【WWE】世界ヘビー決定戦へパンクとジェイが舌戦 ジェイは兄ジミーと険悪ムードもひとまず和解 2025/10/28
ロウが現地時間27日、カリフォルニア州アナハイムで行われ、CMパンクとジェイ・ウーソが5日後に迫った世界ヘビー級王座決定戦へ向けて舌戦を展開。ジェイは兄ジミー・ウーソと険悪ムードとなったものの、ひとまず和解を果たした。 セス“フリーキン"ロリンズが負傷による長期欠場のため世界ヘビー級王座を返上。11・1『サタデーナイツ・メインイベント』での新王者決定戦が行われることになり、同大会で挑戦予定だったパンクの出場が決定。その相手を決めるバトルロイヤルが行われ、ジェイが兄ジミーを失格に追い込んだうえで制した。 王座決定戦を5日後に控えたこの日、ジェイがオープニングに登場。リング中央にベルトが置かれた中、「最近うるさいヤツがいる。ローマン(・レインズ)やらジミーやら説教ばかり。よく聞け。何を言われてもどうでもいい。挑戦者はこの俺だ。今週土曜、2度目の世界ヘビー級王座戴冠を果たす」と宣言し、「YEET!」を叫ぼうとした。 すると割って入るようにパンクがやってきた。二人は友人関係にあるものの、世界ヘビーがかかった戦いとなれば友情は関係なし。パンクは「今夜はお前と距離を獲る。今週末、お前の金歯をへし折るからな」と通告した。 一方でジェイに向かって「やっと自分を信じ始めたな。ジミーやローマンに惑わされていないようだ。信じてきたのは自分だけだった。勝ち続けている時、自分を信じるのは簡単だ。だが、負けそうな時はブレるよな」と語りかけたパンクは「お前の行動がすべてを物語ってる。先週の試合で覚悟が見えた。兄貴をトップロープから投げ落としたな」と続けた。場内からジェイへ向けたブーイングが発生すると、パンクは「ブーイングするところじゃないぞ。全員が敵というルールだ」とジェイに理解を示したうえで、「ベルトが必要なのはお前だけじゃない。サマースラムで勝ち取った王座はすぐに奪われた。酸素が必要なぐらいベルトが欲しい。俺は行くところまで行ってやる。サタデーナイツ・メインイベントでは俺が勝つ」と宣言した。 「お前の覚悟はみせてもらった。だが、俺相手にどこまでやれる?」。パンクがそう問いかけると、黙って聞いていたジェイは「どこまでもやってやるよ。修羅場はくぐってきた」とキッパリ。「いつもと同じだな。しゃべりでみんなを味方にする。自分を信じ始めたら俺を悪者にしやがる」と不満を隠さないジェイは「おい、聞け。クソ食らえだ。“ベスト・イン・ザ・ワールド"が誰か教えてやる。YEET!」とパンクのニックネームを拝借して通告。両者は近距離でにらみ合った。 その後、ジェイは兄ジミーとバックステージで遭遇。ジミーが「俺のことなんてどうでもいいだと? 思い出せよ。バトルロイヤルではお前を2度も救ってやった。そんな俺を投げ落としやがった」と不満をぶつけると、「LAナイトを狙った」と弁解するジェイに向かって「映像はウソをつかねえよ。試合前に作戦立てたろ? 俺たちが最後の二人になるまで協力。そこからサシでやる話だった。お前は自分のことしか考えてない。よく聞け。お前は自分を信じてるんだろ? 俺とサシでやるのがそんなに怖かったか?」と非難した。 ウーソズの間に険悪ムードが漂った中、その後、二人は再びバックステージで顔を合わせた。ジェイが「さっきのは響いたぜ。兄貴のことは愛してるぜ。でもお前だってチャンスがあれば俺を投げ落としてた。ああなったのは俺のせいじゃない。大一番の前なのに裏切り者扱いか? 今は手一杯なんだ。ローマン、ビジョン、CMパンク。これはやっとつかんだチャンスなんだ。分かってくれよ」と釈明すると、ジミーも「分かった」と大人の対応。「愛してるぜ」と言葉をかけ合ってから握手を交わし、ひとまず和解が成立した。 今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて生放送された。
ロウが現地時間27日、カリフォルニア州アナハイムで行われ、CMパンクとジェイ・ウーソが5日後に迫った世界ヘビー級王座決定戦へ向けて舌戦を展開。ジェイは兄ジミー・ウーソと険悪ムードとなったものの、ひとまず和解を果たした。
セス“フリーキン"ロリンズが負傷による長期欠場のため世界ヘビー級王座を返上。11・1『サタデーナイツ・メインイベント』での新王者決定戦が行われることになり、同大会で挑戦予定だったパンクの出場が決定。その相手を決めるバトルロイヤルが行われ、ジェイが兄ジミーを失格に追い込んだうえで制した。
王座決定戦を5日後に控えたこの日、ジェイがオープニングに登場。リング中央にベルトが置かれた中、「最近うるさいヤツがいる。ローマン(・レインズ)やらジミーやら説教ばかり。よく聞け。何を言われてもどうでもいい。挑戦者はこの俺だ。今週土曜、2度目の世界ヘビー級王座戴冠を果たす」と宣言し、「YEET!」を叫ぼうとした。
すると割って入るようにパンクがやってきた。二人は友人関係にあるものの、世界ヘビーがかかった戦いとなれば友情は関係なし。パンクは「今夜はお前と距離を獲る。今週末、お前の金歯をへし折るからな」と通告した。
一方でジェイに向かって「やっと自分を信じ始めたな。ジミーやローマンに惑わされていないようだ。信じてきたのは自分だけだった。勝ち続けている時、自分を信じるのは簡単だ。だが、負けそうな時はブレるよな」と語りかけたパンクは「お前の行動がすべてを物語ってる。先週の試合で覚悟が見えた。兄貴をトップロープから投げ落としたな」と続けた。場内からジェイへ向けたブーイングが発生すると、パンクは「ブーイングするところじゃないぞ。全員が敵というルールだ」とジェイに理解を示したうえで、「ベルトが必要なのはお前だけじゃない。サマースラムで勝ち取った王座はすぐに奪われた。酸素が必要なぐらいベルトが欲しい。俺は行くところまで行ってやる。サタデーナイツ・メインイベントでは俺が勝つ」と宣言した。
「お前の覚悟はみせてもらった。だが、俺相手にどこまでやれる?」。パンクがそう問いかけると、黙って聞いていたジェイは「どこまでもやってやるよ。修羅場はくぐってきた」とキッパリ。「いつもと同じだな。しゃべりでみんなを味方にする。自分を信じ始めたら俺を悪者にしやがる」と不満を隠さないジェイは「おい、聞け。クソ食らえだ。“ベスト・イン・ザ・ワールド"が誰か教えてやる。YEET!」とパンクのニックネームを拝借して通告。両者は近距離でにらみ合った。
その後、ジェイは兄ジミーとバックステージで遭遇。ジミーが「俺のことなんてどうでもいいだと? 思い出せよ。バトルロイヤルではお前を2度も救ってやった。そんな俺を投げ落としやがった」と不満をぶつけると、「LAナイトを狙った」と弁解するジェイに向かって「映像はウソをつかねえよ。試合前に作戦立てたろ? 俺たちが最後の二人になるまで協力。そこからサシでやる話だった。お前は自分のことしか考えてない。よく聞け。お前は自分を信じてるんだろ? 俺とサシでやるのがそんなに怖かったか?」と非難した。
ウーソズの間に険悪ムードが漂った中、その後、二人は再びバックステージで顔を合わせた。ジェイが「さっきのは響いたぜ。兄貴のことは愛してるぜ。でもお前だってチャンスがあれば俺を投げ落としてた。ああなったのは俺のせいじゃない。大一番の前なのに裏切り者扱いか? 今は手一杯なんだ。ローマン、ビジョン、CMパンク。これはやっとつかんだチャンスなんだ。分かってくれよ」と釈明すると、ジミーも「分かった」と大人の対応。「愛してるぜ」と言葉をかけ合ってから握手を交わし、ひとまず和解が成立した。
今週のロウの模様は日本国内ではABEMAにて生放送された。