【DDT】To-yがEXTREME王座V4 高木が復帰早々の挑戦表明「俺もまだEXTREMEだ」 2025/11/3

『Ultimate Party 2025』両国国技館(2025年11月3日)
DDT EXTREME選手権5WAYマッチ〜目隠しデスマッチ ○To-y vsアントーニオ本多vs彰人vsスーパー・ササダンゴ・マシンvs平田一喜×

 To-yが5WAY目隠しデスマッチを制し、EXTREME王座4度目の防衛に成功。この日、復帰したばかりの高木三四郎が挑戦を表明した。

 EXTREME王者・To-yはこの日、彰人、ササダンゴ、平田、本多の歴代王者を迎え撃つV4戦に臨んだ。ルールは5WAY目隠しデスマッチだったが、試合前、全員が目隠しを嫌がった結果、松井幸則レフェリーが目隠しをする前代未聞の事態に発展した。

 開始早々、平田、本多が逆エビ固めで次々にタップするものの、レフェリーが気づかないため無効に。挑戦者の4選手がTo-yに急所攻撃を見舞っても、レフェリーには見えず反則裁定は取られない。すかさず平田が雇った2人の覆面男が乱入し、リング上は無法地帯となった。

 さらに松井レフェリーが罠に足を取られてダウン。代わりに木曽大介レフェリーが目隠し状態でやってきた。混戦が続く中、ササダンゴが垂直落下式リーマンショックでTo-yを突き刺したが、本多がササダンゴのマスクを剥いだうえでのごんぎつねでカット。平田がボンバーをTo-yに叩き込んでカバーに入ると、レフェリーが2カウント2を叩いたものの、To-yが体勢を入れ替えて十字架固めで丸め込むと、見えないレフェリーがそのまま3カウント目を入れ、To-yが変則ルールを制した。

 EXTREME王座V4に成功したTo-yは試合後、「気づいたらベルトはこっちに戻って来た。このベルトは俺のことが大好きなんだろう」と勝ち誇り、「このTo-yとエクストリームを感じたいヤツ、誰でもいいぞ。誰でもカモ〜ン!」と挑戦者を募った。

 そこに現れたのは高木。To-yにストーンコールド・スタナーを決めると、「EXTREMEをつくったのは俺だ。てめえの次の挑戦者は俺だ!」と復帰早々のベルト挑戦を表明した。バックステージでも高木は「自分の居場所は自分でつくるんだよ。誰でも挑戦して来いって言ったよな? EXTREMEの創始者はこの俺だ。今の時代のEXTREMEはTo-yかもしれないけど、俺もまだEXTREMEだから。どっちがEXTREMEかをかけてやろうじゃないか!」と宣戦布告した。

 一方、To-yは「EXTREMEの猛者たちは狂ってて楽しくて最強だった。気づいたら勝ってた。でも、今EXTREMEのトップにいるのは俺だ」と5WAY戦を振り返り、高木に向けて「来たな、(前)大社長、このために復帰したのか? EXTREMEつくったお前を狂わせるくらいゴチャゴチャにして、DDT全員をお客さんを世界中を満たしてやる。高木三四郎、覚悟しとけ!」と通告した。

☆11/30(日)東京・後楽園ホール『BE AMBITIOUS〜秋闘乱舞〜』10:30開場、11:30開始

▼DDT EXTREME選手権試合
[挑戦者]
高木三四郎
vs
To-y
[第63代王者]
※To-y5度目の防衛戦
※ルール未定