【新日本】G1覇者・大岩が一夜明け会見 10・12両国でのIWGPヘビー初挑戦決定で「さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたい」 2026/8/17
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『G1 CLIMAX 36』優勝者・大岩陵平が一夜明けた17日、都内・新日本事務所で会見。10・12両国大会でのIWGPヘビー級王座挑戦が決まり、「ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたい」と至宝ベルト獲りへ向けて意気込んだ。 大岩はエル・ファンタズモとの予選を制し、G1に2年連続出場。Aブロック2位通過を果たすと、8・15両国大会の準決勝で前IWGP王者・カラム・ニューマンを撃破。8・16両国大会における決勝戦で上村優也との激闘を制して初優勝を飾った。 デビュー5周年記念日である8月24日を1週間後に控えた中で初のシングル栄冠を獲得。「自分の中でも新世代、現世代の選手の中で横一線ではなくて、自分がちょっと下にいるイメージがあったんで、その悔しい気持ちを晴らすのはG1しかなかったし、G1獲った現世代の選手、僕しかいないんで、これで一気にまくれたかなと思います」と手応えを実感し、「昨日の決勝戦で僕と上村優也にしかできない、あのスタイルで両国を、あの歓声を持ってこれたってのは自分の自信にもなったし、自分が今までやってきたもの、理想のプロレスは間違ってなかったと改めて思いました」との確信を得ることもできた。 10・12両国大会でのIWGPヘビー挑戦も決定。9・27神戸大会における「辻陽太vs後藤洋央紀」の勝者に挑むことになる。同王座にはこれが初挑戦。辻には昨年、今年とG1公式戦で2年連続敗戦に終わっているが、「こないだの辻戦で最後ヘッドロックからファイヤーブラスターやられて。もう次、その対策は考えてるんで、辻さんが来たらどうやって勝とうかまで見えてます」とキッパリ。後藤には8・6後楽園大会におけるG1公式戦で勝利しており、「こないだ後楽園でヘッドロックでギブアップ奪ったんで、次も勝つ自信がありますね」と言い切ってみせた。 「自分の理想のプロレスラーはパワーとテクニックのハイブリッドなんで、その一つのテクニックが認められてきたっていうのは自信になりました」と言うように、G1を通じて自らのスタイルに自信を深めることができた。当然、それを貫いていくのみで、両国IWGP戦へ向けて「しっかりと相手の対策をして、ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたい」と誓った。 その端緒となったのが2023年から1年間経験したNOAHへの国内武者修行。その時のパートナーだった清宮海斗が準決勝、決勝戦と応援に駆けつけていたという。「今の自分があるのって間違いなくNOAHに誘ってくれた清宮さんのおかげ」と感謝する大岩は9月にNOAHのシングルリーグ戦『N-1 VICTORY 2026』を控える清宮に「G1のチャンピオンとN-1でもし清宮さんが優勝したらN-1のチャンピオン、戦ってみても面白いんじゃないかなと思います」とエールを送りつつ、覇者対決も描いていた。 【会見の模様】 ▼大岩「G1 CLIMAX 36、昨日優勝してきました大岩陵平です。昨日、リング上で令和の夏男って言ったんで、これから自分は天山さんの夏男を継いで、夏だけじゃなくて、G1終わってからも、このリングを一番熱くさせようと思ってます。昨日の決勝戦で僕と上村優也の試合、僕と上村優也にしかできない、あのスタイルで両国を、あの歓声を持ってこれたってのは自分の自信にもなったし、自分が今までやってきたもの、理想のプロレスは間違ってなかったと改めて思いました。10月、同じ両国で自分の中では初めてのIWGP挑戦です。このG1で自分は両国のイメージがよくなったので、あとはそれまでにしっかりと相手の対策をして、ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたいと思います」 ――SNSの反響を踏まえて? ▼大岩「SNS、そうですね。シェイン(・ヘイスト)とか、あとTMDKだったJONAH(現WWEブロンソン・リード)とかがXで話題にしてくれて、やっぱ同じ仲間たちはずっと見てくれてたのと、あとは結構話題になったのが20分ぐらいずっとグラウンドの攻防で、ヘッドロックとリストロックとアームドラッグとヘッドシザース、そういうテクニックだけで戦ってたっていうのが話題になっていて。でも自分はそれこそがプロフェッショナルレスリング、プロレスだと思ってるんで。これでいい結果出せたんでよかったですけど、これからも自分はみんなと違うことで頂点に立ちたいなと思いました」 ――後藤のキャリア最短記録を更新し、技能賞にも選ばれたが? ▼大岩「キャリア最短とかは正直あんまり意識してなかったんですけど、技能賞はファンの方の投票の結果なので、それは素直にうれしいですね。テクニックが良かったってことですから、自分の理想のプロレスラーはパワーとテクニックのハイブリッドなんで、その一つのテクニックが認められてきたっていうのは自信になりました」 ――現世代と言われる中でシングル戦線で出遅れていた感があったが、逆転した実感はある? ▼大岩「自分の中でも新世代、現世代の選手の中で横一線ではなくて、自分がちょっと下にいるイメージがあったんで、その悔しい気持ちを晴らすのはG1しかなかったし、G1獲った現世代の選手、僕しかいないんで、これで一気にまくれたかなと思います」 ――優勝後、清宮選手も反応していたが? ▼大岩「清宮さん、昨日もおとといも会場に来てくれて、試合前にLINEくれて連絡くれて。今の自分があるのって間違いなくNOAHに誘ってくれたのは清宮さんだし、清宮さんのおかげなんで。こうやって団体は違えど、いい関係を築けてるのはNOAHに行ってよかったと思うし、これからNOAHでもN-1始まるんで、G1のチャンピオンとN-1でもし清宮さんが優勝したらN-1のチャンピオン、戦ってみても面白いんじゃないかなと思います」 ――当時は「海斗さん」と言っていたのが、今は「清宮さん」に変わったが? ▼大岩「そうでしたね。今でもちょくちょく飲みに行ったりしてるんで。でも最近、『清宮さん』と呼んでますね、自然と」 ――精神的に成長できたから? ▼大岩「タッグ組んでた時は今より距離が近かったんで、タッグパートナーとしての清宮海斗選手は『海斗さん』だったんですけど、タッグ解消してからは『清宮さん』ですね」 ――師匠・小川良成さんから連絡などはあった? ▼大岩「決勝戦の後はまだ何もないです。ちょっと僕から連絡します。ごあいさつがてら」 ――もう一人の師匠・天山さんからバックステージでどんな話があった? ▼大岩「入場でマウンテンホーン付けてるんですけど、あれがG1始まった時の北海道のトークショーの控室で、『マウンテンホーン付けてみたら』って言われて、その場で発注して、『作ってみて、もし似合ったら付けます』って言って。天山さんの前でつけたら『いいじゃん、入場でつけてきなよ』って言ってもらって。それで付けたらホントに自信が出たんですよ。それで準決勝勝ったんで、決勝もマウンテンホーン付けていこうということで天山さんに話したら、『この先もずっと使ってくれよ』って話になりました」 ――一点攻めはNOAHでの1年間の修行があったからこそ? それをベースにして進化させた? ▼大岩「NOAHでは一点攻めをもちろん教えていただいてたんですけど、凱旋してからもずっと使っていて。ヘッドロックがこうやってフィニッシュ獲れるぐらいまで精度が上がったのはG1、SANADA戦だったかな。その前にYuto-Iceと戦って、あっちの土俵で戦って負けてしまって、一回考え直して、テクニックにもっと真剣に取り組まないとなとスタイルを考え直して戦ったのが次のSANADA戦。その試合はヘッドロックだけで頑張ってみようと思って、それでフィニッシュ獲ってから自信になって。カラム戦とかは腕攻めて、ヘッドロックも使ってっていう2点攻めもちょっとずつ精度を上げて。NOAHでは基礎を学んで、そこから成長させたのが自分自身です」 ――新日本とNOAHの技術の明確な違いは? ▼大岩「言葉では難しいですね。自分がよく感じるのは間が違うなというのは思いますね。たとえば新日本プロレスの選手って自分が攻撃したら、相手と触れてない時間が多いと思うんですよ。でもNOAHの選手は自分を攻撃した後も腕を取ったりヘッドロックでずっと押さえてたり、常に相手と密着してる状態が多いので、それでいつ動かれても対応できるというのがあると思います」 ――10・12両国大会で辻vs後藤の勝者と対戦するが、それぞれの印象は? どちらが上がってきてほしい? ▼大岩「まず今、チャンピオンの辻選手はこのG1でも敗れてますし、去年のG1でも敗れていて、シングルは0勝2敗、2回負けてるんで。でも自分は今このトロフィーを手にしてG1チャンピオン。辻さんにないものを自分は持ってると思うので。IWGPチャンピオンとG1の覇者の違いって、G1は1ヵ月戦い抜くスタミナと精神力。GPチャンピオンはその試合に向けて、1試合でどれだけ出し切れるかだと思うんですけど、こないだの辻戦で最後ヘッドロックからファイヤーブラスターやられて。もう次、その対策は考えてるんで、辻さんが来たらどうやって勝とうかまで見えてます。後藤さんはこないだG1で勝って1勝1敗なんですけど、こないだ後楽園でヘッドロックでギブアップ奪ったんで、次も勝つ自信がありますね」 ――最近のレスリングの潮流を変えるぐらいのインパクトを与えたと思うが? ▼大岩「僕たちのスタイルがみんなできるわけじゃないと思うんで、ある程度テクニックないとできないと思うし、やろうと思ってもできないと思うんですけど。プロレスってみんなそれぞれバラバラだから面白いんですよ。僕の嫌いなYuto-Iceは殴る蹴るだけって選手もいるし、ボルチンみたいなモンスターもいるし、自分と上村さんみたいな選手もいるし。だから僕たちも個性になる。みんな一緒だったら面白くないんで。だからプロレスラーはみんなそれぞれ自分の戦い方で戦えばいいと思うんですけど、自分が言いたいのはG1ファイナルで、この戦い方で勝ったんで、自信はもうありますね」 ――Ice選手と今後の関係は? ▼大岩「嫌いなものは嫌いなんで、リング上では実際、去年のタッグリーグでモブって言われて、それで火がついた自分もいるんで、一概には言えないですけど、僕はあのやり方は嫌いですね。下品だと思います」 ――NOAHのGHC王者・内藤哲也選手が10月両国大会で観客動員数で勝負と発言していたが? ▼大岩「昨日も7200入ったんですけど、その前の日が7700人。準決よりも決勝の方が少なかったっていうのは決勝戦った身からしたらすごく悔しかったんで、だから次の10月の両国、観客動員数をしっかり意識して、内藤さんがそうやって言うなら動員数でNOAHと真っ向勝負してもいいかなと思います」 ――天山選手から闘魂を学んだと言っていたが継承したいものがあれば? ▼大岩「ヤングライオンの時に学んだものはあきらめない気持ち、闘魂だと思うんですよ。今、入場で付けてるマウンテンホーン、あれも気持ちの問題だと思うんですよ。これ付けたら頑張ろうと思えるから。今後、新しい、たとえばモンゴリアンチョップだったり、天山さんの代名詞の技をやろうというのはないですね。テンザンスープレックスは大事に使っていきます」
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『G1 CLIMAX 36』優勝者・大岩陵平が一夜明けた17日、都内・新日本事務所で会見。10・12両国大会でのIWGPヘビー級王座挑戦が決まり、「ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたい」と至宝ベルト獲りへ向けて意気込んだ。
大岩はエル・ファンタズモとの予選を制し、G1に2年連続出場。Aブロック2位通過を果たすと、8・15両国大会の準決勝で前IWGP王者・カラム・ニューマンを撃破。8・16両国大会における決勝戦で上村優也との激闘を制して初優勝を飾った。
デビュー5周年記念日である8月24日を1週間後に控えた中で初のシングル栄冠を獲得。「自分の中でも新世代、現世代の選手の中で横一線ではなくて、自分がちょっと下にいるイメージがあったんで、その悔しい気持ちを晴らすのはG1しかなかったし、G1獲った現世代の選手、僕しかいないんで、これで一気にまくれたかなと思います」と手応えを実感し、「昨日の決勝戦で僕と上村優也にしかできない、あのスタイルで両国を、あの歓声を持ってこれたってのは自分の自信にもなったし、自分が今までやってきたもの、理想のプロレスは間違ってなかったと改めて思いました」との確信を得ることもできた。
10・12両国大会でのIWGPヘビー挑戦も決定。9・27神戸大会における「辻陽太vs後藤洋央紀」の勝者に挑むことになる。同王座にはこれが初挑戦。辻には昨年、今年とG1公式戦で2年連続敗戦に終わっているが、「こないだの辻戦で最後ヘッドロックからファイヤーブラスターやられて。もう次、その対策は考えてるんで、辻さんが来たらどうやって勝とうかまで見えてます」とキッパリ。後藤には8・6後楽園大会におけるG1公式戦で勝利しており、「こないだ後楽園でヘッドロックでギブアップ奪ったんで、次も勝つ自信がありますね」と言い切ってみせた。
「自分の理想のプロレスラーはパワーとテクニックのハイブリッドなんで、その一つのテクニックが認められてきたっていうのは自信になりました」と言うように、G1を通じて自らのスタイルに自信を深めることができた。当然、それを貫いていくのみで、両国IWGP戦へ向けて「しっかりと相手の対策をして、ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたい」と誓った。
その端緒となったのが2023年から1年間経験したNOAHへの国内武者修行。その時のパートナーだった清宮海斗が準決勝、決勝戦と応援に駆けつけていたという。「今の自分があるのって間違いなくNOAHに誘ってくれた清宮さんのおかげ」と感謝する大岩は9月にNOAHのシングルリーグ戦『N-1 VICTORY 2026』を控える清宮に「G1のチャンピオンとN-1でもし清宮さんが優勝したらN-1のチャンピオン、戦ってみても面白いんじゃないかなと思います」とエールを送りつつ、覇者対決も描いていた。
【会見の模様】
▼大岩「G1 CLIMAX 36、昨日優勝してきました大岩陵平です。昨日、リング上で令和の夏男って言ったんで、これから自分は天山さんの夏男を継いで、夏だけじゃなくて、G1終わってからも、このリングを一番熱くさせようと思ってます。昨日の決勝戦で僕と上村優也の試合、僕と上村優也にしかできない、あのスタイルで両国を、あの歓声を持ってこれたってのは自分の自信にもなったし、自分が今までやってきたもの、理想のプロレスは間違ってなかったと改めて思いました。10月、同じ両国で自分の中では初めてのIWGP挑戦です。このG1で自分は両国のイメージがよくなったので、あとはそれまでにしっかりと相手の対策をして、ヘッドロックの技術を伸ばして、一点攻めとことん追求して、さらに磨きをかけた自分のスタイルで戦いたいと思います」
――SNSの反響を踏まえて?
▼大岩「SNS、そうですね。シェイン(・ヘイスト)とか、あとTMDKだったJONAH(現WWEブロンソン・リード)とかがXで話題にしてくれて、やっぱ同じ仲間たちはずっと見てくれてたのと、あとは結構話題になったのが20分ぐらいずっとグラウンドの攻防で、ヘッドロックとリストロックとアームドラッグとヘッドシザース、そういうテクニックだけで戦ってたっていうのが話題になっていて。でも自分はそれこそがプロフェッショナルレスリング、プロレスだと思ってるんで。これでいい結果出せたんでよかったですけど、これからも自分はみんなと違うことで頂点に立ちたいなと思いました」
――後藤のキャリア最短記録を更新し、技能賞にも選ばれたが?
▼大岩「キャリア最短とかは正直あんまり意識してなかったんですけど、技能賞はファンの方の投票の結果なので、それは素直にうれしいですね。テクニックが良かったってことですから、自分の理想のプロレスラーはパワーとテクニックのハイブリッドなんで、その一つのテクニックが認められてきたっていうのは自信になりました」
――現世代と言われる中でシングル戦線で出遅れていた感があったが、逆転した実感はある?
▼大岩「自分の中でも新世代、現世代の選手の中で横一線ではなくて、自分がちょっと下にいるイメージがあったんで、その悔しい気持ちを晴らすのはG1しかなかったし、G1獲った現世代の選手、僕しかいないんで、これで一気にまくれたかなと思います」
――優勝後、清宮選手も反応していたが?
▼大岩「清宮さん、昨日もおとといも会場に来てくれて、試合前にLINEくれて連絡くれて。今の自分があるのって間違いなくNOAHに誘ってくれたのは清宮さんだし、清宮さんのおかげなんで。こうやって団体は違えど、いい関係を築けてるのはNOAHに行ってよかったと思うし、これからNOAHでもN-1始まるんで、G1のチャンピオンとN-1でもし清宮さんが優勝したらN-1のチャンピオン、戦ってみても面白いんじゃないかなと思います」
――当時は「海斗さん」と言っていたのが、今は「清宮さん」に変わったが?
▼大岩「そうでしたね。今でもちょくちょく飲みに行ったりしてるんで。でも最近、『清宮さん』と呼んでますね、自然と」
――精神的に成長できたから?
▼大岩「タッグ組んでた時は今より距離が近かったんで、タッグパートナーとしての清宮海斗選手は『海斗さん』だったんですけど、タッグ解消してからは『清宮さん』ですね」
――師匠・小川良成さんから連絡などはあった?
▼大岩「決勝戦の後はまだ何もないです。ちょっと僕から連絡します。ごあいさつがてら」
――もう一人の師匠・天山さんからバックステージでどんな話があった?
▼大岩「入場でマウンテンホーン付けてるんですけど、あれがG1始まった時の北海道のトークショーの控室で、『マウンテンホーン付けてみたら』って言われて、その場で発注して、『作ってみて、もし似合ったら付けます』って言って。天山さんの前でつけたら『いいじゃん、入場でつけてきなよ』って言ってもらって。それで付けたらホントに自信が出たんですよ。それで準決勝勝ったんで、決勝もマウンテンホーン付けていこうということで天山さんに話したら、『この先もずっと使ってくれよ』って話になりました」
――一点攻めはNOAHでの1年間の修行があったからこそ? それをベースにして進化させた?
▼大岩「NOAHでは一点攻めをもちろん教えていただいてたんですけど、凱旋してからもずっと使っていて。ヘッドロックがこうやってフィニッシュ獲れるぐらいまで精度が上がったのはG1、SANADA戦だったかな。その前にYuto-Iceと戦って、あっちの土俵で戦って負けてしまって、一回考え直して、テクニックにもっと真剣に取り組まないとなとスタイルを考え直して戦ったのが次のSANADA戦。その試合はヘッドロックだけで頑張ってみようと思って、それでフィニッシュ獲ってから自信になって。カラム戦とかは腕攻めて、ヘッドロックも使ってっていう2点攻めもちょっとずつ精度を上げて。NOAHでは基礎を学んで、そこから成長させたのが自分自身です」
――新日本とNOAHの技術の明確な違いは?
▼大岩「言葉では難しいですね。自分がよく感じるのは間が違うなというのは思いますね。たとえば新日本プロレスの選手って自分が攻撃したら、相手と触れてない時間が多いと思うんですよ。でもNOAHの選手は自分を攻撃した後も腕を取ったりヘッドロックでずっと押さえてたり、常に相手と密着してる状態が多いので、それでいつ動かれても対応できるというのがあると思います」
――10・12両国大会で辻vs後藤の勝者と対戦するが、それぞれの印象は? どちらが上がってきてほしい?
▼大岩「まず今、チャンピオンの辻選手はこのG1でも敗れてますし、去年のG1でも敗れていて、シングルは0勝2敗、2回負けてるんで。でも自分は今このトロフィーを手にしてG1チャンピオン。辻さんにないものを自分は持ってると思うので。IWGPチャンピオンとG1の覇者の違いって、G1は1ヵ月戦い抜くスタミナと精神力。GPチャンピオンはその試合に向けて、1試合でどれだけ出し切れるかだと思うんですけど、こないだの辻戦で最後ヘッドロックからファイヤーブラスターやられて。もう次、その対策は考えてるんで、辻さんが来たらどうやって勝とうかまで見えてます。後藤さんはこないだG1で勝って1勝1敗なんですけど、こないだ後楽園でヘッドロックでギブアップ奪ったんで、次も勝つ自信がありますね」
――最近のレスリングの潮流を変えるぐらいのインパクトを与えたと思うが?
▼大岩「僕たちのスタイルがみんなできるわけじゃないと思うんで、ある程度テクニックないとできないと思うし、やろうと思ってもできないと思うんですけど。プロレスってみんなそれぞれバラバラだから面白いんですよ。僕の嫌いなYuto-Iceは殴る蹴るだけって選手もいるし、ボルチンみたいなモンスターもいるし、自分と上村さんみたいな選手もいるし。だから僕たちも個性になる。みんな一緒だったら面白くないんで。だからプロレスラーはみんなそれぞれ自分の戦い方で戦えばいいと思うんですけど、自分が言いたいのはG1ファイナルで、この戦い方で勝ったんで、自信はもうありますね」
――Ice選手と今後の関係は?
▼大岩「嫌いなものは嫌いなんで、リング上では実際、去年のタッグリーグでモブって言われて、それで火がついた自分もいるんで、一概には言えないですけど、僕はあのやり方は嫌いですね。下品だと思います」
――NOAHのGHC王者・内藤哲也選手が10月両国大会で観客動員数で勝負と発言していたが?
▼大岩「昨日も7200入ったんですけど、その前の日が7700人。準決よりも決勝の方が少なかったっていうのは決勝戦った身からしたらすごく悔しかったんで、だから次の10月の両国、観客動員数をしっかり意識して、内藤さんがそうやって言うなら動員数でNOAHと真っ向勝負してもいいかなと思います」
――天山選手から闘魂を学んだと言っていたが継承したいものがあれば?
▼大岩「ヤングライオンの時に学んだものはあきらめない気持ち、闘魂だと思うんですよ。今、入場で付けてるマウンテンホーン、あれも気持ちの問題だと思うんですよ。これ付けたら頑張ろうと思えるから。今後、新しい、たとえばモンゴリアンチョップだったり、天山さんの代名詞の技をやろうというのはないですね。テンザンスープレックスは大事に使っていきます」
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