TJPが卍固めで永井を料理すると、試合後、ファンタズモに詰め寄った。オーカーンもTVベルトをファンタズモの肩にかけ、TJPと並んで王者とにらみ合った。ファンタズモは「もうこんなタッグマッチは懲り懲りだ。駆け引きするのも、もううんざりだ。TJP……オーカーン……誰かが上がってこないといけないぞ」といら立ちを爆発。呼応するようにオーカーンが「ファンタズモ、そんなにも余と闘いたいか? そりゃそうだ。貴様は余にイギリスでもG1でもNEW JAPAN CUPでも負けてる。TJPにも負けてる。早くやり返したいよな、チャンピオンとして誇りを取り戻すために」と投げかけた。
▼コブ「(※2台のビデオカメラが)どっちも赤いライトが点いてるが、どっちを見ればいい? こっちだな、よし。『NJPW WORLD』のみんな、ちょっとしたトリビアを話そう。ここに並んでいるのは、2024年『WORLD TAG LEAGUE』の優勝チームだ。ザック・セイバーJr.とオーイワのせいで、こいつはヒザをやられた。それは動きようのない事実だ。しかし、この男は戻ってきて、ウサギのように元気に跳ね回っている。俺たちよりも速く走り回るのは……IWGPタッグ王座、ナイトーよ、Prince of Paceをどうやって追い抜く? ジェフ・コブよりは速いかもしれないが、Prince of Paceのことは、お前のそのボロボロのヒザでは無理だろう。どうする? それから……ヒロム、お前はどこにいる?」
【オーカーンの話】「ひれ伏せ、福島の愚民ども。今宵も、(※背中を向けて、コスチュームのスポンサーロゴを見せながら)Fate/Grand Order、上田功二、上田健心、K.YUKO、HAKA、安川正孝、宮根誠司、渉、琉城也、COSPA、ジーストア、キュアメイドカフェ、(※正面に向き直って)同盟、褒めてつかわす。(※両腕を後ろ手に組んで)さて、ファンタズモ、そんなにも余と闘いたいか? そりゃそうだ。貴様は余にイギリスでもG1でもNEW JAPAN CUPでも負けてる。TJPにも負けてる。早くやり返したいよな、チャンピオンとして誇りを取り戻すために。だが、顔じゃない。頭が高い。それだけじゃ、チャンピオンベルトを持ってるだけじゃ、この余と闘うには……まだふさわしくない。とある条件をクリアしたら、余が闘ってやる。その条件は、わかっんだろ?」
【オレッグの話】「オイ、(UNITED)EMPIREのメンバー。オイ、コブ、オーカーン、2人ともレスリングやってたじゃないですか。まあいつか、まだわかんない。シングル(マッチ)したことないけど、まあコブにG1で1回負けてるし、『NEW JAPAN CUP』で当たると思ったんですけど、ホントにやりたかったし、リベンジしたかったけど、まあ2人とも負けて、まあ次はいつか(闘った時は)絶対勝ちます。どこでもレスリング勝負、パワー勝負、なんで勝負しても絶対勝ちます」
『NEW JAPAN CUP 2025』ビッグパレットふくしま(2025年3月17日)
○TJP&グレート-O-カーン&ジェフ・コブ&カラム・ニューマン&ジェイコブ・オースティン・ヤングvsエル・ファンタズモ&矢野通&ボルチン・オレッグ&邪道&永井大貴×
オーカーンがTV王者・ファンタズモに「ベルトを持ってるだけじゃ、この余と闘うには……まだふさわしくない。とある条件をクリアしたら余が闘ってやる」と条件を提示した。
オーカーンがNEW JAPAN CUP1回戦でファンタズモに勝利し、TJPも3・15名古屋大会における8人タッグマッチでファンタズモにピンフォール勝ち。ファンタズモがUNITED EMPIRE対象のオープンチャレンジを宣言したことで、二人のTV王座挑戦の可能性が浮上した。
この日、オーカーンとTJPは10人タッグで王者・ファンタズモと対戦。TJPがエルボー合戦を連打で押し込まれ、腹部にサドンデスを食らうと、ファイナルカットもサムソンクラッチで切り返されたが、トラースキックで反撃。ファンタズモもすぐさまドロップキックでやり返したが、サドンデス狙いはオーカーンが串刺しラリアットで阻んだ。両軍が入り乱れる混戦模様の中、ファンタズモがサドンデスでコブを蹴散らした次の瞬間、TJPがドロップキックを見舞った。
TJPが卍固めで永井を料理すると、試合後、ファンタズモに詰め寄った。オーカーンもTVベルトをファンタズモの肩にかけ、TJPと並んで王者とにらみ合った。ファンタズモは「もうこんなタッグマッチは懲り懲りだ。駆け引きするのも、もううんざりだ。TJP……オーカーン……誰かが上がってこないといけないぞ」といら立ちを爆発。呼応するようにオーカーンが「ファンタズモ、そんなにも余と闘いたいか? そりゃそうだ。貴様は余にイギリスでもG1でもNEW JAPAN CUPでも負けてる。TJPにも負けてる。早くやり返したいよな、チャンピオンとして誇りを取り戻すために」と投げかけた。
一方でオーカーンは「顔じゃない。頭が高い。それだけじゃ、チャンピオンベルトを持ってるだけじゃ、この余と闘うには……まだふさわしくない」とバッサリ。そこで「とある条件をクリアしたら余が闘ってやる。その条件は、わかっんだろ?」とファンタズモにハードルを課した。条件については言及しなかったものの、ファンタズモがそれを満たした時、両者によるTV王座戦が実現する公算大となった。
【試合後のコブ&ニューマン】
▼コブ「(※2台のビデオカメラが)どっちも赤いライトが点いてるが、どっちを見ればいい? こっちだな、よし。『NJPW WORLD』のみんな、ちょっとしたトリビアを話そう。ここに並んでいるのは、2024年『WORLD TAG LEAGUE』の優勝チームだ。ザック・セイバーJr.とオーイワのせいで、こいつはヒザをやられた。それは動きようのない事実だ。しかし、この男は戻ってきて、ウサギのように元気に跳ね回っている。俺たちよりも速く走り回るのは……IWGPタッグ王座、ナイトーよ、Prince of Paceをどうやって追い抜く? ジェフ・コブよりは速いかもしれないが、Prince of Paceのことは、お前のそのボロボロのヒザでは無理だろう。どうする? それから……ヒロム、お前はどこにいる?」
▼ニューマン「ドコデスカ?」
▼コブ「ヒロム、お前はどこだ? ベルトも獲れたし、ツアーはもういいや、『緑のヌルヌルを顔に付けちゃうもんね』ってか? ヘッ、いいご身分だな。変なことをやってればいいさ。お前が休んでる間、俺たちはここで働いてる。自分たちのためだけじゃない。やることがないわいじゃないんだ。Fortniteを一晩中遊ぶようなことはしない。つまり、ファンたちのため。お金は大事だ。人々はお前のケツを見るためではなく、UNITED EMPIREを見るために来る」
▼ニューマン「ヒロム、ハヤク」
▼コブ「カラムにベルトを。それからナイトー、(※L・I・Jの胸を叩くポーズのあとゆっくりとシャカサインを掲げて)承認しろ」
【ヤングの話】「オレッグに振り回されるのにはウンザリだ。ダイキ・ナガイ、お前もまた同じようなことをしてみろ。ぶっ飛ばしてやるからな」
【オーカーンの話】「ひれ伏せ、福島の愚民ども。今宵も、(※背中を向けて、コスチュームのスポンサーロゴを見せながら)Fate/Grand Order、上田功二、上田健心、K.YUKO、HAKA、安川正孝、宮根誠司、渉、琉城也、COSPA、ジーストア、キュアメイドカフェ、(※正面に向き直って)同盟、褒めてつかわす。(※両腕を後ろ手に組んで)さて、ファンタズモ、そんなにも余と闘いたいか? そりゃそうだ。貴様は余にイギリスでもG1でもNEW JAPAN CUPでも負けてる。TJPにも負けてる。早くやり返したいよな、チャンピオンとして誇りを取り戻すために。だが、顔じゃない。頭が高い。それだけじゃ、チャンピオンベルトを持ってるだけじゃ、この余と闘うには……まだふさわしくない。とある条件をクリアしたら、余が闘ってやる。その条件は、わかっんだろ?」
※TJPはノーコメント
【ファンタズモの話】「(※NJPW WORLD認定TV王座のベルトをフロアに投げ置いて)もうこんなタッグマッチは懲り懲りだ。駆け引きするのも、もううんざりだ。TJP……オーカーン……誰かが上がってこないといけないぞ。そしたら、その次はELPのオープンチャレンジの仕切り直しだ。アリガトウ」
【オレッグの話】「オイ、(UNITED)EMPIREのメンバー。オイ、コブ、オーカーン、2人ともレスリングやってたじゃないですか。まあいつか、まだわかんない。シングル(マッチ)したことないけど、まあコブにG1で1回負けてるし、『NEW JAPAN CUP』で当たると思ったんですけど、ホントにやりたかったし、リベンジしたかったけど、まあ2人とも負けて、まあ次はいつか(闘った時は)絶対勝ちます。どこでもレスリング勝負、パワー勝負、なんで勝負しても絶対勝ちます」
【永井の話】「ジェイコブだのジェフ・コブだの、TJPだのニューマンだの、ウォルトマンだの、みんなかっこいい名前ばっかりつけやがってよ、バカ野郎。全員、俺に負けたら、田中太郎に改名しろ」
※矢野、邪道はノーコメント