【WWE】レッスルマニア統一WWE王座戦へ最後の舌戦 シーナ襲撃もコーディがクロスローズで返り討ち 2025/4/19

 スマックダウンが現地時間18日、ネバダ州ラスベガスで行われ、4・20ラスベガス大会『レッスルマニア41』の統一WWE王座戦へ向けて王者コーディ・ローデスと挑戦者ジョン・シーナが最後の舌戦。コーディは襲撃してきたシーナをクロスローズで返り討ちにした。

 王者・コーディにシーナが挑戦する統一WWE王座戦は2日後、この日、決戦の地・ラスベガスで両者が最後のフェイスオフを迎えた。

 コーディ、シーナの順でリングに登場。先に口を開いたのはシーナだった。コーディが話し出そうとしたのを「小僧」呼ばわりしながら止めると、「レッスルマニアで12回目の王座戦だ。日曜は俺がレッスルマニアで勝利する最後の日だ」と予告。「誰も俺みたいにキャリアを終える勇気はなかった。プロレスラーに引退はないと言われるが、お前は俺が戻ってくると思っているんだろ? みんな引退したら孤独になる哀れな人生だ。だから、また戻ってくる。俺は人生を楽しむ。お前たちはいらねえんだ」と引退後の復帰を否定し,集まったファンにも悪態をついた。

 「俺がここにいる理由は一つ。お前たちのベルトを奪うことだ」と言い切ったシーナは「お前が去年、王者になった時、俺は忠告した。そのベルトが日に日に重くなると言ったよな。レッスルマニアでは重すぎてお前の肩から滑り落ちることになる」と断言。「お前はWWEの中心じゃねえ。ただのガキだ。真の王者になる覚悟もねえ」とコーディをこき下ろした。

 するとコーディは「ジョン。ここにいるみんながお前のことをどう思っているかわかるか? お前は体もボロボロで、もう賞味期限切れだ」と応戦。「お前は俺のことをパシリと言ったが、そのパシリにお前は負けるんだ。今は2025年だ。2025年になってもお前はプロレスがヘタクソなんだよ」と罵倒した。シーナが襲いかかり、アティテュードアジャストメントを狙って抱え上げたが、コーディは不時着。クロスローズで返り討ちにすると、大の字となったシーナの眼前で統一WWEベルトを掲げた。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。