【全日本】沖縄アジアタッグ戦へ鈴木が安齊に直接勝利 田村はHAYATOをKO 2025/3/9

『ドリームパワーシリーズ2025』後楽園ホール(2025年3月9日)
○鈴木秀樹&芦野祥太郎&田村男児&井上凌vsライジングHAYATO&本田竜輝&綾部蓮&安齊勇馬×

 アジアタッグ前哨戦で鈴木が安齊の左足を徹底攻撃したうえで直接勝利。鈴木は「ELPIDAを解散させたい」との意向を示した。

 アジアタッグ王者・HAYATO&安齊が“アストロノーツ"阿部史典&野村卓矢を破り、3度目の防衛に成功。試合後、鈴木&田村が挑戦を表明し、3・15沖縄大会でのタイトルマッチが決まった。

 この日は王者・HAYATO&安齊が本田&綾部、挑戦者・鈴木&田村が芦野&井上とそれぞれ組んで激突。鈴木と田村は完全に王者二人を潰しにかかった。入場直後に奇襲すると、鈴木は安齊を徹底暴行。終盤にはマットに何度も叩きつけたり、ダブルスレッジハンマーを連打したり、逆エビ固めで絞め上げたりと安齊の左足にピンポイント攻撃を浴びせた。逆片エビ固めで捕らえると、田村はカットを狙うHAYATOをパワーボムで返り討ち。そのまま鈴木が安齊からギブアップを奪った。

 鈴木が王者・安齊に直接勝利。6日後の沖縄アジアタッグ戦へ向けて弾みをつけた。田村が「自由にやる。俺らは俺たちのようにやるだけだ。ELPIDAはELPIDAでやるだけ。そして、鈴木秀樹&田村男児もやるだけだ。俺たちのやりたいことをやるだけだ」と宣言すれば、鈴木は「ELPIDAをね、解散させたいな。ELPIDAを解散させたい」との構えをみせた。


【試合後の鈴木&田村&井上】

▼井上「勝った! 嬉しい。嬉しいけど、俺にはちょっと許せないことがある。来週にある沖縄大会、なんで俺の名前が入ってねえんだよ? ポスターも俺載ってるだろ? おかしいよな。ちょっと今、携帯あるから、対戦カード見てみるよ。ほら、6人タッグがあって、斉藤ブラザーズ、いろいろあるよ。8人タッグもある。現地の琉球ドラゴンの団体の選手もいっぱいいるよ。アジアタッグもある。なあ、なんで俺の名前が入ってねえんだ? おい、全日本プロレス。これは許されざる行為だぞ。あと、誰だ? ちょっと気になったヤツひとりいる。健斗とシングルマッチするヤツいるだろ? これ見ろ。シーサーマスク。絶対こいつが俺の出場枠を奪っただろ。まあ、知らねえマスクマンだけどよ。ちょっと1回素顔を見てみたいよ。もしこいつが東京に来たら、マスク引っぺがして……」

※あとから鈴木&田村が登場。鈴木が井上を強引に下がらせると

▼田村「自由にやる、自由にやる」

▼鈴木「やったね」

▼田村「自由にやる。自由にやる。俺らは俺たちのようにやるだけだ。ELPIDAはELPIDAでやるだけ。そして、鈴木秀樹&田村男児もやるだけだ。俺たちのやりたいことをやるだけだ」

▼鈴木「ELPIDAをね、解散させたいな。ELPIDAを解散させたい」

【芦野の話】「来週、沖縄だ。沖縄。なんくるないさ」


【試合後のHAYATO&安齋】

▼安齋「鈴木秀樹、俺は相変わらずあんたが苦手で、嫌いでしょうがないっすよ。ずっとこの(左足の)テーピングを見てると、毎回あんたのこと思い出すんすよ。去年のチャンピオン・カーニバル最終戦、あなたに負けて予選落ちして、そこからずっとずっとあなたのことが苦手です。ただ、次の沖縄、そんなこと言ってらんないんで。このアジアタッグのベルトは俺とHAYATOさんが必ず防衛させてもらいます」

▼HAYATO「久しぶりに男児ちゃんとやり合ったけど、お互い時間かけていろいろ変わったところもたくさんあるけど、やっぱり変わってないところが強いね、男児ちゃんは。今のままだったら、次やっても負けそう。だから、また新たなものを見つけて、沖縄に挑ませてもらうよ。Let's Punk」


【試合後の本田&綾部】

▼綾部「鈴木秀樹に絞め落とされて、ほとんど何もできなかったよ。メチャメチャ不甲斐ないが、沖縄、そしてチャンピオン・カーニバルと続くんだ。沖縄で斉藤ジュン&斉藤レイと決まってんだよ。このあと、メインイベントの世界タッグの行方を見届けさせてもらおうか。そして、チャンピオン・カーニバル、公式戦の組み合わせが出たみたいだけど、またその直後の試合だったから、見れてねえんだ。チェックしないと」

▼本田「チャンピオン・カーニバルが始まるんだよ! 負けてらんねえだろ!」