【新日本】大乱闘で遺恨激化 ウルフ「叩き潰してやる」、藤田「お前、プロレス好きじゃねえだろう」 2026/9/9

『Road to DESTRUCTION』東京・後楽園ホール(2026年9月9日)
○上村優也&ウルフアロン&タイチvs大岩陵平&藤田晃生&ハートリー・ジャクソン×

 NEVER王座戦が浮上している王者・ウルフと藤田が大乱闘を展開。さらに遺恨が激化すると、ウルフは「あのクソみてえな根性、俺が明日のタッグマッチで叩き潰してやるよ!」と激怒すれば、藤田は「お前よ、新日本に入った時も思ったけどよ、そんなにプロレス好きじゃねえだろう」と指摘した。

 ジュニアヘビー級の藤田は8・15両国大会で対戦したウルフの保持するNEVER王座に興味。「俺が絡んでもっと面白くしてやるよ」と言い放つと、その後も「百貫デブ」などと挑発を繰り返してきた。挑戦が正式決定しない状態で、この日、藤田はTMDKの大岩&ジャクソンと、ウルフは本隊の上村&タイチとそれぞれ組んで対決した。

 ウルフは「出てこいよ」と藤田に激情をぶつけると、2人の先発で幕開け。いきなりエルボーを真っ向から打ち合うと、藤田はチョップを連発してから「このデブ!」と叫ぶ。怒ったウルフはショルダータックル、払い腰とたたみかけるも、エルボードロップは藤田が回避。なおも2人は喧嘩腰で髪を掴んでもみ合った。浅見レフェリーが止めに入ると、大岩と上村が強引にタッチを交わしたものの、ブチ切れたウルフはなかなかエプロンに下がらない。

 その後、G1覇者・大岩と準優勝・上村が決勝戦さながらの攻防を繰り広げて後楽園を盛り上げるが、気持ちが収まらないウルフが藤田を場外に叩き落とせば、藤田もスキを突いてウルフをしつこく襲撃して、試合そっちのけで火花を散らした。

 試合は上村がシャイニング式エルボードロップからライオンズシャイナーにつなげてジャクソンを沈めたものの、ウルフと藤田は場外で視殺戦を展開。売り言葉に買い言葉で揃ってリングインすると、とうとう乱闘に突入する。ウルフの一本背負い狙いを藤田は巧みに不時着。ウルフもバズソーキックを回避すると、どちらも髪を掴んで怒号を上げた。

 レフェリーや大岩らが止めに入ったものの、2人はなおも小競り合いを繰り広げ、しつこく罵声を浴びせ合う。何度も引き離されても、互いに殴りかかり、なかなか収拾がつかなかった。

 ようやくバックステージに戻ってくると、怒り心頭のウルフは「あのクソみてえな根性、俺が明日のタッグマッチで叩き潰してやるよ!」と実力行使を予告。対する藤田は「火ついたか、デブ」、「それがNEVERチャンピオンか?」などと言いたい放題で、「お前よ、新日本に入った時も思ったけどよ、そんなにプロレス好きじゃねえだろう。観てたらわかるんだ。お前は柔道家。自分の中でも『俺は今プロレスラーだ。新日本の一員だ』っていうのを、まったく感じさせねえんだ」と根底から批判した。

 「お前がチャンピオンたる理由が何一つわからねえんだ。だからよ、明日か。決めさせてやるからよ、タイトルマッチ。楽しみにしとけよ」と藤田。2人のコメントにもあるように、翌日の後楽園大会では「ウルフ&タイチvs大岩&藤田」がメインイベントで控えており、さらなる波乱は必至だ。


【試合後のウルフ&タイチ】

▼ウルフ「藤田晃生、ナメやがって。ムカついて、あのクソみてえな根性、俺が明日のタッグマッチで叩き潰してやるよ! クソッ!」

▼タイチ「(※遅れてやって来て)オゥ、ウルフ、俺も一緒にやってやっからな。一緒にやってやるからよ」

▼ウルフ「はい」

▼タイチ「俺とお前、一緒に組むんだったら、大岩、お前も一緒だ。明日ぶっ潰してやる。ナメやがって。大岩、お前も一緒だからな。余裕ぶっこくな。テメー、なんか予選から勝ち上がってビッグドリームだ? だったら俺は何だ、予選敗退した俺は。予選敗退ドリームか? テメー余裕こくな。1本獲ってやるからな。俺に負けたこと忘れんなよ。明日もう1回恥かかせてやるからよ。そうなったらよ、考えろ、次の挑戦。先に倒すべき相手、ここに作ってやっから自分で。あんま調子乗んなよ。そういう時って足元スカスカになんだよ。気を付けておけ」

【上村の話】「今シリーズはまだまだ続きますけど、僕は僕なりの目標を持って技を、1個1個の自分の技を磨いて、あのリストロックもそうですけど、リストロックでギブアップが取れるように練習して、試合でもドンドン出して、もっともっと技の精度を上げていきたいと思います。オッシャー!」

【藤田の話】「オイ、デブ、コラ! 火ついたか、デブ、オゥ!? 『火ついてるよ、火ついてるよ』って、オメー何も見えねえんだよ。それがNEVERのチャンピオンか? 笑わせんなよ。これでこんだけやって、こんだけ燃えてて、お前まだタイトル決めないの? あらためて言ってやろうか? タイトルに挑戦させてくださ〜い。なあ、NEVER無差別だろう? お前の試合を観たけどよ、バカの一つ覚え、わかってねえな。バカの一つ覚えを磨いて磨いて尖らせて、今、俺はこのスタイルなんだ。お前よ、新日本に入った時も思ったけどよ、そんなにプロレス好きじゃねえだろう。観てたらわかるんだ。お前は柔道家。自分の中でも『俺は今プロレスラーだ。新日本の一員だ』っていうのを、全く感じねえんだ。どう思ってる? 満足か? ケツ叩かれるまで欠場後のNEVERのコメントは出さねえ。巡業の地にベルトを持ってきてるのかどうかわかんねえけど、リングの上には持ってきてない。オイ、試合にはよ、体調不良で1日休んで帰ってきて、『生きてます、以上』。お前、どのツラ下げてそんなこと言ってんだ。本隊の人間が、社長がお前を甘やかすからか? オイ、どうなんだ? 新人だからか? 関係あるか、そんなこと。お前が好きって言ってた新日本プロレスを体現してんのか? 意味わかってるか、オイ? こんだけ言われて、お前はどうも思わねえか? いっつもいっつも一つ上からお前のことを見てるよ。まあまあまあ、そうかもしれねえけど、それが故にお前の魅力も出てない。伝えたいこともわからない。お前がチャンピオンたる理由が何一つわからねえんだ。だからよ、明日か? オゥ、メイン誰だ? 決めさせてやるからよ、タイトルマッチ。楽しみにしとけよ」

【大岩の話】「明日、タイチ&ウルフvs大岩&藤田。自分と藤田のタッグチームも結構ひさしぶりなんでメッチャ楽しみなんですけど、藤田とウルフ、試合後やり過ぎだよ。アレじゃ手つけられないし、明日の試合で見せようや。ウルフ、藤田もそうやけど、お前、プロレスラーだろ? リング乗ってから決着つけろよ。昨日の会見見ましたけど、IWGPが『G1』のチャンピオン、俺への挑戦権になってるって見たけど、大会の日程的には確かにIWGP勝ったほうが俺に挑戦する。だから俺も挑戦してこいって言ったけど、俺の考えでは新日本プロレスの大きな柱の1つにIWGPチャンピオンがいて、もう1つ別の大きな柱に『G1』チャンピオンがいると思う。だから俺の中では次の両国、頂上決戦。後藤洋央紀が上がってきても、辻陽太が上がってきても、IWGPと『G1』かけて頂上決戦。頂上決戦、楽しみに待ってます。みんなそれぞれの意見があっていいけど、俺はこの『G1』も誇りに思ってるし、IWGPにもしっかりリスペクトあって闘ってる。だから俺の人生初のIWGPタイトルマッチ、しっかり勝たせてもらいます」