プロレス/格闘技DX

『チャンピオン・カーニバル2025』後楽園ホール(2025年4月9日)
Bブロック公式戦 ○本田竜輝vs斉藤レイ×

　本田が今年のチャンピオン・カーニバル公式戦初戦でレイを真っ向撃破。白星一番乗りを果たし、「このままどんどん突っ走る」と宣言した。

　今年のチャンピオン・カーニバルはレイと本田のBブロック公式戦で幕を開けた。レイは3年連続3度目、本田は4年連続4度目の出場で、ともに初優勝を狙って初戦に臨んだ。

　肉弾戦で試合はスタート。レイは場外戦に持ち込んだものの、ショルダータックルは避けられて鉄柱に自爆し、テーピングの巻かれた左肩を強打してしまう。見逃さない本田は鉄柵を使ってのアームロックで拷問したものの、気持ちで引かないレイはエプロンへのチョークスラムで反攻。今度こそ鉄柱前に固定してのショルダータックルを叩き込んだ。

　逆水平を乱れ打ったレイに対し、本田はスピアー連発で反撃開始。串刺しラリアットをぶち込むと、左腕に絡みついて脇固めの構えに。レイはサイドバスターで払いのけると、猛攻に転じ、アイスバインを仕掛けたものの、本田は今度こそ脇固めに捕獲し、序盤で痛めつけた左腕を絞め上げる。

　なんとか耐え抜いたレイはフライングボディアタックを発射。すぐさま立ち上がった本田はラリアット、ジャーマンと巻き返したものの、負けじとレイは豪快なバックドロップでぶん投げる。本田をコーナーに据えて雪崩式の攻撃を狙う。だが、決めさせない本田もエルボー連打で足止めすると、ファイナルベントをさく裂。即座に立ち上がったレイはビンタを振り抜いたものの、倒れない本田もこん身のラリアットを振り抜き、レイを沈めた。

　昨年は最終公式戦で本田が勝利してレイの決勝進出を阻んだが、今年も雪辱させずに本田が激勝。「斉藤レイから勝った。スタートに立てて、今日は第1試合で俺が勝った。メチャクチャいいスタート切れたぜ」と手応えも十分で、「このままどんどん突っ走って、チャンピオン・カーニバル2025、この俺が本田竜輝が優勝する」と予告してみせた。

　本田の次戦は4・13広島大会。北斗と対戦する。立て直しを狙うレイはベッキオと激突する。

【本田の話】「斉藤レイから勝った。スタートに立てて、今日は第1試合で俺が勝った。メチャクチャいいスタート切れたぜ。これで勝ち点2点か。おい! このままどんどん突っ走って、チャンピオン・カーニバル2025、この俺が本田竜輝が優勝する」

【レイの話】「本田竜輝、やってくれたな。ただな、チャンピオン・カーニバルは今日がただの始まりに過ぎねえ。次は必ずぶっ倒してやるぜ。フォー! カモン!」