【DDT】若手主体興行始動もDG軍惨敗、若手通信世代が乗っ取り宣言で全面抗争勃発 2025/4/8
『D GENERATIONS 1』上野恩賜公園野外ステージ(2025年4月8日) ○石井慧介vsTo-y× 若手主体興行「D GENERATIONS」が始動。D GENERATIONS(DG)軍が1勝5敗の惨敗を喫し、若手通信世代との抗争が勃発した。 2月に開催された若手シングルリーグ戦「D GENERATIOS CUP」の盛り上がりを受け、この日、若手主体興行が始動。全6試合が組まれたが、DG軍は星が振るわず。第3試合で正田壮史&石田有輝が中村宗達&名島アリに勝利したものの、1勝4敗と負け越しが確定した状況でメインを迎えた。 有終の美を飾りたいDG軍はTo-yが石井との一騎打ちに臨んだ。積極果敢に攻め立てるTo-yだが、エプロンでのファルコンアローの荒技を敢行されて大ダメージを負ってしまう。動きが止まったTo-yは石井の徹底した腰攻めによって劣勢が続いた。 それでも耐えきったTo-yは変型、正調と不思議の国の小嶋〜コジマワンダーランド〜を連発して反撃。エルボー合戦を強烈なチョップで制し、フランケンシュタイナーを決めたが、3カウントは奪えず。最後は石井の両腕極めドライバー、胴回し回転ボムの猛攻に沈んだ。 若手興行第1弾で主役となるべきだったDG軍だが、1勝5敗と惨敗。若手通信世代との戦績は3戦全敗に終わった。試合後、マイクを持った石井が「若手たちにDDTは期待しているということはわかった。でも俺ら世代も意地がある。その意地で俺の完勝だ」と勝ち誇ると、「気持ちは感じたんで、いつでもまたこのリングに帰って来たいし、このリングでこいつらと闘いたいと思うんで、いつでも待ってるぞ!」とDG軍へ向けて呼びかけた。 すると石井のセコンドに就いていた翔太が「石井さん含め我々世代、やさしすぎると思います。かつて(DDTに)若手通信という興行がありました。当時インディー界の最低賃金は5千円。そんなご時世に他団体の俺のギャラは3千円だよ!」と叫んだ。すると高尾蒼馬が「俺は所属だから100円だよ!」と明かし、翔太から「若手通信のメインで引っ張ってたのは石井慧介だよ! 石井さん、何回メインだったんすか?」と問われた石井は「19大会中、11大会で俺はメインで試合してるんだよ!(ギャラは)100円だ!」と暴露。入江茂弘も「『お前はこれから所属扱いでいいよな?』と。僕はその言葉がうれしくて、DDTのファミリーに迎え入れられたと思ったら、ギャラが100円になったぞ!」とこちらも裏事情を激白した。 そんな苦境を経験した若手通信世代には強い反骨心がある。「こんな話は過去、DDTが頑張って自分たちで興行をやっていた頃の話だ。このD GENERATIONSという興行に対して、君たちはどれだけ熱量を上げて取り組んでいる?」とDG軍に向かって投げかけた翔太は「DDTのスケジュール、月に10試合はあるよね。後楽園大会も両国も、地方の大きい試合もある。米国大会だってある。黙って座ってれば、君たちは試合が組まれるんだよ。正直甘い、やさしい環境で育ってると私は思います」と指摘。「このD GENERATIONSの興行、君たちがどのくらい熱量かけてるかわからない。今日は俺たち全勝だ! 完勝だ! 来月もまだあるんだったら、次からD GENERATIONSの興行は『若手 GENERATIONS興行』として、俺たちが主役を張る興行にしていくからな!」と若手興行乗っ取りを宣言した。 するとDG軍の面々がリングに入り、翔太に詰め寄った。翔太は「今日までは、お前たちの興行だ。次回は違う。俺たちが真ん中に立って客呼んでやるよ」と予告。「今日はお前(To-y)がメインイベンター、お前が主役らしく締めてみろ!」と叫ぶと、To-yにマイクを渡し、若手通信世代メンバーとともに去っていった。 するとマイクを持った中村が「ナメんなよ! 俺らには関係ねぇ。お前ら主役じゃねぇ。主役は俺らだ! 俺らがDDTを引っ張る。だからこの興行があるんでしょ!」と絶叫。無期限海外遠征が決まり、「でもユニット関係なく心はつながってるから、僕は海外で応援してる。俺もあの世代を絶対越えて、DDTに戻って来ますよ!」と誓った。 最後にTo-yは「あいつら、俺らのD GENERATIONSの興行をトークショーだと思いやがって。カネの話なんか誰が聞きたいんだよ! 何なら俺らが一人ずつ、あいつらに10円でもくれてやるよ! ギャラをな! だから次のD GENERATIONSもお前ら絶対出て来いよ!」と若手通信世代に向かって通告。「俺らはカネよりも夢を見せてやるよ! 夢と同時に、(空席の客席を指差しながら)そこらへんの空いてるところも全部パンパンにして、夢プラス……ちょっと大儲けしようよ。だから次のD GENERATIONSも全員カモーン!」と誓いを立てて大会を締めくくった。 第2弾興行は5・14上野大会。「正田&高鹿vs入江&翔太」、「石田vs石井」のDG軍vs若手通信世代2試合が決まった。 ☆5/14(水)東京・上野恩賜公園野外ステージ『D GENERATIONS 2〜成長痛にも程がある〜』16:30開場、17:30開始 ▼スペシャルシングルマッチ 佐藤大地 vs To-y ▼スペシャルシングルマッチ 石田有輝 vs 石井慧介 ▼スペシャルタッグマッチ 高鹿佑也 正田壮史 vs 翔太 入江茂弘 【翔太の話】「俺たちの世代が頑張って積み上げて来たのになぜか崖っぷちなんだよ! 一試合一試合に命かけてんだよ! あいつら座ってるだけで10試合くらい入りやがって。俺たちがこのD GENERATIONSを乗っ取りましょう! 我々世代が乗っ取って、メイン張って、俺たちが主役の興行に。2025年にもう一回ぶち上げてやるからな! 若手通信がここを満員にしてやる」 【To-yの話】「カネよりも夢を見せてやる! そして、ちょっとだけ全員で大儲けしてやる! 次もD GENERATIONSはもっともっとお客さん呼んで、ちょっとだけ大儲けしよう」 【中村の話】「全員に任せた! 僕も海外で頑張って来ます! 僕もD GENERATIONSとして一緒に闘いますよ!」
『D GENERATIONS 1』上野恩賜公園野外ステージ(2025年4月8日)
○石井慧介vsTo-y×
若手主体興行「D GENERATIONS」が始動。D GENERATIONS(DG)軍が1勝5敗の惨敗を喫し、若手通信世代との抗争が勃発した。
2月に開催された若手シングルリーグ戦「D GENERATIOS CUP」の盛り上がりを受け、この日、若手主体興行が始動。全6試合が組まれたが、DG軍は星が振るわず。第3試合で正田壮史&石田有輝が中村宗達&名島アリに勝利したものの、1勝4敗と負け越しが確定した状況でメインを迎えた。
有終の美を飾りたいDG軍はTo-yが石井との一騎打ちに臨んだ。積極果敢に攻め立てるTo-yだが、エプロンでのファルコンアローの荒技を敢行されて大ダメージを負ってしまう。動きが止まったTo-yは石井の徹底した腰攻めによって劣勢が続いた。
それでも耐えきったTo-yは変型、正調と不思議の国の小嶋〜コジマワンダーランド〜を連発して反撃。エルボー合戦を強烈なチョップで制し、フランケンシュタイナーを決めたが、3カウントは奪えず。最後は石井の両腕極めドライバー、胴回し回転ボムの猛攻に沈んだ。
若手興行第1弾で主役となるべきだったDG軍だが、1勝5敗と惨敗。若手通信世代との戦績は3戦全敗に終わった。試合後、マイクを持った石井が「若手たちにDDTは期待しているということはわかった。でも俺ら世代も意地がある。その意地で俺の完勝だ」と勝ち誇ると、「気持ちは感じたんで、いつでもまたこのリングに帰って来たいし、このリングでこいつらと闘いたいと思うんで、いつでも待ってるぞ!」とDG軍へ向けて呼びかけた。
すると石井のセコンドに就いていた翔太が「石井さん含め我々世代、やさしすぎると思います。かつて(DDTに)若手通信という興行がありました。当時インディー界の最低賃金は5千円。そんなご時世に他団体の俺のギャラは3千円だよ!」と叫んだ。すると高尾蒼馬が「俺は所属だから100円だよ!」と明かし、翔太から「若手通信のメインで引っ張ってたのは石井慧介だよ! 石井さん、何回メインだったんすか?」と問われた石井は「19大会中、11大会で俺はメインで試合してるんだよ!(ギャラは)100円だ!」と暴露。入江茂弘も「『お前はこれから所属扱いでいいよな?』と。僕はその言葉がうれしくて、DDTのファミリーに迎え入れられたと思ったら、ギャラが100円になったぞ!」とこちらも裏事情を激白した。
そんな苦境を経験した若手通信世代には強い反骨心がある。「こんな話は過去、DDTが頑張って自分たちで興行をやっていた頃の話だ。このD GENERATIONSという興行に対して、君たちはどれだけ熱量を上げて取り組んでいる?」とDG軍に向かって投げかけた翔太は「DDTのスケジュール、月に10試合はあるよね。後楽園大会も両国も、地方の大きい試合もある。米国大会だってある。黙って座ってれば、君たちは試合が組まれるんだよ。正直甘い、やさしい環境で育ってると私は思います」と指摘。「このD GENERATIONSの興行、君たちがどのくらい熱量かけてるかわからない。今日は俺たち全勝だ! 完勝だ! 来月もまだあるんだったら、次からD GENERATIONSの興行は『若手 GENERATIONS興行』として、俺たちが主役を張る興行にしていくからな!」と若手興行乗っ取りを宣言した。
するとDG軍の面々がリングに入り、翔太に詰め寄った。翔太は「今日までは、お前たちの興行だ。次回は違う。俺たちが真ん中に立って客呼んでやるよ」と予告。「今日はお前(To-y)がメインイベンター、お前が主役らしく締めてみろ!」と叫ぶと、To-yにマイクを渡し、若手通信世代メンバーとともに去っていった。
するとマイクを持った中村が「ナメんなよ! 俺らには関係ねぇ。お前ら主役じゃねぇ。主役は俺らだ! 俺らがDDTを引っ張る。だからこの興行があるんでしょ!」と絶叫。無期限海外遠征が決まり、「でもユニット関係なく心はつながってるから、僕は海外で応援してる。俺もあの世代を絶対越えて、DDTに戻って来ますよ!」と誓った。
最後にTo-yは「あいつら、俺らのD GENERATIONSの興行をトークショーだと思いやがって。カネの話なんか誰が聞きたいんだよ! 何なら俺らが一人ずつ、あいつらに10円でもくれてやるよ! ギャラをな! だから次のD GENERATIONSもお前ら絶対出て来いよ!」と若手通信世代に向かって通告。「俺らはカネよりも夢を見せてやるよ! 夢と同時に、(空席の客席を指差しながら)そこらへんの空いてるところも全部パンパンにして、夢プラス……ちょっと大儲けしようよ。だから次のD GENERATIONSも全員カモーン!」と誓いを立てて大会を締めくくった。
第2弾興行は5・14上野大会。「正田&高鹿vs入江&翔太」、「石田vs石井」のDG軍vs若手通信世代2試合が決まった。
☆5/14(水)東京・上野恩賜公園野外ステージ『D GENERATIONS 2〜成長痛にも程がある〜』16:30開場、17:30開始
▼スペシャルシングルマッチ
佐藤大地
vs
To-y
▼スペシャルシングルマッチ
石田有輝
vs
石井慧介
▼スペシャルタッグマッチ
高鹿佑也
正田壮史
vs
翔太
入江茂弘
【翔太の話】「俺たちの世代が頑張って積み上げて来たのになぜか崖っぷちなんだよ! 一試合一試合に命かけてんだよ! あいつら座ってるだけで10試合くらい入りやがって。俺たちがこのD GENERATIONSを乗っ取りましょう! 我々世代が乗っ取って、メイン張って、俺たちが主役の興行に。2025年にもう一回ぶち上げてやるからな! 若手通信がここを満員にしてやる」
【To-yの話】「カネよりも夢を見せてやる! そして、ちょっとだけ全員で大儲けしてやる! 次もD GENERATIONSはもっともっとお客さん呼んで、ちょっとだけ大儲けしよう」
【中村の話】「全員に任せた! 僕も海外で頑張って来ます! 僕もD GENERATIONSとして一緒に闘いますよ!」