【新日本】海野とのIWGP世界ヘビーV4戦決定 後藤宣言「海野のためにも谷底に突き落とす」 2025/4/7
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IWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀が7日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。4・11シカゴ大会で海野翔太との4度目の防衛戦が決まり、「海野のためにもしっかり谷底に突き落とす」と宣言した。 後藤は4・5両国大会でNEW JAPAN CUP覇者デビッド・フィンレーを破ってIWGP世界ヘビー3度目の防衛に成功。試合後、4・11シカゴ大会での挑戦者に海野を指名し、V4戦が決まった。 後藤にとってこれが初の海外におけるIWGP世界ヘビー防衛戦。海野を指名したのも「新日本プロレスをアピールするという意味では日本人同士の戦いを海外でやることに意味がある」との思いがあってのことで、「アメリカという舞台で久しぶりの日本人同士の対決。しっかりと新日本プロレスというものをアピールしていきたい」とこれぞ新日本という戦いを見せつけるつもりだ。 海野は1・4東京ドーム大会でザック・セイバーJr.とのIWGP戦に敗れて以来、苦悩を続けてきたが、4・5両国大会で棚橋弘至との一騎打ちに勝利したことで「新日本プロレスこそが最高のブランドだよ。それが俺の描いている未来だ」と完全に払しょく。後藤が指名した時、ファンからの拒絶反応も起こったものの、荒武者は「あんまり自分は気にしてないですね。やっぱり彼自身もそんなものは気にする必要ない」とキッパリ。「彼自身が迷っていないと、そうやって言ってるんで、それはリングで確かめたい」と今現在の海野を真っ向から受け止める構えを見せた。 もちろん高い壁となって立ちはだかる。後藤も過去、先輩たちに何度も叩きのめされ、それをバネに這い上がって今がある。「ここで這い上がろうとする海野をさらに突き落とすことが彼自身のためにもなるし、これからの新日本のためにもきっとなる」と確信するからこそ、「これからの海野のためにもしっかり谷底に突き落としたい」と予告した。 新日本の戦いを広く知らしめる海外戦略、そして海野のため、新日本のため。高い志とともに後藤はIWGP世界ヘビー級王者としてシカゴの地に立つ。 【会見の模様】 ▼後藤「無事に3回目の防衛達成することができました。ありがとうございます。次はリング上でも言った通りNEW JAPAN CUP準優勝者・海野戦。これからの海野のためにもしっかりと谷底に突き落としたいと思います。次はシカゴ。アメリカという舞台で久しぶりの日本人同士の対決。しっかりと新日本プロレスというものをアピールしていきたいと思っています」 ――アメリカ大会は海外仕様が多かったが? ▼後藤「海外という舞台でやる意味、新日本プロレスをアピールするという意味ではやっぱり日本人同士の戦いを海外でやることに意味があるのかなと思ってます」 ――日本人同士のメインはあまりなかったが? ▼後藤「アメリカでやることが意味があるというか、これは本当の新日本プロレスの海外戦略になるんじゃないかなと思ってます」 ――海野選手はスタイルを変えたり、いろいろ模索しているが、どう見ている? ▼後藤「そうですね。迷っているようには見えてました。でも彼自身が迷っていないと、そうやって言ってるんで、それはリングで確かめたいなと思ってます」 ――昨年10月、家族を悲しい思いをさせたが、フィンレー選手に勝って試合後、自宅でのお子様の声は? ▼後藤「やっぱり子供たちが終始、笑顔で喜んでくれたんで、父親としてはうれしい限りです。今回いつものように泣くことがなく、しっかり試合を見てくれたんで。子供たちの成長を感じることができました」 ――家庭内でも強い父親をアピールできた? ▼後藤「できたと思います(と笑顔) しっかり聞いてはいないですけど、たぶん背中で語るじゃないですけど、こちらから何か言うことはないですけどね。しっかり伝わっていると思います」 ――「谷底に突き落とす」と言っていたが、どんなスタンスで海野選手に立ちはだかる? ▼後藤「自分自身が先輩に叩き落とされて、ここまで来たっていう思いがあるんで。やっぱりここで這い上がろうとする海野をさらに突き落とすことが彼自身のためにもなるし、これからの新日本のためにもきっとなると信じてますので。ここでしっかりと先輩である俺が叩き潰す。それが俺の役目、責任ですね」 ――海野選手はNJC準優勝者で挑戦資格はあると思うが、両国のファンの厳しい反応があったことについては? ▼後藤「あんまり自分は気にしてないですね。やっぱり彼自身もそんなものは気にする必要ないと思うし。本当ならね、自分が呼び込む前に出てきてほしかったなっていう思いはありましたけどね」 ――日本人の新世代との防衛戦は初めてとなるが? ▼後藤「今までの防衛戦も上を超えるって意味でベテラン選手。今回、初めて新世代と言われる海野とやれることで、自分としての王者像、そういうものも新しいものが見せられるかなと思ってます」
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IWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀が7日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。4・11シカゴ大会で海野翔太との4度目の防衛戦が決まり、「海野のためにもしっかり谷底に突き落とす」と宣言した。
後藤は4・5両国大会でNEW JAPAN CUP覇者デビッド・フィンレーを破ってIWGP世界ヘビー3度目の防衛に成功。試合後、4・11シカゴ大会での挑戦者に海野を指名し、V4戦が決まった。
後藤にとってこれが初の海外におけるIWGP世界ヘビー防衛戦。海野を指名したのも「新日本プロレスをアピールするという意味では日本人同士の戦いを海外でやることに意味がある」との思いがあってのことで、「アメリカという舞台で久しぶりの日本人同士の対決。しっかりと新日本プロレスというものをアピールしていきたい」とこれぞ新日本という戦いを見せつけるつもりだ。
海野は1・4東京ドーム大会でザック・セイバーJr.とのIWGP戦に敗れて以来、苦悩を続けてきたが、4・5両国大会で棚橋弘至との一騎打ちに勝利したことで「新日本プロレスこそが最高のブランドだよ。それが俺の描いている未来だ」と完全に払しょく。後藤が指名した時、ファンからの拒絶反応も起こったものの、荒武者は「あんまり自分は気にしてないですね。やっぱり彼自身もそんなものは気にする必要ない」とキッパリ。「彼自身が迷っていないと、そうやって言ってるんで、それはリングで確かめたい」と今現在の海野を真っ向から受け止める構えを見せた。
もちろん高い壁となって立ちはだかる。後藤も過去、先輩たちに何度も叩きのめされ、それをバネに這い上がって今がある。「ここで這い上がろうとする海野をさらに突き落とすことが彼自身のためにもなるし、これからの新日本のためにもきっとなる」と確信するからこそ、「これからの海野のためにもしっかり谷底に突き落としたい」と予告した。
新日本の戦いを広く知らしめる海外戦略、そして海野のため、新日本のため。高い志とともに後藤はIWGP世界ヘビー級王者としてシカゴの地に立つ。
【会見の模様】
▼後藤「無事に3回目の防衛達成することができました。ありがとうございます。次はリング上でも言った通りNEW JAPAN CUP準優勝者・海野戦。これからの海野のためにもしっかりと谷底に突き落としたいと思います。次はシカゴ。アメリカという舞台で久しぶりの日本人同士の対決。しっかりと新日本プロレスというものをアピールしていきたいと思っています」
――アメリカ大会は海外仕様が多かったが?
▼後藤「海外という舞台でやる意味、新日本プロレスをアピールするという意味ではやっぱり日本人同士の戦いを海外でやることに意味があるのかなと思ってます」
――日本人同士のメインはあまりなかったが?
▼後藤「アメリカでやることが意味があるというか、これは本当の新日本プロレスの海外戦略になるんじゃないかなと思ってます」
――海野選手はスタイルを変えたり、いろいろ模索しているが、どう見ている?
▼後藤「そうですね。迷っているようには見えてました。でも彼自身が迷っていないと、そうやって言ってるんで、それはリングで確かめたいなと思ってます」
――昨年10月、家族を悲しい思いをさせたが、フィンレー選手に勝って試合後、自宅でのお子様の声は?
▼後藤「やっぱり子供たちが終始、笑顔で喜んでくれたんで、父親としてはうれしい限りです。今回いつものように泣くことがなく、しっかり試合を見てくれたんで。子供たちの成長を感じることができました」
――家庭内でも強い父親をアピールできた?
▼後藤「できたと思います(と笑顔) しっかり聞いてはいないですけど、たぶん背中で語るじゃないですけど、こちらから何か言うことはないですけどね。しっかり伝わっていると思います」
――「谷底に突き落とす」と言っていたが、どんなスタンスで海野選手に立ちはだかる?
▼後藤「自分自身が先輩に叩き落とされて、ここまで来たっていう思いがあるんで。やっぱりここで這い上がろうとする海野をさらに突き落とすことが彼自身のためにもなるし、これからの新日本のためにもきっとなると信じてますので。ここでしっかりと先輩である俺が叩き潰す。それが俺の役目、責任ですね」
――海野選手はNJC準優勝者で挑戦資格はあると思うが、両国のファンの厳しい反応があったことについては?
▼後藤「あんまり自分は気にしてないですね。やっぱり彼自身もそんなものは気にする必要ないと思うし。本当ならね、自分が呼び込む前に出てきてほしかったなっていう思いはありましたけどね」
――日本人の新世代との防衛戦は初めてとなるが?
▼後藤「今までの防衛戦も上を超えるって意味でベテラン選手。今回、初めて新世代と言われる海野とやれることで、自分としての王者像、そういうものも新しいものが見せられるかなと思ってます」
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