【DDT】ディーノが8年ぶりEXTREME王座戴冠 アイアンマンも奪取で夢虹を11・23後楽園で迎撃へ 2024/10/20
『God Bless DDT 2024』が20日、東京・後楽園ホールで行われ、男色ディーノが超難解なルールで彰人を破り、約8年ぶりにDDT EXTREME王座返り咲き。アイアンマンヘビーメタル級王座も奪取し、11・23後楽園大会で“高校生レスラー"夢虹を迎え撃つダブルタイトルマッチが決まった。 EXTREME王座は王者がルールを指定できる。王者・彰人が指定したのは「nobodyknows+ルール」。9つの勝利条件・NGムーブが用意され、試合前にその中からレフェリーが選んだ一つを採用。その勝利条件をクリアした選手が勝者、またはNGムーブをした選手が敗者となる。採用された勝利条件・NGムーブはレフェリー以外の誰にも明らかにされないという特殊なもの。ディーノが同王者だった2014年9・28後楽園大会で彰人が挑戦した際、ディーノが指定したルールと同じで、そのときは彰人が「3カウント後告白」で勝利して王座に就いている。 今回の9つの勝利条件・NGムーブは「1カウントフォール」「英語NG」「(ディーノの愛犬の)ハクにお手をさせる」「ロープエスケープ禁止」「セコンドクラッシュ」「コーナーポスト外し」「場外カウント3」「3カウント後告白」「脱ぐの禁止」。戦っている選手もどうすれば勝利でき、どうすれば負けるのか分からないため、両者とも手探り状態。まずは「場外カウント3」でないことが判明し、その後も「1カウントフォール」「ハクにお手をさせる」「セコンドクラッシュ」「脱ぐの禁止」が消されていった。 ディーノはリップロック、男色ドライバーと攻勢に出て、リバースえび反りジャンプを狙ったものの、あえなく自爆。すかさず彰人が外道クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。10年前と同じ「3カウント後告白」と判断した彰人はディーノへの愛を延々と伝え、「この団体のためにこれからもずっとやっていきましょう。DDT(ドラマティック・ドリーム・チーム)のためにやっていきましょう。よろしくお願いします」と呼びかけた。が、ここでレフェリーがゴングを要請。彰人の勝利と思われたが、NGムーブは「英語禁止」。レフェリーが“DDT"を英語禁止に反すると厳格に判断し、ディーノの手を挙げた。 ディーノは2016年12月に第37代王者から陥落以来、7年10ヵ月ぶり9度目のEXTREME王座戴冠となった。試合後、今林久弥GMがリングに上がり、初防衛戦が11・23後楽園大会となることをアナウンス。戦いたい相手を問われたディーノは夢虹を希望した。 だが、今林GMは「それは無理。夢虹は高校2年生だから。16歳の男子高校生と男色ディーノのシングルマッチは会社的に問題がある。コンプライアンス的にも」と拒絶。事実、これまで両者が試合で絡むことはほとんどなかったが、ディーノは「夢虹がどんな気持ちでリングに立ってるか分かってる? まだ高校生? 違うね、もう高校生。自分の人生でやりたいことくらい自分で決める年だと思う。チャンピオンがやりたいと言ってるんだ。決めるのはお前じゃなく夢虹だ」と主張した。 そこへ夢虹がやってきて「やらせてください。勝ったら、そのベルト獲れるんですよね? 断る理由なんかないです。そのベルトに挑戦させてください」と熱望。ディーノは「やるからには(キッズレスラー時代の)8年前のあんたとじゃない。今の2024年の夢虹と戦うよ。遠慮しないからな」と返答した。 両者が合意したことで、今林GMも渋々認め、11・23後楽園大会でディーノと夢虹によるEXTREME王座戦が決定。この日、夢虹が平田一喜から奪取したアイアンマンヘビーメタル級王座もかけられることになった。が、ディーノは夢虹が背中を見せたスキに丸め込んで3カウントを奪い、アイアンマン王座を強奪。シングル2冠王のディーノに夢虹が挑む形となった。 ☆11/23(土)東京・後楽園ホール『Get Alive 2024』10:30開場、11:30開始 ▼DDT EXTREME&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合 [挑戦者] 夢虹 vs 男色ディーノ [第61代EXTREME王者&第1683代アイアンマン王者] ※ディーノEXTREME王座初防衛戦、アイアンマン王座防衛戦 ※アイアンマンヘビーメタル級王座の性質上、当日DDT EXTREME王座のみが懸けられている場合がございます ※ルール未定 【ディーノの話】「ハクのお手が成功した瞬間、私は勝ちを確信して。あとのことはもう勝ったつもりでいて、どうでもよくなって。最後にきれいな流れでいかれたなって思ってたら、気付いたらベルトが2つ。人生、あきらめてもなんとかなることもあるんだな。夢虹とはずっとやらなきゃいけないと思ってた。8年前にキッズとして入ってきて、ちゃんと鍛え直してやり直しはしたんだけど、それでもまだ高校生だなんだって言われてる。1回やり直して再デビューしたのに周りが甘やかしちゃいけない。そう思って指名した。私情ではないです。夢虹をオトナにしてみせます。(ルールは?)夢虹がオトナになるためのルールをちょっと考える。(リップロックも容赦なく?)リップロックが反則だってプロレスの辞典には載ってないから合法でしょ。リングである以上、すべて攻撃します」 【彰人の話】「見ての通り、丸裸になりました。もう僕の腰にはベルトもない。英語だけは言わないようにと思って戦っていたんですけど、これに関してはちょっとかけに負けました。EXTREMEがなくなっても、自分を表現する場をつくっていきます。ただEXTREMEは僕にとって一番大事なベルトなので、また奪い返そうと思います。男色ディーノに獲られたというのが、自分のなかで物語が始まるかなって思います」 【夢虹の話】「指名されて、まさか自分やと思わなかったので、驚いた部分はあるんですけど。9・29後楽園でEXTREMEというルールで試合をして、EXTREMEのベルトの楽しさ、刺激を受けて興味を持ったんです。だから挑戦者に指名していただいてすごくうれしいです。会社は僕と男色さんの試合はダメだとか言うけど、リングに立ってる以上、高校生だけど、一レスラーとして戦ってるので、ガッチリあのベルトを獲りにいきたい。アイアンマンも11月23日までに獲り返して。そして僕が2冠王者になります」
『God Bless DDT 2024』が20日、東京・後楽園ホールで行われ、男色ディーノが超難解なルールで彰人を破り、約8年ぶりにDDT EXTREME王座返り咲き。アイアンマンヘビーメタル級王座も奪取し、11・23後楽園大会で“高校生レスラー"夢虹を迎え撃つダブルタイトルマッチが決まった。
EXTREME王座は王者がルールを指定できる。王者・彰人が指定したのは「nobodyknows+ルール」。9つの勝利条件・NGムーブが用意され、試合前にその中からレフェリーが選んだ一つを採用。その勝利条件をクリアした選手が勝者、またはNGムーブをした選手が敗者となる。採用された勝利条件・NGムーブはレフェリー以外の誰にも明らかにされないという特殊なもの。ディーノが同王者だった2014年9・28後楽園大会で彰人が挑戦した際、ディーノが指定したルールと同じで、そのときは彰人が「3カウント後告白」で勝利して王座に就いている。
今回の9つの勝利条件・NGムーブは「1カウントフォール」「英語NG」「(ディーノの愛犬の)ハクにお手をさせる」「ロープエスケープ禁止」「セコンドクラッシュ」「コーナーポスト外し」「場外カウント3」「3カウント後告白」「脱ぐの禁止」。戦っている選手もどうすれば勝利でき、どうすれば負けるのか分からないため、両者とも手探り状態。まずは「場外カウント3」でないことが判明し、その後も「1カウントフォール」「ハクにお手をさせる」「セコンドクラッシュ」「脱ぐの禁止」が消されていった。
ディーノはリップロック、男色ドライバーと攻勢に出て、リバースえび反りジャンプを狙ったものの、あえなく自爆。すかさず彰人が外道クラッチで丸め込んで3カウントを奪った。10年前と同じ「3カウント後告白」と判断した彰人はディーノへの愛を延々と伝え、「この団体のためにこれからもずっとやっていきましょう。DDT(ドラマティック・ドリーム・チーム)のためにやっていきましょう。よろしくお願いします」と呼びかけた。が、ここでレフェリーがゴングを要請。彰人の勝利と思われたが、NGムーブは「英語禁止」。レフェリーが“DDT"を英語禁止に反すると厳格に判断し、ディーノの手を挙げた。
ディーノは2016年12月に第37代王者から陥落以来、7年10ヵ月ぶり9度目のEXTREME王座戴冠となった。試合後、今林久弥GMがリングに上がり、初防衛戦が11・23後楽園大会となることをアナウンス。戦いたい相手を問われたディーノは夢虹を希望した。
だが、今林GMは「それは無理。夢虹は高校2年生だから。16歳の男子高校生と男色ディーノのシングルマッチは会社的に問題がある。コンプライアンス的にも」と拒絶。事実、これまで両者が試合で絡むことはほとんどなかったが、ディーノは「夢虹がどんな気持ちでリングに立ってるか分かってる? まだ高校生? 違うね、もう高校生。自分の人生でやりたいことくらい自分で決める年だと思う。チャンピオンがやりたいと言ってるんだ。決めるのはお前じゃなく夢虹だ」と主張した。
そこへ夢虹がやってきて「やらせてください。勝ったら、そのベルト獲れるんですよね? 断る理由なんかないです。そのベルトに挑戦させてください」と熱望。ディーノは「やるからには(キッズレスラー時代の)8年前のあんたとじゃない。今の2024年の夢虹と戦うよ。遠慮しないからな」と返答した。
両者が合意したことで、今林GMも渋々認め、11・23後楽園大会でディーノと夢虹によるEXTREME王座戦が決定。この日、夢虹が平田一喜から奪取したアイアンマンヘビーメタル級王座もかけられることになった。が、ディーノは夢虹が背中を見せたスキに丸め込んで3カウントを奪い、アイアンマン王座を強奪。シングル2冠王のディーノに夢虹が挑む形となった。
☆11/23(土)東京・後楽園ホール『Get Alive 2024』10:30開場、11:30開始
▼DDT EXTREME&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合
[挑戦者]
夢虹
vs
男色ディーノ
[第61代EXTREME王者&第1683代アイアンマン王者]
※ディーノEXTREME王座初防衛戦、アイアンマン王座防衛戦
※アイアンマンヘビーメタル級王座の性質上、当日DDT EXTREME王座のみが懸けられている場合がございます
※ルール未定
【ディーノの話】「ハクのお手が成功した瞬間、私は勝ちを確信して。あとのことはもう勝ったつもりでいて、どうでもよくなって。最後にきれいな流れでいかれたなって思ってたら、気付いたらベルトが2つ。人生、あきらめてもなんとかなることもあるんだな。夢虹とはずっとやらなきゃいけないと思ってた。8年前にキッズとして入ってきて、ちゃんと鍛え直してやり直しはしたんだけど、それでもまだ高校生だなんだって言われてる。1回やり直して再デビューしたのに周りが甘やかしちゃいけない。そう思って指名した。私情ではないです。夢虹をオトナにしてみせます。(ルールは?)夢虹がオトナになるためのルールをちょっと考える。(リップロックも容赦なく?)リップロックが反則だってプロレスの辞典には載ってないから合法でしょ。リングである以上、すべて攻撃します」
【彰人の話】「見ての通り、丸裸になりました。もう僕の腰にはベルトもない。英語だけは言わないようにと思って戦っていたんですけど、これに関してはちょっとかけに負けました。EXTREMEがなくなっても、自分を表現する場をつくっていきます。ただEXTREMEは僕にとって一番大事なベルトなので、また奪い返そうと思います。男色ディーノに獲られたというのが、自分のなかで物語が始まるかなって思います」
【夢虹の話】「指名されて、まさか自分やと思わなかったので、驚いた部分はあるんですけど。9・29後楽園でEXTREMEというルールで試合をして、EXTREMEのベルトの楽しさ、刺激を受けて興味を持ったんです。だから挑戦者に指名していただいてすごくうれしいです。会社は僕と男色さんの試合はダメだとか言うけど、リングに立ってる以上、高校生だけど、一レスラーとして戦ってるので、ガッチリあのベルトを獲りにいきたい。アイアンマンも11月23日までに獲り返して。そして僕が2冠王者になります」
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