プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間7日、で行われ、イヨ・スカイが『レッスルマニア41』(4・19&20ラスベガス)でリア・リプリー、ビアンカ・ベレアとの女子世界王座トリプルスレット戦が正式決定。挑戦者二人に怒りの先制打を放った。

　当初、イヨはレッスルマニアでイリミネーションチェンバー戦覇者・ビアンカを迎え撃つ予定だったが、前王者・リアがリマッチを要求。先週、ビアンカが特別レフェリーを務める中、リアとの再戦に臨んだものの両者反則裁定に終わった。

　この日、アダム・ピアースGMに呼び込まれてイヨ、ビアンカ、リアの順でリングに登場。ピアースGMがレッスルマニアでの女子世界王座トリプルスレット戦の開催を決め、「さっさと契約書にサインしてくれ」と迫った。

　するとビアンカが「王座戦は私が勝ち取った。そのためにチェンバー戦を制覇し、ゲストレフェリーもやってやった。血と汗と涙を流したのに、リアは望めば挑戦できるの?」と疑問符。「今となってはどうでもいい。あんたはもう逃げられないからね。私があんたにビビってるって? チェンバー戦優勝に比べたらトリプルスレット戦なんて楽勝よ」と豪語すると、リアに向かって「レッスルマニアで王者になるのは私。あんたをぶっ倒してね」と言い放った。

　そして契約書にサインしたビアンカは「黙ってサインしろ。おこぼれで出るくせに。早くサインしろよ。試合でぶちのめす」とリアに迫り、ブーイングを浴びてしまう。リアも契約書にサイン。ビアンカに向かって契約書を投げつけ、イヨそっちのけで二人が一触即発となった。

　当然イヨが黙っていられるはずがない。日本語で「待て待て待て待て!」と割って入ろうとした。が、リアに突き飛ばされてしまう。堪忍袋の緒が切れたイヨは怒りに任せてマイクを投げ捨てると、リアにスワンダイブ式ミサイルキックを放ってビアンカに激突させた。調印書にサインしたイヨは二人が倒れ込んだままのリングを後にした。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。