宵もハイフライヤーぶりを思う存分に発揮する。序盤からハイスピードの先読み合戦で火花を散らし、ハンドスプリングからの同時バク宙で場内をヒートアップさせると、ドラダがトルニージョを敢行。さらに、南側スタンド席の入場ゲート上からトペコンヒーロで突っ込み、「ドラダ」コールを巻き起こした。
その後もドラダは450°スプラッシュ、ハイジャック式フェイスバスターなどを決めて優勢に試合を進めたが、ソベラーノも引かずにロープに両足を固定した状態でムーンサルトプレスを投下。チョップ合戦で真っ向から競り合う。ソベラーノはドラダのムーンサルトプレスを蹴り上げて迎撃。エプロンではデュードバスターで突き刺すと、たまらず場外に転落したドラダめがけて、ランニング式ケブラーダにつなげた。さらに、容赦なくパイプイスで殴りつける。
しかし、ドラダも場外で倒れるソベラーノに対して、エプロンからシューティングスタープレスで飛翔。ステージ席からの飛びつきコルバタで追い討ちする。ソベラーノが雪崩式ブレーンバスターを決めれば、ドラダも捻りを加えて飛びつく雪崩式フランケンで譲らず。トペスイシーダ、シューティングスターアタックと連続場外ダイブも披露した。
そして、シューティングスタープレスで仕留めにかかるも、ソベラーノは回避。ドラダは不時着したものの、ソベラーノは変型ツームストンパイルドライバーで突き刺した。それでも連発はリバースカナディアンデストロイヤーで切り返したドラダは、メキシコ国旗を背負い、華麗なシューティングスタープレスで3カウントを奪った。
入場時にソベラーノが持ち込んだメキシコ国旗をマント代わりにしたドラダが激勝。大空中戦を制し、1・5東京ドーム大会に続いて大きなインパクトを残した。
「ソベラーノ、お前をリスペクトするよ。お前はいいレスラーだ。リングの上でそれを見せてくれた」と対戦相手を称えたドラダは、「今日、お前に頼みたいことがある。ここ日本だけでなく、メキシコでもやろう」と母国での再戦を熱望。「この勝利は、血と汗と涙で作れたものだ。そしてこれらを、日本の人たちだけでなく、メキシコのファンとメキシコに捧げる」と改めて国旗を掲げると、「このすごいルチャの戦いを、寝る間も惜しんで見てくれた人たち、CMLLの関係者の皆さん、メキシコ、どうもありがとう」と感謝の意を表した。