プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間4日、イリノイ州シカゴで行われ、ケビン・オーエンズが首の手術のため『レッスルマニア41』を欠場すると表明。ランディ・オートンとの遺恨対決が消滅した。

　4・19&20『レッスルマニア41』での遺恨対決を控えるオートンとオーエンズだが、この日思わぬ急展開を迎えた。ニック・オールディスGMに呼び込まれてリングに登場したオーエンズが「実はこの4ヵ月、首のケガと戦ってきた。手術が必要だと今週、判明した。手術は受ける」と告白したのだ。

　「最悪なタイミングだ。レッスルマニアでランディ・オートンとやりたかった。この場を与えてくれたWWEに感謝したい。次いつ戻れるかわからない」と続けたオーエンズはオールディスGMと握手を交わし、観客に向かって手を振ると、リングを降りようとロープをまたいだ。

　そこへオートンがやってきた。二人はエプロン上でしばし対峙。無言の時間が続くと、オーエンズは去っていった。オートンがリングに上がると、オールディスGMは「とても言いづらいんだが、今年のレッスルマニアには行けない」とオーエンズ戦消滅を告げた。これにはオートンもうなだれたものの、オールディスGMにRKOを決めて憂さ晴らし。オーエンズ撃破の先に統一WWE王座獲りを見据えていたオートンは立ち去る前に会場に掲げられたレッスルマニアのネオンサインに視線を向けた。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。