【DRAGONGATE】田中がジェイソン撃破でブレイブゲートV9 防衛記録更新へ「俺がDRAGONGATEの顔になる」 2026/3/3

『GLORIOUS GATE 2026』後楽園ホール(2026年3月3日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○田中良弥vsジェイソン・リー×

 田中が因縁のジェイソンを撃破して、ブレイブゲートV9。防衛記録更新を見据えて、「必ずこの歴史を塗りかえて、俺がDRAGONGATEの顔になります」と誓った。

 ブレイブゲート王者の田中は2・23博多大会でベテランの堀口元気を降し、8度目の防衛に成功。PACが2011年に樹立した最多防衛記録「V11」の更新にまた一歩近づいた。試合後、元王者である我蛇髑髏のジェイソンが乱入すると、田中をKOして挑戦表明。3・1大阪大会ではサイン会中の田中を襲撃し、試合にも乱入してベルト殴打で田中をまたもKOし、タイトル奪取を予告していた。

 トペを狙った田中に対して、リング下に隠れて翻ろうし、背後から襲撃したジェイソンが先制。鋭い打撃を次々と浴びせると、セコンドについた我蛇髑髏の面々も介入して、田中を暴行した。田中もコーナーからの鉄柱越えトペコンヒーロから空中殺法を連発するが、ジェイソンは狡猾に右足の負傷を偽装して主導権を強奪。「俺は頭いいだろ!」と勝ち誇ると、胴絞めスリーパーに引きずり込んで絞めに絞める。

 なんとか脱出した田中はハンドスプリング式レッグラリアットで反撃ののろし。スピーディな先読み合戦をバズソーキックで制すると、フィッシャーマンスクリューにつなげる。しかし、得意のクロスセイバーは不発。逆にレフェリーの死角を突いてセコンドのKAIが場外からボックス攻撃を浴びせると、ジェイソンはマキシマムドライバーで突き刺して勝機を掴んだ。

 負けられない田中はギリギリで肩を上げる。ならばとジェイソンはコーナーに上がったものの、粘る田中はジャンピングハイキックで足止めし、起死回生のスパニッシュフライを敢行した。打撃戦になると、ジェイソンが強烈なヒザ蹴りを連続して顔面にねじ込み、再びマキシマムドライバーを狙う。田中が丸め込んだものの、ここでセコンドのISHINがレフェリーの足をすくってカウントを妨害。ここぞとばかりにジェイソンはパイプイスを投入した。

 しかし、イスごとドロップキックで蹴り飛ばした田中は、ジェイソンの後頭部にこれでもかとローキックを連発。怒りを爆発させると、急角度のクロスセイバーで突き刺す。ジェイソンはギリギリで肩を上げたものの、田中はスターダストプレスで急降下。熱戦に終止符を打った。

 怒りを爆発させた田中がジェイソンを返り討ちにして、ブレイブゲート王座V9。最多防衛記録まであと3勝とした。

 ベルトを受け取った田中は「おい、ジェイソン・リー、俺を怒らせたら怖いっていうのがわかったか。もしまたブレイブゲートに挑戦したいんやったらな、いつでもか〜な〜り! 怖い良弥が相手になったるわ」とジェイソンに通告する。

 そして、「ということで、ブレイブゲート9度目の防衛に成功しました。ブレイブゲート最多防衛記録11回。ようやく背中が見えてきました。いまだかつて10年以上破られていないこの歴史を俺が塗りかえるとともに、中軽量級だけじゃなくて、DRAGONGATEの顔になります」と力強く断言。「まあ、長い間、この記録を塗りかえられてないってことは、たやすいことじゃないってことは俺も十分にわかっているし、難しいって思っている人もいると思います」としながらも、「でも、でも! 記録や歴史っていうのは塗りかえるためにあるねん。そして、今の俺はか〜な〜り!強いねん。必ずこの歴史を塗りかえて、俺がDRAGONGATEの顔になります」と約束し、「まだまだ続く俺のブレイブゲートロードにご期待ください」とさらなる戦いを見据えた。

 キャリア3年の田中は防衛戦を重ねるたびに急成長。「DRAGONGATEの顔になる」という言葉もビッグマウスとは思われない状況を作り出した。次なる挑戦者は現れていないが、誰が目の前に立とうと今の田中に死角はない。15年ぶりの記録更新を狙って全力疾走するのみだ。

【田中の話】「ブレイブゲート9度目の防衛に成功しました。今回はブレイブゲートを守るっていうより、あいつに何度も襲撃されて壊れてしまったブレイブゲートの(ベルトの)怒りをもってジェイソン・リーを潰すっていうことの方が今回の防衛戦にかける思いっていうのが大きくて。結果として、このブレイブゲート守れたんで、9度目の防衛。俺の目標であるブレイブゲート11回防衛、ようやく背中が見えてきました。リング上でも言った通り、この歴史を塗り替えることでDRAGONGATEの顔に一気になってみせたいと思いますので、これからもまだまだ続く俺のブレイブゲートロードに期待してください。ありがとうございました」