【新日本】ウルフがデビュー戦でのベルト挑戦浮上 EVIL宣言「NEVERかけてやるよ」 2025/11/4
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1・4東京ドーム大会のカード発表会見が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、ウルフアロンがデビュー戦でのタイトル初挑戦が浮上。相手のEVILがNEVER無差別級王座をかける意向を示した。 東京五輪柔道金メダリスト・ウルフは1・4東京ドーム大会でEVILを相手に初陣に臨む。プロレス転向から4ヵ月が経過。道場でのトレーニングに加え、セコンド業務を務めてきた。2ヵ月後に迫ったデビュー戦へ向けて「これからの2ヵ月間、最後の2ヵ月間ですが、1日1日をムダにすることなく準備していきたいと思います。1.4東京ドームではこれまでの4ヵ月間、そしてこれからの2ヵ月間、計半年僕自身が培ってきたプロレスの技術、体力、そして僕のプロレスに対する想い全てをぶつけて勝利したい」と意気込んだ。 対するEVILは持参したNEVERベルトをカラースプレーで金に染め、「おい、見ろ。これが金メダルや。そしてこの俺がプロレス界の金メダリスト、“キング・オブ・ダークネス"EVILだ。これこそが真の金メダリストよ」と格の違いを強調するように言い放ち、ウルフを「グリーンボーイ」呼ばわりした。 するとウルフも金メダルを披露し、「金メダリストは僕です。これは今の僕にとっては持っていても仕方ないものですし、正直言って今、僕が目指すべきものはプロレス」とキッパリ。「正直、ああいったダーティーファイトをされる方のことをリスペクトはできないです」と言い切ると、EVILは「俺のことをリスペクトしていない=チャンピオンのことをリスペクトしていない=このNEVERのベルトをリスペクトしていない=新日本プロレスのこともリスペクトしていないってことだな? ってことはよ、お前はやっぱり内心、オリンピックの金メダルの方が上だと思ってんだろ。この売名野郎が」と上げ足を獲りつつ吐き捨てた。 当然、ウルフは「そういったことはまったく思ってないですね」と否定したが、EVILは聞く耳を持たず「売名の金メダリスト」と断定。「俺もスイッチ入ってきたよ。オリンピックの金メダリストと新日本プロレスのチャンピオン、どっちが上かこの試合で白黒ハッキリつけてやろうじゃねえか。俺が勝ったらよ、オリンピックの金メダリストよりEVILのほうが上だってことだからな」と続けると、「お前によ、さらにプレッシャーをかけてやるよ。お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺に喧嘩売ったことをとことん後悔させてやるからな」と通告した。 異例と言えるデビュー戦でのタイトルマッチが浮上。ウルフは「僕はまだイチ練習生という立場なので、僕のほうからどうこう言うことはないんですけど、EVILさんがそういうふうにおっしゃったのであれば、あとは会社の判断に任せます」との意向を表明。現時点での仕上がり具合は「80%」と自己分析し、「間近で試合を見る機会も増えているので、どんな闘い方をしてくるのかっていうところも想定しながら練習をしていますし。やってきたことすべてをマットの上で出せれたら問題ないかと思います」と言い切ってみせた。 【会見の模様】 ▼ウルフ「こんにちは、ウルフアロンです。6月に入団させていただき、先日1・4東京ドーム大会の対戦相手がEVIL選手に決まりました。これから最後の2ヵ月間、一日一日無駄にすることなく準備していきたいと思います。1・4東京ドーム大会ではこれまでの4ヵ月間、そしてこれからの2ヵ月間、計半年、僕が培ってきたプロレスの技術、体力、そして僕のプロレスに対する思いすべてをぶつけて勝利したいと思います」 ※EVILがNEVERベルトをスプレーで金に染める ▼EVIL「ハッハッハ! おい見ろ。これがよ、金メダルや。そしてよ、この俺がプロレス界の金メダリスト、NEVER無差別級チャンピオンのキング・オブ・ダークネスEVILだ。見ろよ。これが金メダル。これこそが真の金メダリストだよ。おい、グリーンボーイ、てめえもそう思うだろ?」 ▼ウルフ「いや、僕が金メダリストです」 ▼EVIL「俺が金メダリストだ、おい」 ▼ウルフ「いや、あの、東京オリンピックで優勝したのは僕で。先日、EVILさんが新聞のほうで『金メダリストのプライドを持ってるんじゃないのか?』って話をされていたので、僕も今日持ってきました(と東京五輪で獲得した金メダルを取り出す)。ホントに今の僕にとっては持っていても仕方ないものですし、正直言って今、僕が目指すべきものはプロレスなので、今回もってこさせていただきました」 ▼EVIL「ゴチャゴチャうるせえな、こいつ。俺のことをよ、金メダリストじゃないっていうことは大先輩の俺のことをリスペクトしてないとでもいうのか? このヤロー」 ▼ウルフ「正直、ああいったダーティーファイトをされる方のことはリスペクトはできないです」 ▼EVIL「俺のことをリスペクトしていない=チャンピオンのことをリスペクトしていない=このNEVERのベルト、これもリスペクトしていない=新日本プロレスのこともリスペクトしていないってことだな、ってことはよ、お前はやっぱり内心、オリンピックの金メダルの方が上だと思ってんだろ。この売名野郎が」 ▼ウルフ「そういったことはまったく思ってないですね」 ▼EVIL「うっせえわ。お前は柔道じゃなくて“売名の金メダリスト"だろ? ハッハッハ! 俺もスイッチ入ってきたよ。ってことはよ、オリンピックの金メダリストと新日本プロレスのチャンピオン、どっちが上か、この試合で白黒ハッキリつけてやろうじゃねえか。俺が勝ったらよ、オリンピックの金メダリストよりEVILのほうが上だってことだからな、オイ。ハッハッハッハッハ! それによ、お前、最近ちょこちょこ威勢よくリングの上に上がってきてるけど、お前ホントにできんの? ホントはよ、お前デビュー戦、ビビってんじゃねえの? そんなお前によ、さらにプレッシャーをかけてやるよ。お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺に喧嘩売ったことをとことん後悔させてやるからな。わかったか? よく覚えとけ」 ――EVIL選手からタイトルマッチという話があったが? ▼ウルフ「僕はまだイチ練習生という立場なので、僕の方からどうこう言うことはないんですけど、EVILさんがそういうふうにおっしゃったのであれば、あとは会社の判断に任せます」 ――ベルトをかけるに値する? ▼EVIL「値するかどうかじゃねえんだよ。俺がやるって言ったらやるんだよ」 ――ウルフ戦を引き受けた理由は? ▼EVIL「こいつはよ、HOUSE OF TORTUREの仲間に手かけたよな? 相当な罪だぞ、これ。それが理由だろ」 ――EVIL選手相手に反則攻撃が想定されるが戦い方は練っている? ▼ウルフ「最近は普段からセコンド業務もつかせていただいて、間近で試合を見る機会も増えてるので、 どういう戦い方をしてくるのかというところを想定しながら練習してますし、やってきたものをすべてマットの上で出せれば問題ないかと思います」 ――プロレスラーとしての完成度はどのぐらい出来上がっている? ▼ウルフ「残り2ヵ月というところで、日数としても今の状態としても、デビューに向けては80%ぐらいなのかなというふうに考えています」 ――夏から秋にかけて明治大学の練習や小学生の柔道大会に開設として参加しているが、柔道と向き合って感じたこと、またこれから2ヵ月間の中で柔道と向き合う予定は? ▼ウルフ「6月に新日本プロレスに入団させていただき、この半年間はプロレスラーとしてデビューするための期間でしたけど、僕自身のバックボーンは柔道というところにありますし、そこを捨てるっていう気持ちはないです。ただ、プロレスラーになるためにはイチから、むしろゼロから学ばないといけないと思いました。自分のプロレスの基礎みたいなものが出来上がってきたので。最終的には今までやってきた柔道の技術を出していきたいという考えがあったので、柔道の試合をみたりとか試合の動きを見たりとかというのはやってきましたし。残り2ヵ月に関しては本当に1・4に向けた準備をする期間なので、もっとプロレスに向き合っていきたいと考えています」 ――ウルフ選手は練習生ながらリングに上がったが、H.O.Tとしてヤキを入れる機会はこれまでにあったのでは? ▼EVIL「それはよ、俺のタイミングでやるから。誰かの指図は受けねえってことだ」
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1・4東京ドーム大会のカード発表会見が4日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、ウルフアロンがデビュー戦でのタイトル初挑戦が浮上。相手のEVILがNEVER無差別級王座をかける意向を示した。
東京五輪柔道金メダリスト・ウルフは1・4東京ドーム大会でEVILを相手に初陣に臨む。プロレス転向から4ヵ月が経過。道場でのトレーニングに加え、セコンド業務を務めてきた。2ヵ月後に迫ったデビュー戦へ向けて「これからの2ヵ月間、最後の2ヵ月間ですが、1日1日をムダにすることなく準備していきたいと思います。1.4東京ドームではこれまでの4ヵ月間、そしてこれからの2ヵ月間、計半年僕自身が培ってきたプロレスの技術、体力、そして僕のプロレスに対する想い全てをぶつけて勝利したい」と意気込んだ。
対するEVILは持参したNEVERベルトをカラースプレーで金に染め、「おい、見ろ。これが金メダルや。そしてこの俺がプロレス界の金メダリスト、“キング・オブ・ダークネス"EVILだ。これこそが真の金メダリストよ」と格の違いを強調するように言い放ち、ウルフを「グリーンボーイ」呼ばわりした。
するとウルフも金メダルを披露し、「金メダリストは僕です。これは今の僕にとっては持っていても仕方ないものですし、正直言って今、僕が目指すべきものはプロレス」とキッパリ。「正直、ああいったダーティーファイトをされる方のことをリスペクトはできないです」と言い切ると、EVILは「俺のことをリスペクトしていない=チャンピオンのことをリスペクトしていない=このNEVERのベルトをリスペクトしていない=新日本プロレスのこともリスペクトしていないってことだな? ってことはよ、お前はやっぱり内心、オリンピックの金メダルの方が上だと思ってんだろ。この売名野郎が」と上げ足を獲りつつ吐き捨てた。
当然、ウルフは「そういったことはまったく思ってないですね」と否定したが、EVILは聞く耳を持たず「売名の金メダリスト」と断定。「俺もスイッチ入ってきたよ。オリンピックの金メダリストと新日本プロレスのチャンピオン、どっちが上かこの試合で白黒ハッキリつけてやろうじゃねえか。俺が勝ったらよ、オリンピックの金メダリストよりEVILのほうが上だってことだからな」と続けると、「お前によ、さらにプレッシャーをかけてやるよ。お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺に喧嘩売ったことをとことん後悔させてやるからな」と通告した。
異例と言えるデビュー戦でのタイトルマッチが浮上。ウルフは「僕はまだイチ練習生という立場なので、僕のほうからどうこう言うことはないんですけど、EVILさんがそういうふうにおっしゃったのであれば、あとは会社の判断に任せます」との意向を表明。現時点での仕上がり具合は「80%」と自己分析し、「間近で試合を見る機会も増えているので、どんな闘い方をしてくるのかっていうところも想定しながら練習をしていますし。やってきたことすべてをマットの上で出せれたら問題ないかと思います」と言い切ってみせた。
【会見の模様】
▼ウルフ「こんにちは、ウルフアロンです。6月に入団させていただき、先日1・4東京ドーム大会の対戦相手がEVIL選手に決まりました。これから最後の2ヵ月間、一日一日無駄にすることなく準備していきたいと思います。1・4東京ドーム大会ではこれまでの4ヵ月間、そしてこれからの2ヵ月間、計半年、僕が培ってきたプロレスの技術、体力、そして僕のプロレスに対する思いすべてをぶつけて勝利したいと思います」
※EVILがNEVERベルトをスプレーで金に染める
▼EVIL「ハッハッハ! おい見ろ。これがよ、金メダルや。そしてよ、この俺がプロレス界の金メダリスト、NEVER無差別級チャンピオンのキング・オブ・ダークネスEVILだ。見ろよ。これが金メダル。これこそが真の金メダリストだよ。おい、グリーンボーイ、てめえもそう思うだろ?」
▼ウルフ「いや、僕が金メダリストです」
▼EVIL「俺が金メダリストだ、おい」
▼ウルフ「いや、あの、東京オリンピックで優勝したのは僕で。先日、EVILさんが新聞のほうで『金メダリストのプライドを持ってるんじゃないのか?』って話をされていたので、僕も今日持ってきました(と東京五輪で獲得した金メダルを取り出す)。ホントに今の僕にとっては持っていても仕方ないものですし、正直言って今、僕が目指すべきものはプロレスなので、今回もってこさせていただきました」
▼EVIL「ゴチャゴチャうるせえな、こいつ。俺のことをよ、金メダリストじゃないっていうことは大先輩の俺のことをリスペクトしてないとでもいうのか? このヤロー」
▼ウルフ「正直、ああいったダーティーファイトをされる方のことはリスペクトはできないです」
▼EVIL「俺のことをリスペクトしていない=チャンピオンのことをリスペクトしていない=このNEVERのベルト、これもリスペクトしていない=新日本プロレスのこともリスペクトしていないってことだな、ってことはよ、お前はやっぱり内心、オリンピックの金メダルの方が上だと思ってんだろ。この売名野郎が」
▼ウルフ「そういったことはまったく思ってないですね」
▼EVIL「うっせえわ。お前は柔道じゃなくて“売名の金メダリスト"だろ? ハッハッハ! 俺もスイッチ入ってきたよ。ってことはよ、オリンピックの金メダリストと新日本プロレスのチャンピオン、どっちが上か、この試合で白黒ハッキリつけてやろうじゃねえか。俺が勝ったらよ、オリンピックの金メダリストよりEVILのほうが上だってことだからな、オイ。ハッハッハッハッハ! それによ、お前、最近ちょこちょこ威勢よくリングの上に上がってきてるけど、お前ホントにできんの? ホントはよ、お前デビュー戦、ビビってんじゃねえの? そんなお前によ、さらにプレッシャーをかけてやるよ。お前のデビュー戦はこのNEVERのベルトをかけたタイトルマッチにしてやるよ。俺に喧嘩売ったことをとことん後悔させてやるからな。わかったか? よく覚えとけ」
――EVIL選手からタイトルマッチという話があったが?
▼ウルフ「僕はまだイチ練習生という立場なので、僕の方からどうこう言うことはないんですけど、EVILさんがそういうふうにおっしゃったのであれば、あとは会社の判断に任せます」
――ベルトをかけるに値する?
▼EVIL「値するかどうかじゃねえんだよ。俺がやるって言ったらやるんだよ」
――ウルフ戦を引き受けた理由は?
▼EVIL「こいつはよ、HOUSE OF TORTUREの仲間に手かけたよな? 相当な罪だぞ、これ。それが理由だろ」
――EVIL選手相手に反則攻撃が想定されるが戦い方は練っている?
▼ウルフ「最近は普段からセコンド業務もつかせていただいて、間近で試合を見る機会も増えてるので、
どういう戦い方をしてくるのかというところを想定しながら練習してますし、やってきたものをすべてマットの上で出せれば問題ないかと思います」
――プロレスラーとしての完成度はどのぐらい出来上がっている?
▼ウルフ「残り2ヵ月というところで、日数としても今の状態としても、デビューに向けては80%ぐらいなのかなというふうに考えています」
――夏から秋にかけて明治大学の練習や小学生の柔道大会に開設として参加しているが、柔道と向き合って感じたこと、またこれから2ヵ月間の中で柔道と向き合う予定は?
▼ウルフ「6月に新日本プロレスに入団させていただき、この半年間はプロレスラーとしてデビューするための期間でしたけど、僕自身のバックボーンは柔道というところにありますし、そこを捨てるっていう気持ちはないです。ただ、プロレスラーになるためにはイチから、むしろゼロから学ばないといけないと思いました。自分のプロレスの基礎みたいなものが出来上がってきたので。最終的には今までやってきた柔道の技術を出していきたいという考えがあったので、柔道の試合をみたりとか試合の動きを見たりとかというのはやってきましたし。残り2ヵ月に関しては本当に1・4に向けた準備をする期間なので、もっとプロレスに向き合っていきたいと考えています」
――ウルフ選手は練習生ながらリングに上がったが、H.O.Tとしてヤキを入れる機会はこれまでにあったのでは?
▼EVIL「それはよ、俺のタイミングでやるから。誰かの指図は受けねえってことだ」
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