善戦空しくMAOが惜敗。試合後のバックステージで「相変わらずデカかった。俺もデカくならなきゃ。体じゃないよ。存在感、人間」とTAKESHITAに一目を置いた。5月には新日本ジュニアの祭典・スーパージュニア初出場を控え、「TAKESHITAさんに続き、新日本に殴り込みをかけるわけですが、俺もただ出ましたじゃ終わんねぇ」とキッパリ。「DDTの選手はレベルが高いし、もっと評価されるべき団体だと思うし、TAKESHITAさんが証明してくれてるし、俺も続いて証明していく」と誓うMAOは「BEST OF THE SUPER Jr.で優勝して、IWGPジュニアを狙いにいかないと。その先でもっとDDTに還元しなきゃいけない」と団体愛をむき出しに新日ジュニアの頂点獲りを見据えた。
『DDT goes LAS VEGAS!』アメリカ・ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアター(2025年4月18日)
○KONOSUKE TAKESHITAvsMAO×
MAOがラスベガス大会のメインイベントでTAKESHITAに惜敗。初出場となる新日本『BEST OF THE SUPER Jr.32』へ向けて「優勝して、IWGPジュニアを狙いにいく」と誓った。
この春、MAOはThe37KAMIINAを脱退し、KANONと電撃合体。新たな道に踏み出した中、この日、ラスベガス大会のメインでNEVER無差別級王者でもあるTAKESHITAとの一騎打ちに臨んだ。かつてThe37KAMIINAとして共闘した二人は2023年9・24後楽園大会以来、1年7ヵ月ぶりのシングル対決となった。
MAOがドロップキック、サッカーボールキックを叩き込めば、TAKESHITAはパワーボムで応戦。パンチ連打を叩き込んだが、MAOはラ・ケブラーダ、花道からのトペコン・ヒーロと空中殺法を連発して巻き返す。激しいエルボー合戦となっても、旋風脚、居合いキックと蹴り技を連発して攻め込んだ。
TAKESHITAはエプロンで人でなしドライバーを敢行。投げ捨てジャーマン、ラリアットで巻き返す。MAOもラリアットで反撃するものの、フェニックススプラッシュが不発に終わると、エルボー、ワガママを次々に被弾。最後はレイジングファイヤーの前に3カウントを聞いた。
善戦空しくMAOが惜敗。試合後のバックステージで「相変わらずデカかった。俺もデカくならなきゃ。体じゃないよ。存在感、人間」とTAKESHITAに一目を置いた。5月には新日本ジュニアの祭典・スーパージュニア初出場を控え、「TAKESHITAさんに続き、新日本に殴り込みをかけるわけですが、俺もただ出ましたじゃ終わんねぇ」とキッパリ。「DDTの選手はレベルが高いし、もっと評価されるべき団体だと思うし、TAKESHITAさんが証明してくれてるし、俺も続いて証明していく」と誓うMAOは「BEST OF THE SUPER Jr.で優勝して、IWGPジュニアを狙いにいかないと。その先でもっとDDTに還元しなきゃいけない」と団体愛をむき出しに新日ジュニアの頂点獲りを見据えた。
快勝したTAKESHITAは「この一週間で棚橋弘至、ブロディ・キング、ウィル・オスプレイ、石井智宏、ロッキー・ロメロ、今日のMAO。明日は青木真也&山下実優。3団体所属、後戻りできない。覚悟してるから。竹下幸之介のプロレスを世界中で見てもらう。まだプロレスが行ったことない世界に、そこまで羽ばたかせるから。プロレス背負ってるから」と誓うばかり。「MAO、先輩から最後のアドバイス。MAOを応援してる人たちを大切に。最後に守ってくれるのはその人たちだから。否定的な人を肯定的にする必要はない。そこにエネルギー使うなら、まだプロレスを見たことない人たち、まだDDTを見たことない人たち、まだMAOを見たことない人たちを味方に変えて。そこにエネルギー使って。5月楽しみにしてるから」とエールを送った。