【新日本】翌日NJC準決勝へ鷹木が新崎人生ムーブ連発で海野を徹底挑発 2025/3/16

『NEW JAPAN CUP 2025』ツインメッセ静岡南館(2025年3月16日)
○辻陽太&鷹木信悟vs海野翔太&本間朋晃×

 鷹木がNEW JAPAN CUP準決勝で対決する海野を新崎人生ムーブ連発で挑発だ。

 3・17郡山大会におけるNJC準決勝で対決する海野と鷹木がこの日、本間、辻とそれぞれ組んで激突した。前日の名古屋大会で準決勝進出を決めた試合後、鷹木は「俺がお前を、極楽浄土に送ってやるよ」と海野を人生に重ね合わせるように通告していた。

 海野と向き合った鷹木は人生ムーブを連発。拝み渡りの構えをみせ、海野が阻止しても、ダブルチョップでなぎ倒して人生ばりのポーズを披露。拝んでからのセントーンは海野が自爆させ、ドロップキックで反撃したが、場外戦に持ち込んだ鷹木はエプロンでの拝み渡りを披露。場外に飛び降りてのブレーンチョップを投下した。

 動じない海野は串刺しエルボースマッシュ、フィッシャーマンスープレックスの連続攻撃で反撃。鷹木はグーパンチと逆水平の交互連打で応戦し、念仏パワーボムの構えをみせる。食い止めた海野がスイングDDTを仕掛けても阻止し、フェイントからのDDTで突き刺した。

 最後は辻がジーンブラスターで本間を仕留めてL・I・Jコンビに凱歌。試合後も鷹木はリング下の海野に念仏ポーズを見せつけた。海野は2・11大阪大会でオーカーンとの一騎打ちに敗れた試合後、自ら頭を刈って丸坊主に。NJCから再起ロードをスタートさせた。そんな海野の姿も鷹木には「落ち込んだふり」にしか映らない。「そんなヤツがベスト4に残れるほど新日本のリングは甘いのか? お前自身が新日本プロレスの足を引っ張ってんだ」と批判を展開した。

 海野には昨年のG1公式戦で敗れており雪辱戦。「大阪でテメーからデスライダーで負けてんだよ。俺から3つ獲って、いろんな選手から3つ獲ったその技を捨てて、新しい技使ってんのか?」と新技・Second Chapterを開発したことにも疑問符をつけ、「新日本プロレスのためにも、海野のためにも、もちろん俺のためにも勝たなきゃ世間にナメられるからな。最後、ファイナルに行ったろうやないか」と海野粉砕を予告してみせた。

【試合後の鷹木】

▼鷹木「海野翔太、気に食わねぇんだよ、オメーよ。何落ち込んでんだよ! 俺からしたら落ち込んでるふりをしているだけにしか見えねぇぞ、オイ! オイ、市川さん、そもそもアイツが坊主にしたの、髪切りマッチでもなんでもねぇんだろう? 映像で観ると自ら刈ってんじゃねぇか。それで結果が出ねぇからって落ち込んだふりか? バカヤロー! そんなヤツがオイ、ベスト4に残れるほど新日本のリングは甘いのか? オイ、お前自身が新日本プロレスの足を引っ張ってんだ、コラ! ふざけんなよ、コラ! 気に食わねぇんだ、とことん気に食わねぇんだ! オイ、どうしたよ、デスライダーはどうした、デスライダーは!? 俺もな、嫌なことは寝て起きたら忘れるタイプだけどな、しっかり憶えてんだよ、昨年のG1! 大阪でテメーからデスライダーで負けてんだよ。俺自身もなんで負けたかわかんねぇ。負けた気がしねぇからよ。確かに首は痛かったかもしんないけど。なのにな、俺から3つ獲って、いろんな選手から3つ獲ったその技を捨てて、新しい技使ってんのか。甘いね。俺とお前のプロレス観は180度違うな。俺はしっかりな、この辛いことが……失敗も成功も全て自分の経験として今に活かしている。お前はあっさり手のひらを返してな、今まではモクスリーの弟子のようなふりしといて、今度はなんだオイ、ノーザンライトボムなんか使ってよ、エディ・キングストンの弟子入りしたのか? オイ、市川さん、なんだよ、あの技は!? なんだ、あの技は?」

──Second Chapterという新しい技です。

▼鷹木「チャプチェ?」

──チャプターです。

▼鷹木「知らねぇよ、オイ! チャプチェだかショーンキャプチャーだか知らねぇが、そんなの俺には通用しねぇんだよ、海野。オイ、ハッキリ言っといてやる。俺は新日本プロレスのためにも、海野のためにも、もちろん俺のためにも勝たなきゃ世間にナメられるからな。オイ、最後、ファイナルに行ったろうやないか。長岡と言えば、俺の尊敬する山本五十六さんの出生地だ。俺が長岡で常在戦場というものをしっかり試合で見せてやる。だから海野、明日でお前は終わりだ」


【辻の話】「なぁ海野、変わろうとすることはいいことだ。でもな、俺から言わせれば、まずお前がしなきゃいけないことは親離れだ。何度も言うようだが、お前は俺の前に立たなきゃいけない人間なんだ。『NEW JAPAN CUP』、期待してるぞ。まぁせいぜい鷹木さんのいい相手になってくれよ」


【本間の話】「俺は永田裕志のIWGP世界ヘビーの試合を観て、俺は諦めない気持ちをたっぷりもらった。俺はもう一度、まだまだ諦めてたまるか、バカヤロー!」

※海野はノーコメント