5/25【NOAH】桜庭が“一気飲みで景気づけ"拒否 ナショナル戦へ杉浦が「絶対噛み合わない」宣言?
5・31後楽園大会のGHCナショナル選手権試合「(選手権者)杉浦貴vs桜庭和志(挑戦者)」に向けた調印式が25日、都内ホテルで開かれ、桜庭が提案された“ノンアルコールビール一気飲み"での景気づけをしれっと拒否し、杉浦は「絶対噛み合わない」宣言を放った…。
昨年のプロレス大賞最優秀タッグチームが、今度はナショナル王座を懸けて同門対決。4・29名古屋大会のナショナル王座戦「杉浦貴vs藤田和之」に続く杉浦軍対決となる。
遺恨なき同門戦だけに、前回調印式では腕をクロスさせてのビール一気飲みで景気づけ。今回も杉浦がノンアルコールビールを所望すると、腕をクロスさせながら両雄一気に飲み干した…かと思われた。
ところが桜庭はチビチビとしか飲まずに、しれっと拒否。杉浦からツッコまれても「泡モンはダメ」「量が多すぎる」「焼酎かハイボールならOK」などと言い訳を繰り返し、杉浦は「藤田の時はお互い気持ちが一緒だからお互いイッキしたけど、今回は同門対決だけどね、試合は噛み合わないな…こりゃ。UFCで殿堂入りしてPRIDEで大活躍した桜庭和志がそんなセコいこと言うんですか? 試合は絶対噛み合わないから!」とタイトルマッチを前に“絶対噛み合わない宣言"を放った。
確かに「杉浦vs藤田」戦は調印式から両者真っ向勝負を宣言し、実際の試合でも互いに逃げない壮絶な試合が生まれた。
一方で今回は一気飲みでも“スタンス"がハッキリ分かれたばかりか、会見の席でも「作戦」をめぐる腹の探り合いを展開…。同じ杉浦軍同門対決でも真逆の色合いとなりそうだが、果たして――。
【会見の模様】
※両者調印書にサイン後
▼杉浦「調印式で杉浦軍同門対決といえばビールでしょ。まぁこんなご時世だからノンアルコールで、ノンアルで乾杯だ!」
※ジョッキのノンアルコールビールが運ばれてきて、桜庭と腕をクロスさせながら互いにイッキ…かと思いきや、桜庭はチビチビしか飲まず。杉浦はブツブツ文句をいうが、桜庭は受け流す
▼杉浦「藤田の時はお互い気持ちが一緒だからお互いイッキしたけど、今回は同門対決だけどね、試合は噛み合わないな…こりゃ。なんで飲まないんすか?」
▼桜庭「泡モンだめなんすよ。焼酎なら…」
▼杉浦「あのね、家で発泡酒しか飲まないから泡モンだめなんですよ。あの桜庭和志がビールじゃなくて発泡酒飲んでるんですよ。だからダメなんすよ」
▼桜庭「焼酎かハイボールだったらOK!」
▼杉浦「じゃあ試合終わって、俺の勝利祝いでやりましょう」
▼桜庭「それはこっちこっち、こっち勝利祝い」
▼杉浦「いやいや。まぁイッキしてくれない時点で試合は絶対噛み合わないから!」
▼桜庭「量が多すぎますって」
▼杉浦「いやね、UFCで殿堂入りしてPRIDEで大活躍した桜庭和志がそんなセコいこと言うんですか? 試合は絶対噛み合わないから!」
――絶対に噛み合わないそうだが?
▼桜庭「噛み合うか噛み合わないかはやってみないと分からないですよね」
――対戦相手としての桜庭の印象は・
▼杉浦「やりづらいよね。さっき言ったように噛み合わないと思う。前哨戦でも張り手もブロックされるわ、交わされるわ…で。俺もサクの寝技に絶対付き合わないし。だから噛み合わないって言ってるんだよね」
――土俵に乗ってこない姿勢は、イッキしない姿勢からも見て取れた?
▼杉浦「見えたね。俺、試したんだよ。藤田の時はイッキで心が通じ合った。だからああいう熱い試合ができた。でもノンアルだぞ! ノンアルビールも飲んでくれないんだぜ!? 元パートナーが!」
▼桜庭「そんな怒らなくてもいいでしょうが…」
――杉浦の土俵には上がらない・
▼桜庭「いやもうテキトーにハイ。僕は僕のペースでやります」
――互いに手の内を知る仲だが、だからこその秘策ある?
▼杉浦「じゃあ張り手は左行った後に右いくよ。左行ったあとに右にいって、右にいったあと左行くから。気をつけて」
▼桜庭「……いただきました。僕は言いません」
▼杉浦「ちょっとぐらい教えてくれてもいいんじゃないの? 腕来るのか、足来るのか。クインテットの時は上半身だけだったんで、今回も限定してもらっていいかな?」
▼桜庭「じゃあ前回は腕だけだったんで、今回は足だけ。タックルも足だけ。全部足だけにしますよ」
――試合の結果次第ではタッグも決裂する?
▼杉浦「この状況で腕をクロスさせてるのにイッキしない人初めてだからさ。試合後に得意のハイボール? 焼酎? イッキしてもらいたいよね。そしたらまた考える…っていうか」
――あとはササダンゴマシン選手が…
▼杉浦「(※言葉を制して)お前それやめろって言ってんだろ。(※突然革命戦士口調で)俺はあいつには『またくなよ』って言ってんだ。その名前はやめろウン、分かったか?」