プロレス/格闘技DX

　スマックダウンが現地時間2日、アイオワ州デモインで行われ、5・10『バックラッシュ』で統一WWE王者ジョン・シーナに挑戦するランディ・オートンが「てめえは俺が殺す最新のレジェンドだ」と通告した。

　先週のロウでオートンが統一WWE王者・シーナにRKOで宣戦布告した。シーナはオートンの地元・セントルイスで開催される5・10『バックラッシュ』を舞台に指定して受諾。長年のライバル関係にある両者による統一WWE王座戦が決まった。

　この日、リングに登場したオートンは「RKO!」チャントの大合唱の中、「ジョン・シーナ、世間はヤツを見えっこなかったが、俺は見えてた。ヤツの正体を知るのにお前たちは20年かかった。俺は初日からわかっていた。傲慢で自己中心的な野郎だ」と切り出した。

　「ヤツは選手もファンもどうでもよかった。ジョンが大事にしていたのはヤツの利益のみ。ヤツは富と名声を手にした。魂を売るってのは今に始まったことじゃない。てめえはそれを20年間やり続けていた。ハッスル、忠誠、リスペクトだっけか? お前のハッスルは認めてやるが、忠誠とリスペクトはどこへ行った?」とシーナ批判を続けたオートン。怒りを増幅させたのが先週のロウにおけるシーナの「てめえの血筋も3代まとめて消してやる」との発言だった。

　「先週、てめえはオートン家を歴史から抹消すると言った。俺の家系が築いた功績をすべて消すと言いやがった。そんなこと俺が死んでもさせねえ」と断言したオートンは「てめえが最後の真の王者? 違うな。てめえは俺が殺す最新のレジェンドだ」と“レジェンドキラー"らしく通告。地元での大勝負へ向けて「バックラッシュでやってやる。家族と友達、そして次世代のオートンたちの前でやってやる。てめえの頭をパントキックしてやる」と禁じ手解禁も辞さない構えをみせた。

　今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。