プロレス/格闘技DX

大会のみどころ

G1リーグ戦の全日程(8月1日~8月11日)の公式戦のみどころを解説

8・1浜松

Aブロック

オカダ・カズチカvsプリンス・デヴィット

棚橋弘至vs小島聡

真壁刀義vs後藤洋央紀

柴田勝頼vsデイビーボーイ・スミスJr.

石井智宏vsランス・アーチャー

Bブロック

中邑真輔vsカール・アンダーソン

永田裕志vs鈴木みのる

内藤哲也vs高橋裕二郎

天山広吉vsシェルトン・X・ベンジャミン

矢野通vs飯伏幸太

公式戦のみどころ

 今年のG1開幕戦は初開催となる浜松大会。Aブロックではオカダvsデヴィットの再戦が早くも実現する。両者は7・20秋田でのIWGP戦で対決。オカダが制し、3度目の防衛を果たしている。デヴィットにとってはリベンジを遂げる絶好の機会。連覇を狙うオカダは連勝で幸先いいスタートを切りたいところだ。

 エース・棚橋は初戦で小島と対決する。両者はこれまでIWGP王座をかけて何度も対決し、小島が優勝した2010年では優勝戦を争っている。ともに手の内を知り尽くしている巧者同士の対決は中身の濃い戦いとなりそうだ。

 一方、BブロックではIWGPインターコンチネンタル王者・中邑が初戦で実力者・アンダーソンを激突する。7・20秋田でIC王座を奪還し、2年ぶりV2への出撃体勢を整えた中邑はその余勢を駆って初戦をものにしたいところ。

 永田vs鈴木の遺恨対決が開幕早々、実現する。両者は今年に入って1・4ドーム、3・11後楽園のNJC1回戦と2度シングル対決。1勝1敗で迎える今年3度目の一騎打ちの結果が両者の明暗を分けるかもしれない。
8・2後楽園

Aブロック

棚橋弘至vs石井智宏

後藤洋央紀vsオカダ・カズチカ

真壁刀義vsデイビーボーイ・スミスJr.

小島聡vs柴田勝頼

プリンス・デヴィットvsランス・アーチャー

Bブロック

中邑真輔vs鈴木みのる

内藤哲也vs飯伏幸太

永田裕志vs矢野通

天山広吉vs高橋裕二郎

カール・アンダーソンvsシェルトン・X・ベンジャミン

公式戦のみどころ

 注目の初出場を果たした石井が2戦目でエース・棚橋と対決する。G1といえば思わぬ伏兵が頭角を現すケースが多い。しかも後楽園での石井人気は絶大で、追い風に乗って大番狂わせをやってのけるか。

 IWGP王者・オカダの2戦目は後藤戦。3・23後楽園でのNJC決勝戦以来の対決となる。両者は昨年も同ブロックで、後藤が勝利。これまで3度シングル対決し、オカダが2勝1敗で勝ち越している。ともに首攻めを得意としており、激しい消耗戦が予想される。

 Bブロックでは中邑と鈴木の対決が実現する。両者は中邑が初優勝を遂げた2011年でも同ブロックとなり、中邑が勝利している。久々に実現するストロング対決の結果がBブロックの流れを左右するかもしれない。

 初出場の飯伏は2戦目で内藤との注目対決に臨む。両者はこれが初遭遇。次代を担うであろう二人の戦いがプロレス界の未来を指し示すか。
8・3名古屋

Aブロック

棚橋弘至vsデイビーボーイ・スミスJr.

真壁刀義vs柴田勝頼、後藤洋央紀vs小島聡

オカダ・カズチカvsランス・アーチャー

石井智宏vsプリンス・デヴィット

Bブロック

中邑真輔vs矢野通

永田裕志vs内藤哲也

天山広吉vs鈴木みのる

高橋裕二郎vsシェルトン・X・ベンジャミン

飯伏幸太vsカール・アンダーソン

公式戦のみどころ

 Aブロックでは真壁vs柴田の7ヶ月ぶり再戦が組まれた。両者は若手時代に前座戦線でしのぎを削った間柄。今年の1・4ドームで久々の一騎打ちが実現し、真壁が制している。柴田にとっては雪辱戦だ。後藤vs小島は優勝経験者対決だ。後藤は2008年、小島は2010年にそれぞれ初優勝。ともにV2を狙う両者が潰し合いとなる。

 Bブロックでは中邑vs矢野が実現。CHAOS対決がみられるのはG1ならではといえる。永田と内藤は2011年でも同ブロックとなり、永田が勝利。年内の“主役獲り"を誓う内藤にとってG1初Vは悲願。そのためにもミスターIWGP突破は避けて通れない。
8・4大阪

Aブロック

真壁刀義vsオカダ・カズチカ

棚橋弘至vsプリンス・デヴィット

後藤洋央紀vsランス・アーチャー

石井智宏vs柴田勝頼

小島聡vsデイビーボーイ・スミスJr.

Bブロック

中邑真輔vs飯伏幸太

内藤哲也vs鈴木みのる

永田裕志vsシェルトン・X・ベンジャミン

天山広吉vsカール・アンダーソン

矢野通vs高橋裕二郎

公式戦のみどころ

 前半戦の天王山・大阪大会では両ブロックとも豪華カードが並んだ。Aブロックでは所も同じ6・22大阪の再戦が2試合組まれた。IWGP戦でオカダに敗れた真壁は2ヶ月越しのリベンジを遂げたいところ。棚橋も対デヴィット雪辱戦。両者はデヴィットが初出場を果たした2010年に同ブロックとなり、デヴィットが勝利。みたび大一番でデヴィットが逸材食いを遂げるか。

 Bブロックでは今年屈指の注目の一番が実現する。中邑vs飯伏のシングル初対決だ。両者は2011年4・3後楽園での6人タッグ(中邑&邪道&外道vs中西学&飯伏&ケニー・オメガ)で初遭遇。打撃戦など刺激的な攻防を繰り広げている。2年4ヶ月ぶりの再激突で両者が雌雄を決する。
8・6金沢

Aブロック

棚橋弘至vs真壁刀義

後藤洋央紀vsプリンス・デヴィット

オカダvsデイビーボーイ・スミスJr.

柴田勝頼vsランス・アーチャー

小島聡vs石井智宏

Bブロック

中邑真輔vs高橋裕二郎

永田裕志vs飯伏幸太

カール・アンダーソンvs鈴木みのる

内藤哲也vsシェルトン・X・ベンジャミン

天山広吉vs矢野通

公式戦のみどころ

 AブロックではG1の定番マッチと化した棚橋vs真壁が組まれた。両者は2004年と2005年の2年連続同ブロックとなり、2008年から2011年まで4年連続で同ブロックに名を連ねた。G1での戦績は3勝1敗1分1不戦勝と棚橋が圧倒。2年ぶり7度目のG1対決となる。

 Bブロックでは飯伏が5戦目でミスターIWGP・永田に挑む。両者は純然たる初遭遇。ともにキックを得意としており、蹴り合いの様相を呈する可能性大だ。