プロレス/格闘技DX

　ロウが現地時間5日、ネブラスカ州オマハで行われ、女子世界王者イヨ・スカイがロクサーヌ・ペレスとの一騎打ちに快勝したものの試合後、ジュリアが襲撃。次週、両者のタッグ対決が実現することになった。

　ジュリアとロクサーヌが2週連続でイヨを襲撃。遺恨が深まる中、この日、イヨがロクサーヌとの一騎打ちに臨んだ。張り手で先制されたイヨだが、トンボを切って翻ろうしてのドロップキックで場外に吹き飛ばす。ロクサーヌは低空ドロップキックなどの足攻めに出ると、トペスイシーダを放ったが、イヨもすぐさまトペでやり返した。

　ロクサーヌが再び足攻めに出ても、イヨは雪崩式アームホイップで主導権を渡さず。アッパー掌底、フラップジャック、顔面蹴りと攻めまくる。さらにミサイルキック、その場飛びフットスタンプ、ジャーマンと攻勢を続け、ロクサーヌがバックドロップでやり返しても、ダブルアーム式バックブリーカーで動きを止め、ムーンサルトを繰り出した。

　これはロクサーヌが回避。フライングヘッドシザースで飛びついてのフェースバスターで叩きつけ、サトムラスペシャルを投下する。ドラゴンスクリューで吹き飛ばし、ラ・マヒストラルで転がした。すると一進一退の丸め込み合戦に発展。ニアフォールの連続となった中、エビ固めでガッチリ固めたイヨが3カウントを奪った。

　試合後、ロクサーヌが右手を差し出し、イヨも笑顔で握手に応じた。ロクサーヌが一礼してリングを降り、イヨが勝ち名乗りを受けていると、ジュリアが背後から襲撃し、ロクサーヌと二人がかりでイヨを暴行。ジュリアがダブルレッグロックとサーフボードの複合技で動きを止めると、ロクサーヌが顔面にトラースキックをさく裂。グッタリしたイヨにジュリアがダメ押しのストンプ攻撃を見舞った。

　これを受けて次週のロウでイヨがリア・リプリー、ジュリアがロクサーヌとそれぞれ組んでのタッグ対決が決定。ジュリアはロウでの初試合となる。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。