【新日本】棚橋がJ4Gに本隊入りを要請 タイチ「俺たちの方向性考える」 2025/3/17
『NEW JAPAN CUP 2025』ビッグパレットふくしま(2025年3月17日) ○SANADA&デビッド・フィンレー&ドリラ・モロニーvsタイチ&上村優也&TAKAみちのく× 上村がお返しとばかりに試合後のSANADAを襲撃したものの、急所蹴りで返り討ちに。社長・棚橋がBULLET CLUB勢の悪の猛威を止めるべく、Just 4 Guysに本隊入りを要請した。 上村は3・8後楽園大会におけるNJC1回戦でSANADAに丸め込みで勝利。2回戦でYOSHI-HASHIも破ったものの、3・15名古屋大会での準々決勝でフィンレーに敗れ、試合後、襲撃してきたSANADAのデッドフォールでKOされた。上村は「次こそあいつに『参った』言わせてやる」と報復を見据えていた。 この日、両者が6人タッグで激突。WAR DOGSが奇襲攻撃に出ると、SANADAは上村を場外に連れ出して客席に投げつける。リング上でも対峙すると、上村がアームホイップ、ドロップキックで攻め立て、逆水平を連発。バックドロップで叩きつけた。 SANADAも低空ドロップキックで左ヒザを射抜いて止め、ロープを蹴り上げる急所攻撃をお見舞い。TKO、Skull Endは上村が食い止め、フランケンシュタイナーでやり返した。が、最後はSANADAが急所蹴りからのSkull EndでTAKAを料理。試合後、上村がお返しとばかりに襲撃し、何度も殴りつけたが、SANADAはホイップ式急所蹴りで返り討ちにした。 試合後、バックステージに戻ってきたJ4Gトリオの前に意外な男が現れた。社長・棚橋だ。「タイチ、上村、TAKAさん……単刀直入に、手を組もう。いや、DOUKIも含めた4人……本隊に入って。Just 4 Guysの魂は持ってたらいいから」と要請した棚橋は「BULLET CLUBの反則、介入で離れていくファンを失う方が新日本にとっては問題だから。1回、みんなで考えといて」と訴えた。 タイチが「社長、本隊に俺たちの力が必要ってことですか?」と問うと、棚橋は「必要! 新日本プロレスを好きになってくれたファンのみんなに、ガッカリさせたくないから、必要なんだ。必要」と即答した。が、突然の呼びかけにタイチは「俺ら3人だからみじめか? それとも本当に俺らが必要なのか? だけど、俺らは俺らでやってんだ。そんな急に言われたってよ。DOUKIだって、DOUKIのことだって俺は待ってんだ。そんなこと急に言われたってよ……わかんねえよ」と困惑。それでも「もう1回落ち着いて、3人、いや4人で、DOUKIも呼んでもう1回、俺たちの方向性、考えてやります」との意向を示した。 CHAOSが本隊に合流したばかり。BULLET CLUBの悪の猛威を止めるべく、棚橋は本隊の戦力増強に動いた。これを受けてJ4G勢はどんな結論を出すのか。 【フィンレーの話】「悪くない。悪くないじゃないか。SANADAは冷血なヤツなんだ! だが冷血だというだけでなく、WAR DOGSのメンバーなら誰でも知っていることを知っている。従わないヤツには終わりしかない。今日はショータとシンゴのビッグマッチだな! どちらが勝つのか楽しみだよ。限界の限り110%の力で闘うんだろうな。しかし正直言って、お前らの努力など意味がない。ムダなんだ。わかるか? 結局、その闘いは俺に倒されるヤツを決めるだけのものだ。『NEW JAPAN CUP』は俺のもの。あともう一つ死体が並べば、ゴールドが手に入る」 ※モロニー&SANADAはノーコメント 【試合後のタイチ、棚橋】 ▼タイチ「(※先にコメントスペースにやって来て無言のまま座り込んでいるTAKAに小声で一言)大丈夫か? (※上村を迎え入れ、小声でつぶやく)クソッ……。(※片ヒザを着き)結局、俺と優也、トーナメント終わっちまったけどよ……3人はまだあきらめねえから。俺らは俺でやれることまだあんだよ。せっかく優也も戻ってきて、こっからなんだよ。こっから、こっからだ……。お前もな、TAKA。まだいけるよな? たった3人でもやれることはあんだ。クソッ……。(※立ち上がり)…………(しばらく無言)」 ▼棚橋「(※コメントスペースに入ってきて)タイチ、上村、TAKAさん……単刀直入に、手を組もう。いや、DOUKIも含めた4人……本隊に入って。Just 4 Guysの魂は持ってたらいいから。それよりもBULLET CLUBの反則、介入で離れていくファンを失う方が新日本にとっては問題だから。1回、みんなで考えといて」 ▼タイチ「(※立ち去ろうとする棚橋を呼び止める形で)社長、本隊に俺たちの力が必要ってことですか?」 ▼棚橋「必要! 新日本プロレスを好きになってくれたファンのみんなに、ガッカリさせたくないから、必要なんだ。必要(※と言い残して立ち去る)」 ▼タイチ「……………………まさかそんなこと言われるとはな……。みじめか? 俺ら3人だからみじめか? それとも本当に俺らが必要なのか? だけど、俺らは俺らでやってんだ。そんな急に言われたってよ。DOUKIだって、DOUKIのことだって俺は待ってんだ。そんなこと急に言われたってよ……わかんねえよ」 ※3人ともしばらく無言 ▼タイチ「(※1人残って)わかんねえよ。もう1回落ち着いて、3人、いや4人で、DOUKIも呼んでもう1回、俺たちの方向性、考えてやります」 ※上村&TAKAは一言も言葉を発せず
『NEW JAPAN CUP 2025』ビッグパレットふくしま(2025年3月17日)
○SANADA&デビッド・フィンレー&ドリラ・モロニーvsタイチ&上村優也&TAKAみちのく×
上村がお返しとばかりに試合後のSANADAを襲撃したものの、急所蹴りで返り討ちに。社長・棚橋がBULLET CLUB勢の悪の猛威を止めるべく、Just 4 Guysに本隊入りを要請した。
上村は3・8後楽園大会におけるNJC1回戦でSANADAに丸め込みで勝利。2回戦でYOSHI-HASHIも破ったものの、3・15名古屋大会での準々決勝でフィンレーに敗れ、試合後、襲撃してきたSANADAのデッドフォールでKOされた。上村は「次こそあいつに『参った』言わせてやる」と報復を見据えていた。
この日、両者が6人タッグで激突。WAR DOGSが奇襲攻撃に出ると、SANADAは上村を場外に連れ出して客席に投げつける。リング上でも対峙すると、上村がアームホイップ、ドロップキックで攻め立て、逆水平を連発。バックドロップで叩きつけた。
SANADAも低空ドロップキックで左ヒザを射抜いて止め、ロープを蹴り上げる急所攻撃をお見舞い。TKO、Skull Endは上村が食い止め、フランケンシュタイナーでやり返した。が、最後はSANADAが急所蹴りからのSkull EndでTAKAを料理。試合後、上村がお返しとばかりに襲撃し、何度も殴りつけたが、SANADAはホイップ式急所蹴りで返り討ちにした。
試合後、バックステージに戻ってきたJ4Gトリオの前に意外な男が現れた。社長・棚橋だ。「タイチ、上村、TAKAさん……単刀直入に、手を組もう。いや、DOUKIも含めた4人……本隊に入って。Just 4 Guysの魂は持ってたらいいから」と要請した棚橋は「BULLET CLUBの反則、介入で離れていくファンを失う方が新日本にとっては問題だから。1回、みんなで考えといて」と訴えた。
タイチが「社長、本隊に俺たちの力が必要ってことですか?」と問うと、棚橋は「必要! 新日本プロレスを好きになってくれたファンのみんなに、ガッカリさせたくないから、必要なんだ。必要」と即答した。が、突然の呼びかけにタイチは「俺ら3人だからみじめか? それとも本当に俺らが必要なのか? だけど、俺らは俺らでやってんだ。そんな急に言われたってよ。DOUKIだって、DOUKIのことだって俺は待ってんだ。そんなこと急に言われたってよ……わかんねえよ」と困惑。それでも「もう1回落ち着いて、3人、いや4人で、DOUKIも呼んでもう1回、俺たちの方向性、考えてやります」との意向を示した。
CHAOSが本隊に合流したばかり。BULLET CLUBの悪の猛威を止めるべく、棚橋は本隊の戦力増強に動いた。これを受けてJ4G勢はどんな結論を出すのか。
【フィンレーの話】「悪くない。悪くないじゃないか。SANADAは冷血なヤツなんだ! だが冷血だというだけでなく、WAR DOGSのメンバーなら誰でも知っていることを知っている。従わないヤツには終わりしかない。今日はショータとシンゴのビッグマッチだな! どちらが勝つのか楽しみだよ。限界の限り110%の力で闘うんだろうな。しかし正直言って、お前らの努力など意味がない。ムダなんだ。わかるか? 結局、その闘いは俺に倒されるヤツを決めるだけのものだ。『NEW JAPAN CUP』は俺のもの。あともう一つ死体が並べば、ゴールドが手に入る」
※モロニー&SANADAはノーコメント
【試合後のタイチ、棚橋】
▼タイチ「(※先にコメントスペースにやって来て無言のまま座り込んでいるTAKAに小声で一言)大丈夫か? (※上村を迎え入れ、小声でつぶやく)クソッ……。(※片ヒザを着き)結局、俺と優也、トーナメント終わっちまったけどよ……3人はまだあきらめねえから。俺らは俺でやれることまだあんだよ。せっかく優也も戻ってきて、こっからなんだよ。こっから、こっからだ……。お前もな、TAKA。まだいけるよな? たった3人でもやれることはあんだ。クソッ……。(※立ち上がり)…………(しばらく無言)」
▼棚橋「(※コメントスペースに入ってきて)タイチ、上村、TAKAさん……単刀直入に、手を組もう。いや、DOUKIも含めた4人……本隊に入って。Just 4 Guysの魂は持ってたらいいから。それよりもBULLET CLUBの反則、介入で離れていくファンを失う方が新日本にとっては問題だから。1回、みんなで考えといて」
▼タイチ「(※立ち去ろうとする棚橋を呼び止める形で)社長、本隊に俺たちの力が必要ってことですか?」
▼棚橋「必要! 新日本プロレスを好きになってくれたファンのみんなに、ガッカリさせたくないから、必要なんだ。必要(※と言い残して立ち去る)」
▼タイチ「……………………まさかそんなこと言われるとはな……。みじめか? 俺ら3人だからみじめか? それとも本当に俺らが必要なのか? だけど、俺らは俺らでやってんだ。そんな急に言われたってよ。DOUKIだって、DOUKIのことだって俺は待ってんだ。そんなこと急に言われたってよ……わかんねえよ」
※3人ともしばらく無言
▼タイチ「(※1人残って)わかんねえよ。もう1回落ち着いて、3人、いや4人で、DOUKIも呼んでもう1回、俺たちの方向性、考えてやります」
※上村&TAKAは一言も言葉を発せず