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　11・3両国大会へ向けた公開会見が30日、都内で行われ、DDT EXTREME選手権5WAYマッチ「To-y vs 彰人vsスーパー・ササダンゴ・マシンvs平田一喜vsアントーニオ本多」の試合形式が“目隠しデスマッチ"に決定した。

　EXTREME王者・To-yは9・14札幌大会でイルシオンを下してV3に成功し、「両国でEXTREMEを象徴してきた人と戦いたい」と希望。すると彰人をはじめ4人の歴代王者が名乗りを挙げ、5WAYマッチでEXTREME王座が争われることになった。

　本来、同王座戦のルールは王者が指定できるが、すっかり“DDTのギャンブル狂"のイメージが定着したTo-yはサイコロ3個と茶碗を用いるチンチロで勝った者がルールを決めると宣言。その結果、ササダンゴが勝者となった。

　ササダンゴは「チンチロはやらないんですが、目を出すというのはプロレスでは重要。勝負師にとって大事なのは目だから、目隠しルールで勝負したい」と宣言。「普段、練習してることが全く役に立たないと思う。普段、全く練習してない私と差が縮まると思うんで」と狙いを説明した。

　ルール決定を受けて、挑戦者4人は「一番最初に名乗りを挙げたのは僕なんですが、結果として過去にEXTREMEを彩った選手たちと対戦することが決まって、現在進行形でEXTREMEを盛り上げてくれてるTo-yさん…。誰が一番EXTREME王座がふわしいか決めればいいと思う」(彰人)、「こうして前哨戦で勝利することができたんで、両国当日も自分が勝っちゃうかなって思いました。生まれ持った境遇にはあらがえない。流れに沿ってまい進したい」(ササダンゴ)、「個人的な趣味はオニャンコポン(To-y)に意地悪することなんで。オニャンコポンに意地悪してベルトを獲る」(平田)、「ここにいる選手たちとは色々エクストリームな試合をやってきました。日本プロレス界で最初に目隠しマッチやった選手として、パイオニア感を見せつけて勝つ」(本多)と各々が意欲を語った。

　そして王者・To-yは「目をつぶっても目を隠されても僕には何でも見えるんです。それが現代のEXTREMEチャンピオン、To-yです。僕は目でなく心で見てる」と豪語。「俺が令和のEXTREMEをこのオジサンたちにぶつけてやる! 覚悟しとけ。全員両国にカモーン!」と挑戦者たちに宣戦布告していた。