3/28【DDT】米AEW長期遠征へ竹下「世界一のプロレスラーになるために行く」、ベルト獲りにも色気
アメリカAEWへの長期遠征が決まった竹下幸之介が28日、東京・渋谷のAbemaTowersで会見。4・10後楽園大会を最後に渡米する竹下は「世界一のプロレスラーになるために行くんで、そのためにはチャンピオンになるのも目標」と意気込んだ。
竹下のAEW参戦は約1年ぶり。同団体がDDT勢の招へいを決め、その一環として実現する。「米国で戦うのは僕の念願でもあって、昨年のAEW遠征ではハウスショーを含めて3試合させていただいたんですけど。そのときも大きな舞台で戦いたいという思いがより強くなり、今回わがままを聞いてもらう形でAEW参戦となりました。前回は約1週間しか行けなかったんで、今回は長期間行かせてほしいと会社にはお願いしていました」と経緯を話した竹下は「今回このような形でチャンスを与えていただいたDDT、AEWには感謝してますし、チャンスをつくっていただいたケニー・オメガ、中澤マイケルの2人にも感謝してもしきれないくらい。これは僕が試合を見せて、結果を残して、恩返しするしかないと思ってます。しっかり竹下幸之介のプロレスをAEWの大舞台で見せていきたいと思います。竹下幸之介のシーズン2の始まりです」と謝意を示しつつ異国の地での活躍を誓った。
遠征期間は長期となるが、「まだ決まってないことも多いので、具体的に何ヵ月行くというのは決まってない状況」という。「極端な話、すぐに米国に移住するわけではないので。1年で考えたら、米国にいる期間が長い方がいいんですけど、DDTにもビッグマッチなどで参戦する機会もあると思います。米国に行って、スポットだけ日本に戻ってくるけど、また米国に戻るというイメージ」と話したように日米を股にかけて戦っていくことになりそうだ。
AEWでの目標について竹下は「前回はダークマッチ2試合とハウスショー1試合でした。AEWは本当に付け入るスキがないくらい選手層も厚いのですが、次のステップアップとしては『Dynamite』『Rampage』、TVマッチに出場することですね」と話した。最前線に食い込む構えで、ベルト戦線に絡むことも期待されるところ。竹下も「世界一のプロレスラーになるために行くんで、そのためにはチャンピオンになるのも目標」と色気たっぷりだ。
AEWで厳しい生存競争に身を投じることになるが、「ここ1年AEWの戦いを見ていて、レベルの高さというところでは正直、僕自身もDDTのストロングの部分も負けてないという自負はあるんですけど、なんせ狭き門なんで。去年行った状況とも違うし、この1年間で選手も増えて、選手層も厚くなって、行ったから当たり前のように試合が組まれるわけじゃないと思う」と覚悟の上。「1試合1試合がチャレンジになるし、それを乗り越えて、日本、DDTのファンの人たちにも、海を飛び越えて届くくらい活躍するつもりで行きます」と目を輝かせながら誓ってみせた。
