【Fortune Dream】小田嶋が師・本田の眼前で奮戦 玉砕も秋山がエール「今のまま突き進め」 2025/4/16
『Fortune Dream 10』後楽園ホール(2025年4月16日) ○秋山準vs小田嶋大樹× 小田嶋が師匠・本田多聞の眼前で奮戦。最後は玉砕に終わったものの、勝利した秋山は「今のまま突き進め」とエールを送った。 2014年6月に開催された『Fortune Dream 1』をリングサイドで観戦していたというNOAHの新人・小田嶋が第1試合に登場。子供の頃から試合を見ていた元NOAHの秋山との試練の一騎打ちに臨んだ。小田嶋はプロレスラーになる前、小橋がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店で働いていた関係にあたる。小田嶋のセコンドには師匠・本田がついた。 小田嶋は前日のKENTA戦に続き、試練の連戦。本田は自身のテーマ曲に乗って姿を現すと、小田嶋の肩に手を置いて愛弟子を激励した。 ゴングが鳴ると、小田嶋は本田の指示を聞きながら、レスリング勝負を仕掛け、果敢にタックルを狙う。冷静に防御した秋山にスリーパーを狙われてもロープに逃れると、今度はロックアップで正面から押し合った。小田嶋はロープブレイクせず、絶叫しながら胸板にハンマーパンチを連打する。 秋山の反撃を受けて場外に投げ捨てられても、即座にリングに戻り、ドロップキックで場外に蹴落とすと、プランチャへ。秋山に避けられて、鉄柱に投げつけられても、華麗にリングに戻って切り抜ける。止まらない小田嶋はなおもハンマーパンチを胸板に乱射。しかし、ドロップキックは読まれて自爆に終わると、秋山ペースに。 秋山は場外で鉄柱に投げつけると、容赦なくボディスラムで投げ捨てた。床直撃のボディスラムも繰り出すと、小田嶋はうめき声を上げて苦しむ。秋山は「来いよオラ!」と怒号を上げた。 小田嶋は自力でリングに戻るが、すぐさま秋山はパイルドライバーで突き刺すと、しつこくフォールを繰り返す。小田嶋が懸命に肩を上げると、場内は大歓声に包まれた。秋山は「立て!」と吠えると、師匠・本田もゲキ。秋山はストンピングや背中への張り手を連打するが、小田嶋もチョップなどで食らいつく。そして、バックドロップを不時着して切り返すと、ドロップキックをこれでもかと連打。ついに秋山を蹴り倒した。 残り3分がコールされると、小田嶋は秋山を俵返しで投げ飛ばし、ダイビングボディアタックを敢行。さらに、本田の眼前でデッドエンドを狙う。踏ん張られても回転地獄五輪の構え。だが、振り払った秋山はカウンターのラリアットで黙らせた。ここでも怒号を上げた秋山はランニングニーを一閃。さらに、首根っこを掴んで顔面にヒザ蹴りを連発すると、生ヒザ式のランニングニーもねじ込んだ。小田嶋はフォールを返して意地を見せたものの、最後はエクスプロイダーを食らってごう沈した。 大の字になった小田嶋を本田が介抱。秋山はその本田と握手を交わすと、小田嶋の前に立つ。そして握手を求めると、小田嶋はその手を払おうとするが、秋山は手をサッと上げて再度握手を要求。だが、小田嶋はやはり握手せず、一礼してリングをあとにした。 試合後、秋山は「いい目をしてたし、前に前に出ようとしてた」と小田嶋を評価し、「今のまま突き進め。俺はあと何回できるかどうかわかんないけど、次やる時は超えてみろ。楽しみしている」とエール。一方、小田嶋は「また次のチャンスが来たら思いっきりいけ」と本田から激励を受けると、「秋山さん、ずっとずっとちっちゃい時から見てた存在。でも、やっぱり自分は負けたら何よりも悔しかったです。次は絶対勝ちます。今日は戦っていただき、本当にありがとうございました!」と誓っていた。 【秋山の話】「おだじまじゃなくて、おだしま。いい目をしてたし、前に前に出ようとしてた。NOAHらしい新人…もう新人じゃないけど、今のまま突き進め。俺はあと何回できるかどうかわかんないけど、次やる時は超えてみろ。楽しみしている」 【試合後の小田嶋、本田】 ▼小田嶋「ありがとうございました」 ▼本田「1つ1つ詰めていくしかないんだよ。もう1個1個がいいものになってるから。また次のチャンスには思いっきりいけ。よかった、俺も後ろにつけて。よく頑張ったよ」 ▼小田嶋「ありがとうございました」 ▼本田「ありがとう、大樹。なんかあるなら(小田嶋にコメントを促す)」 ▼小田嶋「まず小橋さん、まだまだ未熟な自分ですが、今回秋山さんと組んでいただいて本当にありがとうございました。秋山さん、ずっとずっとちっちゃい時から見てた存在。でも、やっぱり自分は負けたら何よりも悔しかったです。次は絶対勝ちます。今日は戦っていただき、本当にありがとうございました! 多聞先生もありがとうございました」 ▼本田「(握手を交わすと)ありがとう大樹。お疲れさん」
『Fortune Dream 10』後楽園ホール(2025年4月16日)
○秋山準vs小田嶋大樹×
小田嶋が師匠・本田多聞の眼前で奮戦。最後は玉砕に終わったものの、勝利した秋山は「今のまま突き進め」とエールを送った。
2014年6月に開催された『Fortune Dream 1』をリングサイドで観戦していたというNOAHの新人・小田嶋が第1試合に登場。子供の頃から試合を見ていた元NOAHの秋山との試練の一騎打ちに臨んだ。小田嶋はプロレスラーになる前、小橋がオーナーを務めるエニタイムフィットネス等々力店で働いていた関係にあたる。小田嶋のセコンドには師匠・本田がついた。
小田嶋は前日のKENTA戦に続き、試練の連戦。本田は自身のテーマ曲に乗って姿を現すと、小田嶋の肩に手を置いて愛弟子を激励した。
ゴングが鳴ると、小田嶋は本田の指示を聞きながら、レスリング勝負を仕掛け、果敢にタックルを狙う。冷静に防御した秋山にスリーパーを狙われてもロープに逃れると、今度はロックアップで正面から押し合った。小田嶋はロープブレイクせず、絶叫しながら胸板にハンマーパンチを連打する。
秋山の反撃を受けて場外に投げ捨てられても、即座にリングに戻り、ドロップキックで場外に蹴落とすと、プランチャへ。秋山に避けられて、鉄柱に投げつけられても、華麗にリングに戻って切り抜ける。止まらない小田嶋はなおもハンマーパンチを胸板に乱射。しかし、ドロップキックは読まれて自爆に終わると、秋山ペースに。
秋山は場外で鉄柱に投げつけると、容赦なくボディスラムで投げ捨てた。床直撃のボディスラムも繰り出すと、小田嶋はうめき声を上げて苦しむ。秋山は「来いよオラ!」と怒号を上げた。
小田嶋は自力でリングに戻るが、すぐさま秋山はパイルドライバーで突き刺すと、しつこくフォールを繰り返す。小田嶋が懸命に肩を上げると、場内は大歓声に包まれた。秋山は「立て!」と吠えると、師匠・本田もゲキ。秋山はストンピングや背中への張り手を連打するが、小田嶋もチョップなどで食らいつく。そして、バックドロップを不時着して切り返すと、ドロップキックをこれでもかと連打。ついに秋山を蹴り倒した。
残り3分がコールされると、小田嶋は秋山を俵返しで投げ飛ばし、ダイビングボディアタックを敢行。さらに、本田の眼前でデッドエンドを狙う。踏ん張られても回転地獄五輪の構え。だが、振り払った秋山はカウンターのラリアットで黙らせた。ここでも怒号を上げた秋山はランニングニーを一閃。さらに、首根っこを掴んで顔面にヒザ蹴りを連発すると、生ヒザ式のランニングニーもねじ込んだ。小田嶋はフォールを返して意地を見せたものの、最後はエクスプロイダーを食らってごう沈した。
大の字になった小田嶋を本田が介抱。秋山はその本田と握手を交わすと、小田嶋の前に立つ。そして握手を求めると、小田嶋はその手を払おうとするが、秋山は手をサッと上げて再度握手を要求。だが、小田嶋はやはり握手せず、一礼してリングをあとにした。
試合後、秋山は「いい目をしてたし、前に前に出ようとしてた」と小田嶋を評価し、「今のまま突き進め。俺はあと何回できるかどうかわかんないけど、次やる時は超えてみろ。楽しみしている」とエール。一方、小田嶋は「また次のチャンスが来たら思いっきりいけ」と本田から激励を受けると、「秋山さん、ずっとずっとちっちゃい時から見てた存在。でも、やっぱり自分は負けたら何よりも悔しかったです。次は絶対勝ちます。今日は戦っていただき、本当にありがとうございました!」と誓っていた。
【秋山の話】「おだじまじゃなくて、おだしま。いい目をしてたし、前に前に出ようとしてた。NOAHらしい新人…もう新人じゃないけど、今のまま突き進め。俺はあと何回できるかどうかわかんないけど、次やる時は超えてみろ。楽しみしている」
【試合後の小田嶋、本田】
▼小田嶋「ありがとうございました」
▼本田「1つ1つ詰めていくしかないんだよ。もう1個1個がいいものになってるから。また次のチャンスには思いっきりいけ。よかった、俺も後ろにつけて。よく頑張ったよ」
▼小田嶋「ありがとうございました」
▼本田「ありがとう、大樹。なんかあるなら(小田嶋にコメントを促す)」
▼小田嶋「まず小橋さん、まだまだ未熟な自分ですが、今回秋山さんと組んでいただいて本当にありがとうございました。秋山さん、ずっとずっとちっちゃい時から見てた存在。でも、やっぱり自分は負けたら何よりも悔しかったです。次は絶対勝ちます。今日は戦っていただき、本当にありがとうございました! 多聞先生もありがとうございました」
▼本田「(握手を交わすと)ありがとう大樹。お疲れさん」