【WWE】レスナーがシーナを1ヵ月ぶり襲撃 9・20『レッスルパルーザ』での一騎打ちが決定 2025/9/6

 スマックダウンが現地時間5日、イリノイ州シカゴで行われ、ブロック・レスナーが1ヵ月ぶりに電撃登場。ジョン・シーナを襲撃KOし、9・20インディアナポリス大会『レッスルパルーザ』での一騎打ちが決まった。

 引退ロードも残り4ヵ月となった中、シーナがこの日、オープンチャレンジを宣言。名乗りを上げたサミ・ゼインとの一騎打ちに臨んだ。

 好カードの実現に場内が沸く中、ゼインがラリアットやDDTで攻め立てれば、シーナはフライングショルダー連発、プロトボム、ファイブナックルシャッフルと得意技を連発して応戦する。アティテュードアジャストメントはゼインが食い止め、ブルーサンダーで逆襲。飛びつきDDTを仕掛けたが、阻止したシーナはアティテュードアジャストメントをさく裂させた。

 ゼインも2カウントでキックアウト。ヘルヴァキックを繰り出したが、回避したシーナはかつての好敵手の一人カート・アングルばりのアングルスラム、アンクルホールドを敢行。STFで絞め上げた。耐えたゼインは掟破りの逆アティテュードアジャストメントで逆襲。ヘルヴァキックを狙って突っ込んだが、キャッチしたシーナはアティテュードアジャストメントを爆発させた。

 それでもゼインはギリギリで肩を上げた。コーナーへのエクスプロイダーで反撃すると、ヘルヴァキックを叩き込んだ。が、今度はシーナがキックアウト。CMパンクばりのGTSでニアフォールに追い込み、スピアーでねじ伏せる。ランディ・オートンばりのRKOが不発に終わっても、雪崩式アティテュードアジャストメントを敢行した。

 熱戦で沸きに沸いたが、それをぶち破るようにレスナーが現れた。レフェリーを場外に引きずりおろすと、ゼインにF5を敢行。残るシーナを担ぎ上げると、F5で豪快に叩きつけた。場内にブーイングが渦巻く中、レスナーは不敵な笑みを浮かべると、再びF5を敢行してシーナを完全にKOした。

 レスナーは8・3『サマースラム』でWWEに電撃復帰。コーディ・ローデスに敗れ、統一WWE王座から陥落したばかりのシーナを襲撃し、F5で葬っていた。そして再びシーナを襲撃KO。これを受けて9・20『レッスルパルーザ』で両者の一騎打ちが実現することになった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。