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　AEWダイナマイトが現地時間23日、ルイジアナ州ニューオーリンズで行われ、KONOSUKE TAKESHITAがウィル・オスプレイとのタッグ対決に快勝。カイル・フレッチャーはオーエン・ハート杯トーナメント準決勝で対決するハングマン・アダム・ペイジをKOした。

　7・12アーリントン大会『AEW:オール・イン・テキサス』でのAEW世界王座挑戦権をかけた「オーエン・ハート・ファウンデーション・トーナメント」を開催中。先週、TAKESHITAがオスプレイに敗れて準決勝敗退に終わり、ダイナマイト4・30ノーフォーク大会ではフレッチャーとペイジの準決勝を控える。この日、その勝者と決勝戦で対決することになるオスプレイがブロディ・キングをパートナーに、ジョシュ・アレクサンダーとのドン・キャリス・ファミリー(DCF)コンビを組んだTAKESHITAと再激突した。

　開始早々、TAKESHITAとアレクサンダーがダブルバックエルボー、ダブルバックドロップの連係でオスプレイを攻め立てて機先を制した。オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで二人を蹴散らすと、ブロディがトペスイシーダでTAKESHITAとアレクサンダーに突っ込んで挽回。オスプレイも合体ダイビングフットスタンプで続いたが、TAKESHITAはハンドスプリング攻撃をキャッチしてのブルーサンダーを敢行した。

　終盤、アレクサンダーがパワーボムでオスプレイを蹴散らすと、DCFコンビは孤立したブロディに猛攻。TAKESHITA、アレクサンダーの順で巨体をジャーマンで次々に投げ、サンドイッチエルボーを叩き込む。最後はTAKESHITAがワガママ、アレクサンダーがC4(パッケージドライバー)とたたみかけて3カウントを奪った。

　TAKESHITAがオスプレイに一矢報いた。試合後もアレクサンダーと二人がかりでオスプレイを暴行すると、ランス・アーチャーが高角度チョークスラムで叩きつけた。さらにカイル・フレッチャーも登場。オスプレイに襲いかかろうとしたところでペイジが現れた。が、DCFの新メンバーとなったロッキー・ロメロとトレント・バレッタが背後から襲撃。ペイジをリングに上げると、フレッチャーが垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してKO。1週間後の準決勝へ向けてクサビを打ち込んだ。