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　AEWダイナマイトが現地時間5日、テキサス州ヒューストンで行われ、“The OPP's"サモア・ジョー&柴田勝頼&パワーハウス・ホッブスがハングマン・アダム・ペイジ&フック&エディ・キングストンを返り討ちにし、AEW世界トリオ王座を防衛。ジョーは王者・ペイジとのAEW世界王座戦へ向けて弾みをつけた。

　ジョーは10・17『AEWレッスルドリーム』でAEW世界王者・ペイジに敗れたものの、試合後、柴田&ホッブスとともにペイジを暴行して遺恨を深め、11・22『AEWフル・ギア』での再挑戦が決まった。ヒール化したThe OPP'sはこの日、ペイジ&フック&キングストンと対戦。当初、ノンタイトル戦で行われる予定だったが、フックの要求をジョーが受諾し、当日になってAEW世界トリオ王座戦に変更となった。

　開始のゴングが鳴るとジョーはペイジと向き合ったが、柴田にタッチしてスカす心理戦に出る。柴田はペイジ相手に近距離でのエルボー合戦を展開。フロントハイキックを見舞った。串刺しラリアットを食らっても、すぐさま追尾式串刺しジャンピングフロントハイキックで応戦。ジョーはキングストンにグーパンチを連打し、ジャンピングハイキックを発射。柴田は逆水平合戦を連打で制し、キングストンをコーナーにセットして急所を蹴り上げ、ブーイングを浴びた。

　負けじとペイジがムーンサルトアタックでホッブスに突っ込み、柴田にはトペを発射。キングストンがホッブスにラリアットを叩き込む。ジョーがラリアットでキングストンを撃退し、柴田は武者返しでフック叩きつける。ペイジがバックショットラリアットを狙ってもホッブスが妨害。入場ゲート前でショルダータックルをぶちかますと、ペイジがローリングエルボーを連発してもアバランシュホールドでステージ下のテーブルに叩きつけてKO。最後は孤立したフックをホッブスがアルゼンチンバックブリーカーでギブアップさせた。

　The OPP'sがトリオ王座を死守。ジョーがAEW世界王座前哨戦を制した。試合後、3人がベルトを掲げると、ブーイングが浴びせられた。