【新日本】IWGP世界王者としてG1出場へ連覇達成後のプラン披露 「NOAHで防衛戦をやってもいい」 ザック・セイバーJr.インタビュー 2025/7/11
昨年覇者ザック・セイバーJr.はIWGP世界ヘビー級王者として『G1 CLIMAX 35』に臨む。史上5人目の連覇、史上初のIWGP世界王者による優勝を成し遂げれば、完全無欠の新日本の頂点に君臨することになる。「俺が優勝したら挑戦者がいない状態になる」と考えるザックは今年の夏を制して古巣・NOAH勢と防衛戦を行う青写真を描いている。 【ザック・セイバーJr.インタビュー】 ――今年のG1で連覇がかかりますが、IWGP世界ヘビー級王者としての出場は初めてです。過去のG1との心境の違いはありますか? ▼ザック「これまでとあまり変わらないね。優勝しなければいけないという同じ気持ちだよ。チャンピオンとして出場しても優勝できなければ意味がないからね」 ――連覇に加えて、史上初のIWGP世界ヘビー級王者の優勝もかかりますが、プレッシャーに感じますか? ▼ザック「自分からのプレッシャーは感じている。それは自分がやりたい挑戦、成し遂げたい挑戦だからね。だけど他人からの意見に対してプレッシャーは感じていないよ」 ――6・29名古屋大会でIWGP戦を戦った後藤洋央紀選手がG1欠場となってしまいましたが、ザック選手の中で後藤選手の分もという思いはありますか? ▼ザック「そんな気持ちはまったくないよ。俺は彼に一度ベルトを奪われたわけだからね。リベンジした結果、彼がケガしてしまった。だけど別に彼の代わりに戦いたいとか、そんな気持ちはないよ。あの試合で俺は誰が相手でもああいう戦い方をするということをあらためて示せたと思ってるよ」 ――同じBブロックの中で気になる選手、楽しみな選手はいますか? ▼ザック「ドリラ・モロニーが気になっているね。彼は今年、初出場だよね。若手のイギリス人でもあるし、俺も彼とシングルマッチで戦うのは初めて。彼がヘビー級の選手になってからどのように戦うのかを味わってみたい。強いし、肉体もいいよね。マッチョな男と戦うことで、筋肉が凄いのか、それともテクニックが凄いのか。筋肉vsテクニックという戦いができるのが凄く楽しみだね」 ――GLOBAL王者のゲイブ・キッド選手とはチャンピオン対決になりますが、意識する存在ですか? ▼ザック「二人のイギリス人が日本の団体で王座を獲っているのは凄いことだと思うね。俺は去年、チャンピオンとしてG1に出られなかったから、そういう状況で戦ったら、よりアグレッシブな気持ちで戦えると思うよ」 ――お二人とも新日本を背負う気持ちが強いと感じますが、その点でも負けられない意識は強いですか? ▼ザック「ゲイブのファイトスタイルというのがオーセンティックなスタイルで、俺は自分が好きなファイトスタイルで戦っている。俺はゲイブみたいに“闘魂"とかライオンマークを入れたコスチュームを着る必要はないよ。だって俺は自分の戦いを通してニュージャパンの戦いを見せているつもりだからね」 ――個人的にKONOSUKE TAKESHITA選手との対戦が楽しみなのですが、TAKESHITA選手にはどんな印象がありますか? ▼ザック「彼が昨年、G1に初出場した時、すごく興味深かったし、彼のファイトスタイルはとても面白かった。俺と戦うときにどのような戦いをしてくるのか楽しみにしているよ」 ――決勝トーナメントに勝ち上がれば、Aブロックの選手とも当たることになりますが、気になっている選手はいますか? ▼ザック「タイチっていうのはどうかな? 大岩っていうのもな…もちろん、その二人とは個人的なつながりがあるけど、俺は他のレスラーを気にしてる場合じゃない。俺がチャンピオン。他のレスラーが俺を狙うべきであって、こちらからタイトルマッチをさせるとか、そういうシチュエーションは作らない。そういう機会を作るべきなのは挑戦者の立場だからね」 ――今年、IWGP世界ヘビー級王者としてG1に優勝すれば、誰も文句のつけようのない完全無欠の新日本のトップと言えると思います。ザック選手もそのような認識ですか? ▼ザック「もちろん俺もそう思ってるよ。だから今年もG1に優勝したいし、IWGP世界ヘビー級王者だけじゃ足りない。王者でありながらG1に優勝するのが目標になるね」 ――昨年のザック選手もそうだったようにG1覇者がIWGP挑戦権利証を獲得するのが通例ですが、王者の立場で優勝したあとのプランはありますか? ▼ザック「もちろん王者としてニュージャパンをリードしたい気持ちが強いけど、俺が優勝したら挑戦者がいない状態になるよね。そうなったらニュージャパン以外の団体から挑戦者を募るしかなくなるね。今年、NOAHが25周年記念だから、記念の特別な大会で防衛戦をやってもいいし、NOAHからニュージャパンに挑戦者を連れてきて防衛戦をやるのも面白いよね」 ――それは楽しみなプランですね。 ▼ザック「ヨカッタ」 ――最後に、棚橋弘至選手のG1出場に思うことはありますか? ▼ザック「ガンバッテ。ソレダケ」
昨年覇者ザック・セイバーJr.はIWGP世界ヘビー級王者として『G1 CLIMAX 35』に臨む。史上5人目の連覇、史上初のIWGP世界王者による優勝を成し遂げれば、完全無欠の新日本の頂点に君臨することになる。「俺が優勝したら挑戦者がいない状態になる」と考えるザックは今年の夏を制して古巣・NOAH勢と防衛戦を行う青写真を描いている。
【ザック・セイバーJr.インタビュー】
――今年のG1で連覇がかかりますが、IWGP世界ヘビー級王者としての出場は初めてです。過去のG1との心境の違いはありますか?
▼ザック「これまでとあまり変わらないね。優勝しなければいけないという同じ気持ちだよ。チャンピオンとして出場しても優勝できなければ意味がないからね」
――連覇に加えて、史上初のIWGP世界ヘビー級王者の優勝もかかりますが、プレッシャーに感じますか?
▼ザック「自分からのプレッシャーは感じている。それは自分がやりたい挑戦、成し遂げたい挑戦だからね。だけど他人からの意見に対してプレッシャーは感じていないよ」
――6・29名古屋大会でIWGP戦を戦った後藤洋央紀選手がG1欠場となってしまいましたが、ザック選手の中で後藤選手の分もという思いはありますか?
▼ザック「そんな気持ちはまったくないよ。俺は彼に一度ベルトを奪われたわけだからね。リベンジした結果、彼がケガしてしまった。だけど別に彼の代わりに戦いたいとか、そんな気持ちはないよ。あの試合で俺は誰が相手でもああいう戦い方をするということをあらためて示せたと思ってるよ」
――同じBブロックの中で気になる選手、楽しみな選手はいますか?
▼ザック「ドリラ・モロニーが気になっているね。彼は今年、初出場だよね。若手のイギリス人でもあるし、俺も彼とシングルマッチで戦うのは初めて。彼がヘビー級の選手になってからどのように戦うのかを味わってみたい。強いし、肉体もいいよね。マッチョな男と戦うことで、筋肉が凄いのか、それともテクニックが凄いのか。筋肉vsテクニックという戦いができるのが凄く楽しみだね」
――GLOBAL王者のゲイブ・キッド選手とはチャンピオン対決になりますが、意識する存在ですか?
▼ザック「二人のイギリス人が日本の団体で王座を獲っているのは凄いことだと思うね。俺は去年、チャンピオンとしてG1に出られなかったから、そういう状況で戦ったら、よりアグレッシブな気持ちで戦えると思うよ」
――お二人とも新日本を背負う気持ちが強いと感じますが、その点でも負けられない意識は強いですか?
▼ザック「ゲイブのファイトスタイルというのがオーセンティックなスタイルで、俺は自分が好きなファイトスタイルで戦っている。俺はゲイブみたいに“闘魂"とかライオンマークを入れたコスチュームを着る必要はないよ。だって俺は自分の戦いを通してニュージャパンの戦いを見せているつもりだからね」
――個人的にKONOSUKE TAKESHITA選手との対戦が楽しみなのですが、TAKESHITA選手にはどんな印象がありますか?
▼ザック「彼が昨年、G1に初出場した時、すごく興味深かったし、彼のファイトスタイルはとても面白かった。俺と戦うときにどのような戦いをしてくるのか楽しみにしているよ」
――決勝トーナメントに勝ち上がれば、Aブロックの選手とも当たることになりますが、気になっている選手はいますか?
▼ザック「タイチっていうのはどうかな? 大岩っていうのもな…もちろん、その二人とは個人的なつながりがあるけど、俺は他のレスラーを気にしてる場合じゃない。俺がチャンピオン。他のレスラーが俺を狙うべきであって、こちらからタイトルマッチをさせるとか、そういうシチュエーションは作らない。そういう機会を作るべきなのは挑戦者の立場だからね」
――今年、IWGP世界ヘビー級王者としてG1に優勝すれば、誰も文句のつけようのない完全無欠の新日本のトップと言えると思います。ザック選手もそのような認識ですか?
▼ザック「もちろん俺もそう思ってるよ。だから今年もG1に優勝したいし、IWGP世界ヘビー級王者だけじゃ足りない。王者でありながらG1に優勝するのが目標になるね」
――昨年のザック選手もそうだったようにG1覇者がIWGP挑戦権利証を獲得するのが通例ですが、王者の立場で優勝したあとのプランはありますか?
▼ザック「もちろん王者としてニュージャパンをリードしたい気持ちが強いけど、俺が優勝したら挑戦者がいない状態になるよね。そうなったらニュージャパン以外の団体から挑戦者を募るしかなくなるね。今年、NOAHが25周年記念だから、記念の特別な大会で防衛戦をやってもいいし、NOAHからニュージャパンに挑戦者を連れてきて防衛戦をやるのも面白いよね」
――それは楽しみなプランですね。
▼ザック「ヨカッタ」
――最後に、棚橋弘至選手のG1出場に思うことはありますか?
▼ザック「ガンバッテ。ソレダケ」