3/4【DDT】佐々木電撃登場、3・21後楽園での復帰を宣言 EXTREME前哨戦は鼓太郎制す「今こそ秋山準を超える」
『DDT YOKOHAMA Unlimited Vol.2』が4日、神奈川・横浜ラジアントホールで行われ、目の故障で欠場中の佐々木大輔が3・21後楽園大会での復帰を宣言。DDT EXTREME王座戦へ向けた前哨戦が鈴木鼓太郎が制し、「今こそ秋山準を超える」と誓った。
佐々木は1・13新宿大会後に失踪。その後、左目の手術を受けていたことが判明した。本人の希望で3・30米ハリウッド大会での復帰戦が決まっていたが、この日、第4試合終了後に突如出現。缶ビールをあおりながらリングに上がると、「このリングに何かが足りないと思わねぇか? 佐々木大輔が足りねぇ。3月21日、DDT26周年、後楽園。そこに佐々木大輔って書いてねぇじゃねぇか」と主張。3・21後楽園大会での復帰を意思表示すると、今林久弥GMも承諾した。
去り際に報道陣に囲まれた佐々木は「このケガは100%治るもんじゃねぇ。ただ、あいつらをぶちのめす。それぐらいは治ってる」と復調を強調し、「(カードは)何でもいい。とにかく俺の名を入れろ。このリングに足りないのは佐々木大輔。2ヶ月、あいつらが何をやってたか知らないけど、後楽園のリングで会えば分かるだろ」とアピール。復帰後の狙いを問われると、「DDTのリングを破壊することだ。米国に行くことも決まってるだろ。1回手術したということは、この先いつまで(目が)もつか分からない。だから好き勝手してやる」と宣言し、「米国に行った後、一人でメキシコに行ってくる。今やりたいことをやりたいようにやる」と復帰後のプランも披露して伊勢佐木町の飲み屋街へと消えていった。
大会後、DDTは3・21後楽園大会の一部カードを変更。MJポー&KANONと組んでクリス・ブルックス&ドリュー・パーカー&新納刃組と対戦する佐々木復帰戦が決まった。
第5試合では3・21後楽園大会でDDT EXTREME王座を争う王者・秋山準と挑戦者・鈴木鼓太郎の前哨戦(秋山&岡田佑介組vs遠藤哲哉&鼓太郎組)が組まれた。気迫みなぎる鼓太郎は秋山に激しいエルボーを叩き込み、エルボースイシーダを発射。最後はローリング・エルボー、タイガードライバーと三沢光晴さん譲りの技のオンパレードで岡田を料理した。
前哨戦を制した鼓太郎は「俺の記憶のなかにある秋山準だった。ノアで一線を張って、全日本の最前線を走っていて」と変わらぬ秋山の強さを実感。「やる意味あるよね。10年前ならチャレンジマッチだったかもしれないけど、今こそ秋山準を超える」と改めて宣言した。一方、秋山は「あいつのエルボーを久々に食らって気持ちよく首に電気が走ったよ」と振り返り、「俺も3倍返しでいくから。覚えておけよ」と通告していた。
☆3/21(火・祝)東京・後楽園ホール『Judgement2023〜後楽園史上最長5時間スペシャル〜』12:00開場、14:00開始
▼スペシャル6人タッグマッチ〜CHARISMA RETURNS!
新納刃
ドリュー・パーカー
クリス・ブルックス
vs
KANON
MJポー
佐々木大輔