プロレス/格闘技DX

『NEW JAPAN CUP 2025』ツインメッセ静岡南館(2025年3月16日)
○EVIL&成田蓮&高橋裕二郎&SHO&金丸義信vsゲイブ・キッド&ドリラ・モロニー&SANADA&チェーズ・オーエンズ×

　ゲイブがHOUSE OF TORTURE壊滅へ向けて「ガチの武器」投入を予告した。

　激化の一途をたどるWAR DOGSとHOUSE OF TORTUREによるBULLET CLUBの内紛抗争。ゲイブはタイチとのNJC2回戦に乱入した成田への制裁を予告。一方で前日の名古屋大会ではSANADAが拷問軍の集団暴行を受けるゲイブを見殺しにする謎行動をみせていた。

　試合前、SHOが「プロレス界で一番クソしょぼいチームはよ、どこか知っとるか? WAR DOGSに決まっとるやろうが。おめえら静岡県民も静岡県もWAR DOGSもよ、この世に必要ねえんだよ。今日も余裕でボコボコにしてやる」と罵倒と挑発を展開すると、WAR DOGSの面々がやってきて場外戦で幕開け。SANADAが実況席の棚橋にEVILを投げつければ、EVILはそのさなか、棚橋の首を絞め上げる。お返しとばかりにSANADAを棚橋に激突させた。

　混乱が続いた中、中盤にゲイブと成田が対峙。串刺しラリアットを連発したゲイブはエクスプロイダーで投げ飛ばす。成田がスリーパーで絞め上げ、エクスプロイダーでやり返しても、ダブルクロスは決めさせず。EVILの介入もものともせずバックドロップで成田をぶん投げた。

　その後、WAR DOGSの新メンバー・オーエンズがSHOと金丸をなで斬りにする大立ち回りを見せたが、拷問軍はトレイン攻撃で鎮圧。セコンドについたディック東郷のパイプカットの餌食に。それでもSANADAがドロップキックで援護射撃すると、オーエンズがブレーンバスターで反撃。Cトリガーをぶち込んだが、パッケージドライバーが不発に終わると、東郷のパウダー攻撃、EVILのEVILとたたみかけた拷問軍が勝利を決めた。

　決着と同時にSANADAは花道を下がり、試合後、収まらないゲイブはイスを手に。拷問軍はあざ笑うかのようにさっさと退散した。怒りに震えるゲイブは「マジでむかつくな。昨日も言ったが、タナハシ。あいつは1年前に問題を解決するって言ったんだ。理事会がなんだ? 会社がなんだ? 何もしてないじゃねぇかよ! だから俺たちが馴染みのアイツらをやらなくちゃならねえ」と改めて社長・棚橋批判を展開。「HOUSE OF TORTUREの6つの首が欲しい!」と言い切ったゲイブは「“ガチの武器"を持ち込むしかねえな。ヤツらの肋骨にズドンとぶち込んでやるよ!」と予告した。

　それがどんなものなのか想像もつかないが、ゲイブが拷問軍壊滅に本腰を入れていることだけは間違いない。

【試合後のゲイブ&モロニー】

▼モロニー「お前の責任だ。お前のせいだ。言いたいことがあるなら言えよ。こっちはうんざりしてんだよ」

▼ゲイブ「マジでむかつくな。昨日も言ったが、タナハシ。あいつは1年前に問題を解決するって言ったんだ。理事会がなんだ? 会社がなんだ? 何もしてないじゃねぇかよ! だから俺たちが馴染みのアイツらをやらなくちゃならねえ。“ガチの武器"を持ち込むしかねえな。ヤツらの肋骨にズドンとぶち込んでやるよ!」

▼モロニー「俺たちをBULLET CLUBから追い出せると思ってるのか? お前らがぶっ壊したユニットを俺たちが救ったんだぞ! 切り裂いてやる! お前らからBULLET CLUBを完全に消し去ってやる!」

▼ゲイブ「HOUSE OF TORTUREの6つの首が欲しい! もしそれを横盗りしようとするようなヤツらがいたら、そいつらは痛い目を見ることになるぞ!」

※EVIL、成田、裕二郎、SHO、金丸はノーコメント

※SANADA、オーエンズはノーコメント