2011年3月プレイバック
▼1日【DRAGON GATE】
後楽園ホールで望月成晃vsGammaのオープン・ザ・ドリームゲート王座次期挑戦者決定戦が行われ、望月が勝利。両国大会のメインイベントで王者・吉野正人への挑戦が決定。鷹木信悟&YAMATOがツインゲート王座への挑戦を表明。長期欠場中だった岩佐拓の復帰も決定。
▼5日【NOAH】
有明コロシアムで杉浦貴が新日本のジャイアント・バーナードを下し、GHCヘビー級王座V9を達成。高山善廣&佐野巧真が潮崎豪&谷口周平を退け、GHCタッグ王座V3。GHCジュニアヘビー級王者・鈴木鼓太郎は中嶋勝彦を破って3度目の防衛に成功。KENTAがモハメド ヨネを暴行して裏切り、金丸義信、平柳玄藩との新軍団結成を宣言。
▼6日【全日本】
後楽園ホールで金本浩二&稔がジュニア・スターズを再結成し、近藤修司&カズ・ハヤシに勝利。VM総帥・TARUがレフェリーを務めたKONO&ジョー・ドーリングvs太陽ケア&大森隆男は、ケア組が不利をはねのけて勝利し、世界タッグ王座挑戦に王手。宮本和志が5年8ヶ月ぶりに古巣・全日マットに登場。
▼6日【新日本】
後楽園ホールで春のG1・NEW JAPAN CUPが開幕。1回戦4試合が行われ、真壁刀義が小島聡に2ヶ月ぶりリベンジ。中邑真輔、中西学、MVPがベスト8進出。
▼6日【ZERO1】
ゼロワン10周年記念興行となる両国国技館大会開催。破壊王子・橋本大地が蝶野正洋を相手にデビュー。メインイベントでは大谷晋二郎が高山善廣との一騎打ちに敗れる。崔領二が関本大介を下し、世界ヘビー級王座奪還。田中将斗が永田裕志にシングル初勝利。日高郁人が長年のライバルであるパンクラス・伊藤崇文の挑戦を退け、インターナショナルジュニア王座V7達成。5月にプロレスデビューを控えるK-1MAX日本王者・長島☆自演乙☆雄一郎が登場し、大地に対戦を要求。
▼7日【NOAH】
金丸義信、KENTA、平柳玄藩に裏切られ、“ひとりDisobey"となったモハメド ヨネが人間不信に陥り、傷心旅行に出発。
▼8日【新日本】
4月よりSMASHから移籍するKUSHIDAが入団会見。同席した師匠・TAJIRIも号泣。
▼9日【全日本】
東金大会に新日本・永田裕志が来場。3・21両国でのタッグ対決(船木誠勝&鈴木vs永田&獣神サンダー・ライガー)を控える鈴木みのると大乱闘を繰り広げる。征矢匠がアゴ骨折により欠場。
▼10日
タクシー窃盗容疑で仙台中央署に逮捕され、処分保留で釈放されていたNOSAWA論外が道交法違反(無免許、酒酔い運転)の疑いで書類送検される。
▼10日【ZERO1】
3・6両国でデビューした橋本大地が私立日々輝学園高等学校・横浜校を卒業。
▼11日【ストライクフォース】
DREAMライト級王者・青木真也が4・9米サンディエゴ大会に参戦すると発表。
▼11日【SRC】
SRCを主催するワールド・ビクトリーロードが、親会社でメインスポンサー企業のドン・キホーテがSRC事業から撤退すると公式ホームページで発表。新支援企業が見つからない場合は解散となる可能性も示唆。
▼11日
東北地方を震源とした東日本大震災が発生。全日本プロレスの選手移動バスが宮城・石巻大会に向かう途中に被災。すでに会場入りしていたリングスタッフらは避難所で無事が確認されたが、単独で行動していた近藤修司が一時行方不明に。都内では同日に予定されていたNOAH、ZERO1などの会見、プロレス・格闘技の大会が軒並み中止となる。
▼12日
東日本大震災の影響でプロレス・格闘技の大会が首都圏、東北地方を中心に多数の大会延期、中止が相次ぐ。
▼12日【NOAH】
名古屋大会でKENTAが新軍団名を「NO MERCY」と発表。宮城・多賀城出身の石森太二がリッキー・マルビンとのGHCジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定戦を制し、「被災地に希望を与えたい」と王座奪取を誓う。震災直後の大会開催となり、丸藤正道副社長が「安全面徹底」を約束。
▼12日【UFC】
ストライクフォースを買収したと発表。
▼13日【全日本】
宮城・石巻大会に向かう途中に被災し、安否確認が取れていなかった近藤修司が当サイトの取材を受け、無事を報告。
▼13日【新日本】
震災後、初の興行となった浜松大会でNEW JAPAN CUP1回戦4試合が行われ、永田裕志、田中将斗、天山広吉、矢野通がベスト8入り。IWGPヘビー級王者・棚橋弘至が試合前にあいさつし、被災地への「全力支援」を約束。
▼15日【NOAH】
大阪大会に長期欠場中の小橋建太が緊急来場。関係者にも伝えず、急きょ来阪した小橋は「いてもたってもいられなかった」と試合前後に募金活動を行う。
▼16日【DRAGON GATE】
3・20両国大会の中止を発表。東日本大震災の余震や福島第一原発事故など安全確保が困難と判断。
▼17日【全日本】
都内・全日本事務所で会見し、東日本大震災の影響で開催が危ぶまれていた3・21両国大会を予定通り行うと発表。震災チャリティー大会となることも決定。会見で武藤敬司社長は「最高のプロレスをみせる」と決意表明。
▼17日【ZERO1】
ZERO1道場で被災地への救援物資を募集。ファン約60名が訪れ、田中将斗、橋本大地ら所属選手に物資を託す。
▼18日【全日本】
TARUが都内で会見し、ブードゥー・マーダーズが義援金を募るべく、初のサイン会の開催、「VM TARU義援金」口座の開設を発表。スローガンは「やらぬ善より、やる偽善」。
▼18日【SMASH】
5月3日に延期予定だった後楽園大会『SMASH.15』を3月31日に行うと発表。『SMASH.15』はもともと3月18日に開催予定だったが、後楽園ホールが震災の影響で閉館していたため延期となったもの。
▼18日【新日本】
後藤洋央紀が3月23日から無期限のメキシコCMLL遠征に出発すると発表。
▼19日
東日本大震災後、安否確認が取れていなかった仙台在住のケンドー・カシンがスポット参戦中のIGFに無事を連絡。
▼19日【新日本】
名古屋大会でNEW JAPAN CUP2回戦4試合が行われ、永田裕志、中邑真輔、真壁刀義、矢野通がベスト4入り。プリンス・デヴィットがKUSHIDAを下し、IWGPジュニアヘビー級王座6度目の防衛に成功。
▼20日【新日本】
尼崎大会で永田裕志が4年ぶり2度目のNEW JAPAN CUP制覇。プリンス・デヴィット&田口隆祐がTAKAみちのく&タイチを退け、IWGPジュニアタッグ王座V2。
▼20日【ZERO1】
大谷晋二郎が被災者の避難所となっている郡山市内のビッグパレットふくしまに救援物資を運搬。
▼20日【みちのく】
新崎人生が経営する仙台市の「徳島ラーメン人生1号店」が営業を再開。人生は3月の試合予定を全て辞退し、地元復興に専念。
▼21日【全日本】
両国国技館で諏訪魔がKENSOの挑戦を退け、三冠ヘビー級王座3度目の防衛に成功。新日本・永田裕志、ノア・秋山準が春の祭典・チャンピオン・カーニバルへの出場を表明。稔が近藤を下し、世界ジュニア王座初防衛。KONO&ジョー・ドーリングが太陽ケア&大森隆男を破って世界タッグ王座V1。武藤敬司がZERO1・橋本大地との一騎打ちに完勝。震災後初のビッグマッチで全日本勢、テレビ解説のため来場した蝶野正洋が募金を呼びかけ、TARU率いるブードゥー・マーダーズも募金したファンを対象に初のサイン会を実施。休業中の“brother"YASSHIも登場し、得意のマイクパフォーマンスで沸かせる。
▼21日【NOAH】
福岡国際センターで杉浦貴がトレバー・マードックを下し、GHCヘビー級王座V10を達成。鈴木みのるとの「MVP男対決」を熱望。宮城出身の石森太二が鈴木鼓太郎の持つGHCジュニア・ヘビー級王座に挑むも惜敗。NO MERCYがモハメド ヨネを集団暴行。また、選手会長・杉浦、会計・青木篤志が大会前に会見し、選手会費の一部を東日本大震災の義援金として寄付すると発表。
▼22日【NOAH】
鈴木みのるが全日本のチャンピオン・カーニバルについての会見後、西永秀一渉外部長からGHCヘビー級王者・杉浦貴に次期挑戦者に指名されたことを伝え聞き、条件付きで3・27ディファ有明大会参戦を受諾。
▼27日【DDT】
後楽園大会でディック東郷が飯伏幸太を下し、KO-D無差別級王座V2。長期療養中のゴージャス松野が福島第一原発事故で揺れる被災地・福島からサプライズ登場。
▼27日【ZERO1】
靖国大会で橋本大地が大谷晋二郎との師弟タッグでビッグバン・ベイダー&ジェシー・ホワイトと対戦。完敗に終わったものの、大谷から合格点を与えられる。
▼27日【NOAH】
ディファ有明で鈴木みのるがGHCヘビー級王者・杉浦貴とのタッグ対決に直接勝利。“震災とプロレス"のスタンスの違いから怒りの大演説を展開し、杉浦発言を真っ向否定。GHC王座への挑戦も拒否。
▼29日【全日本】
諏訪魔、カズ・ハヤシ、近藤修司ら8選手が東日本大震災で被災した福島県民が避難している東京・味の素スタジアムでの炊き出しに参加。また、延期となっていた東北地方4大会を5月にスライドし、復興支援チャリティー大会として行うことが決定。
▼29日
総合格闘家・石井慧が2010年4月に結婚した美香夫人と離婚していたことが発覚。約9ヶ月のスピード離婚だった。
▼31日【ストライクフォース】
石井慧の米国本土デビュー延期が決定。東日本大震災の影響で発給が遅れていた就労ビザなどの契約問題で。
▼31日【IGF】
4・28JCBホール(現・東京ドームシティホール)大会『GENOME15』を震災復興チャリティーイベントとすることを発表。
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