【岩谷の話】「IWGPの挑戦表明を受けてしまいました。4月27日横浜アリーナ、スターダムのビッグマッチ、このベルトを懸けて、10度目の防衛戦。自分は最多防衛記録を作るって、このベルトを獲った時から言ってる。IWGPの名の付くベルトの最多防衛記録を岩谷麻優が作る。だから、次の10回目は必ず防衛して、念願の12回を超えて、記録を作りたい。だから、4月の朱里との戦いは負けられないと思っている。ていうか、朱里はSareeeとシングルして、勝ったほうが次期挑戦者とか言ってたけど、ドローだったじゃん? ドローでたまたま今日朱里が言ってきただけであって、なんでそんなドローで勝ってもないのに資格あるんですか? IWGPは言えば簡単に挑戦できるベルトだと思われてるかもしれないけど、そんな簡単なベルトじゃないから。ちゃんとSareeeに勝ってから、挑戦表明をしてもらいたかったです。まあ、誰の挑戦でも受ける。それがIWGPのモットーなので、今回は仕方なく受けてあげます。でも、10回目の防衛の餌食になってもらうのは朱里。私がちゃんとチャンピオンになりたいと思います。We are STARDOM!」
『CINDERELLA TOURNAMENT 2025〜優勝決定戦〜』東京・大田区総合体育館(2025年3月15日)
○朱里&鹿島沙希&レディ・C&稲葉ともか&八神蘭奈vs葉月&コグマ&飯田沙耶&向後桃&岩谷麻優×
朱里がIWGP女子王者の岩谷から直接ピンフォール勝ちを奪うと、ベルトに挑戦表明。岩谷も受諾し、4・27横浜アリーナ大会での一騎打ちが決定的となった。
IWGP女子王者の岩谷は新日本の1・4東京ドーム大会でAZMを破り9度目の防衛に成功した。そんな岩谷への挑戦を見据えている朱里は、同じくIWGP女子王座獲りに意欲を見せるSareeeとSareee興行3・10新宿大会で一騎打ち。だが、30分時間切れ引き分けに終わっていた。
この日、岩谷と朱里はSTARSとGod's Eyeの10人タッグ戦で激突。両チームの連係が冴え渡る総力戦となったが、終盤になると、岩谷と朱里が真っ向から火花を散らした。
God's Eyeは関節技の競演で流れをたぐり寄せると、朱里が岩谷を腕固めで絞め上げる。岩谷も屈さず、激しい打撃戦へ。岩谷は向後とダブルの619を放つと、STARSの合体フェイスクラッシャーもさく裂。岩谷はすかさずダイビングボディプレスを朱里に投下した。
負けじとGod's Eyeも怒とうの連続攻撃で巻き返すと、息を吹き返した朱里は流炎をズバリ。両軍が次々とリングに飛び込み、大混戦になったものの、勝負所を逃さなかった朱里のハイキック、バズソーキックが岩谷にクリーンヒットする。最後は朱里が朱世界で岩谷を沈めた。
試合後、マイクを持った朱里は「私のための戦いを始める…。岩谷麻優から勝利するのはこの私。4月27日、横浜アリーナ! IWGP挑戦させてください」と表明。敗れた岩谷は「朱里、最高の蹴りをありがとう。意識飛んだ…。4月31日? …4月27日! 横浜アリーナ、IWGPのチャンピオン・岩谷麻優はどこでも誰でも挑戦受けてやります。次、10度目の防衛戦。キッチリあなたを倒して、二ケタ防衛して、自分がミス? ミセス? I AM? IWGPのチャンピオンになるんで、皆さん応援よろしくお願いします」と意識もうろうとしながらも受諾。「4月27日、よろしくお願いします」と朱里に呼びかけると、2人は握手を交わし、タイトル戦が決定的となった。
【朱里の話】「岩谷麻優から今日直接勝利をしました。私のための戦いを始めます。4月27日、横浜アリーナ、私が岩谷麻優に勝利する。岩谷麻優から勝たなければいけない。そして、私が岩谷麻優からあのベルトを奪い、IWGPを巻いてみせます」
【岩谷の話】「IWGPの挑戦表明を受けてしまいました。4月27日横浜アリーナ、スターダムのビッグマッチ、このベルトを懸けて、10度目の防衛戦。自分は最多防衛記録を作るって、このベルトを獲った時から言ってる。IWGPの名の付くベルトの最多防衛記録を岩谷麻優が作る。だから、次の10回目は必ず防衛して、念願の12回を超えて、記録を作りたい。だから、4月の朱里との戦いは負けられないと思っている。ていうか、朱里はSareeeとシングルして、勝ったほうが次期挑戦者とか言ってたけど、ドローだったじゃん? ドローでたまたま今日朱里が言ってきただけであって、なんでそんなドローで勝ってもないのに資格あるんですか? IWGPは言えば簡単に挑戦できるベルトだと思われてるかもしれないけど、そんな簡単なベルトじゃないから。ちゃんとSareeeに勝ってから、挑戦表明をしてもらいたかったです。まあ、誰の挑戦でも受ける。それがIWGPのモットーなので、今回は仕方なく受けてあげます。でも、10回目の防衛の餌食になってもらうのは朱里。私がちゃんとチャンピオンになりたいと思います。We are STARDOM!」