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12/8【全日本】会見における宮原、リーの詳細コメント(前編/写真あり)

 8日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見した宮原健斗、ジェイク・リーの詳細コメントは以下の通り。

【会見の模様】
▼宮原「タッグリーグなのにパートナーが会見にいないという、歴史にない…歴史に名を刻んだかなと。タッグリーグなのに一人で会見。最高ですね。去年おととしと準優勝できた流れで今年、このトロフィーを手にできて、非常にレスラーとしてうれしく思います。大会優勝後に奴が僕をジャーマンで投げて、僕はフルボッコ状態にされて、その状態から若い選手が入り、僕を介護してる中、いろんな動きがありました。その中で野村直矢選手、青柳優馬選手、ジェイク・リー選手、佐藤恵一選手がそれぞれいろんな思いであのリングに立ってたと思うんですけど、青柳選手は僕がお客さんの方にみんなで手を上げようとしたら、それを拒否され、ジェイク・リー、佐藤恵一と一緒に手を挙げてたんですけど、佐藤恵一は何か浮かない顔をしていた。そして試合後のコメントも何も言っていない。そして会見にいないってことはあいつの中で一夜を通して考えが変わったのかなと。それぞれ自己主張することは素晴らしいことなので、全然、尊重します。それよりもあの大阪大会を俺自身が一人で締められたことはうれしいですし、優勝と同じぐらい、試合を終えてリングの周りをお客さんと触れ合って退場したんですけど、その時一人ひとりと目が合って、いろんな声を聞いたので、体で感じたことを次の時代に、これから先につなげたいと思いますね。僕がリング上で言った新しい道の意味をわかってない人もいるかもしれないけど、全日本プロレスという団体は凄く偉大な人たちがいて、凄く偉大な歴史があるけど、俺はそれに甘えるつもりはないんで。過去はもういい。過去はすぎたことなんで。大事なのはこれからなんでね。それを俺らの世代で作っていくと。そういう意味でも新しい道、それを俺らで作っていくいう感じですかね。結構、全日本にいる人たちってプロレス界全体が盛り上がってる時代の人たちが多い。年のいってる人も多いし。でも俺らの時代っていうのは盛り上げる時代なんで。盛り上がってる時代と盛り上げる時代は大きな差がある。だから昔の固定概念は今に通用しないと思ってる。だから俺は誰かの真似しようなんて思ってないですし、レスラー同士の評価なんて求めてない。僕らはプロレスラーなんでみてる人に夢を与える。俺らの世代でそういった道を作っていこうと決心しました。でも俺は若い選手を引き連れようなんて思ってない。ただ新しい道の先頭に立っていこうとは思ってるんで、そこのところ皆さん、これから宮原健斗を要注意しておいてください」

▼リー「この会見に佐藤がいないんで、あいつの中で何が変わったかわからないですけど、僕はこれから健斗さんと二人でやっていくということは決まったので。でも健斗さんの下につくとか、そういうつもりもないし、チャンスが舞い込んでるんで、それをものにするだけです。やることは変わらないです。リング上で戦っていく、ただそれだけです」

――12・15後楽園大会で宮原&リー組が始動するが?

▼宮原「初戦なんでね。大事な戦いになるのはもちろん、俺の中でこの12月15日のファン感謝デーというのは全日本を応援してくれた人たちに対しての一年を通してありがとうございましたをリング上で発信していきたいと思ってる。カードも注目ですけど、新しい道の第一歩の雰囲気を味わってもらいたい。ぜひ会場に足を運んでほしいですね」

▼リー「この前、後楽園で石川さんにはヒザ食らって伸びちゃいましたからね。その借りは返したいですね。石川さん、入江さん、二人とも蹴って蹴って蹴りまくりたいですね。うっ憤を晴らすがごとくみたいな感じで。それに今、外で全日本プロレスどうなるんだとか、そんなこと言ってますけど、そんなことも蹴り飛ばしてやろうかなと。そんな文字すらも粉々に蹴り砕いていこうかなと思ってます」

――若い二人で組むことになり、新しい道を作っていく手応え、自信は?

▼宮原「過去の人が作り上げた固定概念っていうのは俺の中で通用しないんですよ。僕がルールなんで。僕の道を作っていく、そして同世代で盛り上げていきたいというのはずっとあった。その機会がこのタイミングが来たと。絶対、横にいるジェイク・リーなんか僕についてくる気さらさらないと思う。それは何でかというと同い年だからですよ。僕もそうだったけど、年齢が近い人間がいくらキャリアの差があっても、こいつについていきたいという気持ちには絶対ならない。それがレスラーの性で。同じ道を歩く戦友として全日本を盛り上げたいというのがあるんでね。あとは僕らが組むことによって新しいファンの方、プロレスをみたことのない僕ら世代の若い世代に、もっと全日本プロレスの視野を広げていきたいと思ってる。僕はこのままでいいと思ってない。平成生まれで、自分でいうのおかしいけど、二人ともわりかし今風な顔してるんでね。それもわかりやすいかなと。何ですか、文句ありますか? そういう部分でもプロレスラーって結構かっこいいじゃん。そういったのも僕の狙いです。今風ですね」

※後編に続く

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